季節の変わり目こそ、ワードローブの見直しの絶好のチャンス。
と言い聞かせ、今年は春物を何点か購入することにしました。
現時点でお迎えすることになったのは、この6点。
・春物のコート2着(ともにマーガレット・ハウエル)
・カーディガン(agnès b.)
・ボーダーカットソー(古着)
・スニーカー2足(CAMPER、Spring Court)
いい買い物ができて、大満足!
こうやって書いているだけでもテンションがあがります 笑
アイテムや色味などでのチャレンジはしていないのですが、サイズ感はいつもよりゆったり目。
ああ、早くこれを着て映画館へ出かけたい。春の訪れに、今からワクワクしています。
もちろん映画からの影響で、洋服を買うこともよくあります。
最近だと、着せ替え人形のようにいろいろなファッションが堪能できる『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』。
この映画は見た目にも素晴らしいのですが、
何と言っても主人公たちが"おしゃれ"を楽しんでいるところに心を持っていかれます。
自分を着飾ることへの迷いが一切ない。
清々しいまでに「好き!」が溢れ出てるから、
観ているだけでワクワクしてくるのです。
ちなみに物語は、こんな感じになっています。
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スコットランドのグラスゴーのとある街。
入院中の少女イヴは、一人ピアノに向かい曲を書いていた。
ある日、彼女は、病院を抜け出し向かったライブハウスで、
アコースティック・ギターを抱えたジェームズに出会い、
さらに友人のキャシーを紹介された。
2人の少女と1人の少年は一緒に音楽を作り始める。
魅力的なのにどこか孤独を感じさせるイヴ。
密かにイヴに恋をする理屈屋のジェームズ。
天真爛漫な年下のキャシー。
その夏、3人の友情と恋が、音楽にのって始まった…
***
ひと夏のビタースイートな青春物語を、ポップな映像で描きだしたミュージカル作品。
おまけに監督が、バンド「ベル・アンド・セバスチャン」のフロントマン、
スチュアート・マードックなのだから音楽面もファッションも言うことなし!なのです。
監督がコーディネートでこだわったのは、
1950年代~70年代の古着ミックスのスタイリングだとか。
たとえば、丸エリのキュートな花柄ブラウスや、ガーリーなワンピース、
フレンチマリンスタイルもあれば、レディな魅力たっぷりのブラックドレスまで、
さまざまなアイテムが登場。
さらに、ベレー帽やヘアバンド風にしたスカーフなど、小物使いまで抜かりはありません。
(登場するブランドは、FRED PERRYやTOPSHOP、American Apparelなど)
ほんと、シーンが変わるたびに、
衣装や髪型がころころ変わるので観ていて飽きません。
かわいいが止まりません。
2020年の春は、そんなおしゃれ映画の最高峰『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』を観てから、
ワードローブを考えてみるのはいかがでしょうか?
もちろん、ネオアコ/ギターポップ好きにもオススメですよー
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『ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール』
DVD 3,800円+税
Blu-ray 4,700円+税
発売元:アット エンタテインメント
販売元:TCエンタテインメント
©FINDLAY PRODUCTIONS LIMITED 2012
映画選定・執筆
キノ・イグルー
有坂塁
東京を拠点に全国のカフェ、パン屋、酒蔵、美術館、 無人島などで、世界各国の映画を上映している。
さらに「あなたのために映画をえらびます」という映画カウンセリングや、
目覚めた瞬間に思いついた映画を毎朝インスタグラムに投稿する「ねおきシネマ」など、
大胆かつ自由な発想で映画の楽しさを伝えている。
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