僕が＂好き＂を仕事にしているからでしょうか、

昔から＂好き＂にまつわる相談を受けることが、とても多いです。


学生だけでなく、社会人として実績のある方や、主婦の方など。

「やりたいことはあるけんだど、一歩が踏み出せません。」

「好きなことは仕事にしない方がいいんですよね。」

「年齢的に、今さらですよね。」など。

悩みは、人それぞれです。


そんなとき、僕は迷うことなく全力で背中を押します。

100%ではなく、120%の気持ちをこめて。

せっかく好きなことがあるわけですから、

チャレンジしなかったら、後悔しか残りません。

とりあえず、やってみればいい。

子どものときと同じ理論です。


一歩を踏み出せば、どこかへたどり着くことが出来ますが、

恐れていたら、5年後も同じ場所のまま。

心が動いたときこそが、タイミングなのだと思います。


そして、一歩を踏み出すことに年齢が関係ないことは、

この映画を観れば、ご理解いただけると思います。

『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』。

こちらは、2015年に製作されたイギリス、アメリカの合作映画となります。


まずはストーリーからご確認ください。


＊＊＊


様々な事情で5人になった男女は、

高級ホテルになる＂予定＂のボロホテルを今ではすっかり気に入っていた。

そんな彼らに、新たな選択が待ち受ける。

イヴリンは才能を生かしたビジネスチャンスを手にするが、

互いに好意を抱くダグラスとの関係を前に進める勇気はなかった。

副支配人として大活躍のミュリエルは皆を見守っていたが、

彼女にも誰にも言えない秘密があった。

一方、若きオーナーのソニーは

ホテルの拡大と恋人との結婚という二大イベントを前に、

次々と問題を起こしてしまう。

そんな時、謎めいた客がやって来る――


＊＊＊


本作は、世界各国で大ヒットを記録した

『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』の続編にあたる作品となります。


前作では、＂神秘の国インドの高級リゾートホテルでエレガントな時を＂

という謳い文句に惹かれ、

イギリスからインドのボロホテルへやって来た男女の新たな一歩を描きました。

ラストの場面では、

｢何事も最後は大団円。不満があるときは覚えておいて、まだ途中なのよ。｣

なんていう素敵なセリフもありました。


そして、そこから始まる新たな物語が、

『マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章』というわけです。


さて、そんな続編企画ですが、

よくネックになっているのがキャスティング問題。

「あのキャラクター、別人になっちゃうの！？」

という経験、みなさんもおありかと思います。

でも本作に限っては、登場人物の多い群像劇にも関わらず、

ジュディ・デンチ、ビル・ナイ、

マギー・スミスら前作のメンバーが大集合。

おまけに、名優リチャード・ギアまで参戦しているのだから言うことなしです。

きっと、みんなが第一作目を愛していたのでしょう。


さらに大ヒット作の続編ということで、映像面もスケールアップ！

ポイントは、インドの伝統的な結婚式で披露されるダンスシーン。

どの場面かは伏せておきますが、

贅を尽くしたウェディングパーティーにて、

大迫力のボリウッドダンスを観ることができるのです！

しかも、後半にはメンバーも参加して！


歌って踊って、その場にいる全員がハッピー。

まるでマサラムービーに参加しているかのような祝祭感が味わえる

名シーンとなっているので、お楽しみに。


「待ってても幸せは来ない」というセリフに表れているように、

隠居生活ではなく、アクティブに生きようとする姿に

元気がもらえる作品となっています。


一歩を踏み出せずにいる方は、

ぜひとも、2作続けてご覧になってください。


この人たちは、人生を3倍は楽しんでいますよ！！


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『マリーゴールド・ホテル　幸せへの第二章』
ディズニープラスのスターで配信中
公式サイト：https://disneyplus.jp/
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