ぼくの秘かな夢を告白します。

いつの日か、7月7日・七夕の日に、
全国すべての小学校で、宮沢賢治原作『銀河鉄道の夜』を
野外上映したいと思っているのです。

ジョバンニとカムパネルラが
銀河鉄道で天の川の旅をするこのお話は、
実際に天の川周辺にある星や星座なども登場し、
夜空への思いをかき立てられずにいられません。

そして上映中の日本を上空から俯瞰してみると、
映画を写し出す光の集合体で、日本列島に大きな天の川ができるのでは、
とか考えてしまったりするのです。

夏が来たらプールに入るのと同じように、
季節の新たな行事としてこんな企画がスタート出来ないかなあ。


そのときのお知らせには、
こんな言葉を添えて。


孤独で空想好きな少年。
時を刻む、振り子の音。
南十字星。
悲しみの予感と新たな希望。

夏祭りの夜。
盲目の無線技師。
逆さまの世界。
ほんとうのしあわせ。

上映中に、夜空から、
銀河鉄道がやってきたら
あなたは、飛び乗ってしまうのでしょうか。

僕たちはどこまでもどこまでも、
一緒だって言ったじゃないか。

あなたと旅する、銀河鉄道の夜。

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『銀河鉄道の夜』
DVD　3,800円+税
発売元：アスミック・エース
販売元：ＫＡＤＯＫＡＷＡ