クリスマスが大好きです。
サンタにワクワクしながら、ねむる夜。
枕元に置いてある、プレゼント。
幼少期の記憶はだいたい忘れてますが、
聖なる夜のことだけは昨日のことのように思い出せます。
(サンタのサインをもらったことだってあります。
筆記体でした)
それはおそらく、プレゼントだけでなく、
クリスマスパーティーを開いてもらっていたことも
影響しているでしょう。
その集いには、仲のいい家族がたくさん集まります。
とにかくにぎやかで、とにかく楽しい会なのです。
女子は料理のお手伝い、男子はツリーの飾りつけ。
みんなでパーティーを作っていきます。
ディナーは、クリスマスの定番ローストチキンでなく、
ぼくらの間で当時はやっていたミートローフ。
こどもが飲めるシャンパンなんかもあったなあ。
そしてごちそうさまのあとは、
お待ちかねのプレゼント交換!
みんなで大きな輪になって、
クリスマスソングを歌いながら、
プレゼントを回していきます。
しかし必ずここで、リズムに乗り切れない人が出てきます。
「だれだー!」なんて言ってみんな大笑い。
でもだいたい同じ人なんですけどね 笑
そんな絵に描いたような、ハッピークリスマス。
***
そこで、大人になったぼくはさらに思うのです。
この特別な一日の締めくくりとして、
家族みんなで『ホーム・アローン』が観られたら、と。
クリスマスパーティーのあとに、
クリスマスのお話を。
家族に置き去りにされてしまった子のお話を、
家族みんなで。
ただでさえ面白い名作コメディを、
こんなシチュエーションで観ることができたなら。
おそらく『ホーム・アローン』は、
家族全員のフェイバリットムービーになってしまうはず。
しかも本作をこの世に生み出してくれた
製作者のみなさんだって、絶対によろこんでくれるはず!
みんなハッピー!これぞクリスマスの奇跡です。
ぜひ、みなさんも早速、
今年のクリスマスに開催してみてはいかがでしょうか?
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『ホーム・アローン』
Blu-ray 1,905円+税
20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
(C)2016 Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC. All Rights Reserved.
映画選定・執筆
キノ・イグルー
有坂塁
東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、 無人島などで、世界各国の映画を上映している。
さらに「あなたのために映画をえらびます」という映画カウンセリングや、
目覚めた瞬間に思いついた映画を毎朝インスタグラムに投稿する「ねおきシネマ」など、
大胆かつ自由な発想で映画の楽しさを伝えている。
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