⼦供に見て欲しい。そう思える「⼦供向け映画」のオススメは︖
でも、子どもたちと一緒に見る一本を改めて選ぼうとすると、「安心して見せられる内容で、退屈しないストーリー、できれば大人も一緒に楽しめて…」と、理想の条件をみたすものって、なかなか思い浮かびにくいものですよね。
そこで今回は、家族みんなで楽しめる「キナリノ的オススメ子供向け映画」をセレクトしてみました!
外国映画でも吹き替え版がある作品を選びましたので、お子さんも楽しめますよ。
あえて、誰もが知っている「ジブリの名作以外」からセレクト
ついつい引き込まれる素晴らしい作品の数々ですが、今回は、あえて皆さんが知らない作品も紹介できるように、「ジブリの名作以外」の作品に絞り込んで、DVDやアマゾンプライム(アマプラ)の中からピックアップしました。
お馴染みの作品以外からピックアップした今回の映画リスト…さて、みなさんのお眼鏡に合うのはどの一本でしょう?
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⼦供向け映画①:公開年がやや新しい作品 3選
映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ(2019年)
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映画ドラえもん 新・のび太の⽇本誕⽣(2016年)
家でも学校でも叱られてばかりの姿がお馴染みののび太。「決心したぞ! 僕は家出する! ! 」
同じころ、ドラえもん、しずか、ジャイアン、スネ夫たちもそれぞれの理由で家出を決心したものの…行くところがなく途方に暮れる中、だったらまだ誰も住んでいない日本へ―と、向かったのはなんと7万年前の原始時代!
そして、大冒険が始まる―。
元々は漫画を原作として公開された映画「のび太の日本誕生」(1989年)をリメイクしたこちらの作品。旧作になかったシーンを盛り込んだり、終盤を丁寧に描くなど、かつての日本誕生ファンもむしろこちらに一票を入れるほどの仕上がりと大評判です♪
旧作ファンだったパパ・ママも心新たに、お子さんと改めてドキドキワクワクを味わえる作品です。
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パディントン(2014年)
日本でもおなじみ「パディントン」が実写(!?)で映画に登場!
紳士なハートの持ち主「パディントン」が、素敵な家と新たな人生を探しにやってきたロンドンで都会暮らしをスタート!そんなある日、彼をつけ狙う謎の美女・ミリセントに誘拐されてしまい―。
チャーミングな登場人物と、やがて居場所を見つけるパディントンに、幸せな気持ちがもらえる感動作。エンターテインメントとしてはもちろん、笑顔がほしい時にピッタリの一本です。
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⼦供向け映画②:安定の⼤⼈気シリーズ
「怪盗グルー」シリーズ(2010-2021年)
一つ目や二つ目の黄色いカプセル型のフォルムで、今や大人気のキャラクター「ミニオンズ」。
実はミニオンは、もともと、アメリカの3Dアニメ「怪盗グルー」シリーズに登場しました。怪盗軍団のリーダー「グルー」の手下として登場―つまり、脇役だったのをご存知ですか?
そのユニークで愛らしいルックスとキャラクターから、すっかり人気者となり、彼らがメインの映画も続々公開されるほどに!
メインシリーズ、スピンオフシリーズ共に、愉快なストーリー展開はもちろん、ミニオンの容姿の可愛さと中身のギャップの大きさに、親子そろってたちまち虜になるはずです♪
怪盗グルーの⽉泥棒 3D(2010年)
怪盗グルーのミニオン危機⼀発(2013年)
怪盗グルーのミニオン⼤脱⾛(2017年)
●スピンオフシリーズ:「ミニオンズ」シリーズ 2作品
ミニオンズ(2015年)
ミニオンズ フィーバー(2021年)
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⼦供向け映画③:好奇⼼旺盛︕⼦供がワクワクする映画 3選
ファインディング・ニモ(2003年)
オーストラリア、グレート・バリアリーフ。美しい青い海で生まれたカクレクマノミのニモがある日ダイバーにさらわれた!ニモの行方を捜す父親と、それぞれが出会う魚たちとの物語。
個性豊かなキャラクターと、美しいCGなど、見どころは満載ですが、子供にとってはまるで一緒に冒険しているかのような「冒険物語」、大人にとってはちょっと切ない「子離れの物語」…と、いつ、どんな立場で見るかによっていつも新たな感動が味わえる名作です。
ちなみに、「ファインディング・ニモ」での冒険の1年後を描く続編、「ファインディング・ドリー」もあるので、2作品で楽しむのもオススメです。
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チャーリーとチョコレート工場(2005年)
謎めいたチョコレート工場と、不思議な工場主ウィリー・ウォンカを描いたファンタジー。
毒のある映像とキャラクターは「子どもに受け入れられるのか?」と思うものの、不思議なことに摩訶不思議な世界に知らぬ間にドップリ浸かってしまうのは、鬼才ティム・バートンのなせる業。
映像に描かれる「チョコレートの川」に「食べても減らないキャンディー」は、まさに子供が夢見るような景色で、現実世界とはかけ離れたワクワク美味しい冒険を味わえます。
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ナイトミュージアム(2006年)
バツイチ、失業男のラリー。息子を失望させなぬよう職探しに奔走した彼が就いた仕事は、自然史博物館の夜警。その博物館は、夜の帳が降りると、もう一つの顔を覗かせる場所だった―。
「自分が眠った後の世界は、どんなものなんだろう?」と想像をめぐらせたことは誰にでも一度はあるはず。まして、恐竜の骨や剥製が並ぶ博物館の中なら、なおさら考えるだけでワクワクしますよね。
ジャケットを見ると「なんとなく怖そうな実写映画…」という印象ですが、見進めていくとテンポよくコメディ要素もふんだんで、大人も子供も笑いながら楽しめるオススメの映画です*
続編として、「ナイトミュージアム2(2009年)」、「ナイトミュージアム/エジプト王の秘密(2014年)」もありますよ。
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⼦供向け映画④:親も感動。1900年代映画の名作(アニメ・実写)
パンダコパンダ(1972年)
「スタジオジブリ」設立前の1972年に、あの「高畑勲×宮崎駿コンビ」が手掛けた名作。
当時小さな子供の父親であった彼らが「本当に子どもに見せるべき良質な作品を」という思いから企画した子どもたちに贈る短篇アニメーション2本が収録されています。
アニメのプロである以前に、一人の父親としての思いがたくさん詰まった作品は、安心して気持ちを委ねられる、心に沁みる仕上がりになっていますよ。
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アラジン(1992年)
お馴染み、ディズニーによる名作アニメーション映画。
貧しい青年アラジンが、魔法の洞窟で手に入れた不思議なランプ。その中から現れた魔神ジーニーから3つのお願いをかなえてもらうことに―。
「魔法のランプ」に「空飛ぶじゅうたん」…もう30年近く前の作品ですが、今も昔も変わらず心躍らせてくれる、夢と希望に満ち溢れたシーンの連続に、親子そろってやっぱり感動せずにはいられませんね。
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アイアン・ジャイアント(1999年)
9歳の少年・ホーガースは、森の中で人懐っこい鋼鉄の巨人“アイアン・ジャイアント”を発見する。すぐにアイアンと友達になったホーガースは内緒で家の車庫にアイアンを匿うが、巨大ロボットを目撃したという噂が広まって―。
大人に内緒の子供だけの世界、そしてストレートなストーリー…。オーソドックスとも言えますが、そのまっすぐさに心打たれ、大人も号泣する人が続出するという、ぜひ一度は見たい一本です。
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ふしぎの海のナディア(1990年) *テレビアニメ
西暦1889年。世界中の海で相次いで起こった謎の怪獣による船舶遭難事故により、父親が行方不明になった発明好きの少年ジャン・ロック・ラルティーグは、飛行機コンテストに参加すべく、パリ万博にやってきた。そんな中、一目ぼれした相手、それがナディア。ナディアと友達になろうとしたジャンだったが、そこにナディアの持つ宝石を狙う一味が現れる―。
こちらは、90年代に約1年にわたりNHKで放送され大人気となったアニメーション。
旧約聖書中の神話や、アトランティスなどの伝説、過去の歴史やSF、マンガ、特撮・映画、アニメのパロディなどを取り入れており、壮大でありながら常に子供の興味を惹きつける計算もふんだんに盛り込まれた、ワクワクが止まらない素晴らしいストーリーです。
Blu-ray BOXよりも気軽に視聴できる、アマプラ版をぜひチェックしてみて。
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ジュマンジ(1996年)
いじめられっ子のアランが見つけたのは、“JUMANJI" - 盤上での出来事がリアルに起きてしまうというゲーム。そうとは知らず、アランは、ガールフレンドのサラと早速ゲームを始めてしまい―部屋はジャングルに、階段には滝が流れ、道は大洪水に…!
実写の洋画は子どもが飽きてしまうことも多い中、気軽にみられるストーリーと、テンポのいい脚本、あらゆるところにちりばめられたコメディが、家族での映画タイムにピッタリ!
もちろん、ただ能天気なだけではなく、ちょっとホロリとくる展開もあって…親子で何度も見たくなる、根強いファンの多い映画です。
続編として「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル(2017年)」「ジュマンジ/ネクスト・レベル(2019年)」も。
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ビッグ(1988年)
12歳の少年が、ある朝目覚めたら大人になった!?心は子供なのに、30才の体で未知の世界に放り出されたジョッシュが織りなす、ファンタジックコメディ。
ちょっと背伸びしたい年ごろならではの心模様、身を置く見知らぬ世界、心と体がアンマッチな中出会う恋…。
主演は、なんと若かりしトム・ハンクス。この映画が驚くほどのハマり役!と評された好演も必見です。
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〜番外編〜 思春期になったら⼦供に見て欲しい映画
いまを⽣きる(1989年)
時は1959年。規律や親の期待に縛られつつ日々を過ごすアメリカの名門全寮制高校の生徒たち。そこに赴任してきた教師・キーティング。彼の授業を通して、変わってゆく生徒たちは、自分自身の一歩を歩胃出すのだが、そこには現実の壁が立ちはだかって―。
いわゆる苦労もなさそうな「エリート」である高校生たちが、キーティングの授業で生き生きと輝いていく姿には、誰しもが感動を覚えるはず。
人との出会い、自分自身の人生について考え、未来への勇気とエネルギーをもらえる作品です。
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フォレスト・ガンプ(1994年)
「人生はチョコレートの箱みたいなもの 食べてみるまで中身は分からない」。この印象的なキャッチコピーでも有名な、不器用ながらもまっすぐな主人公「フォレストガンプ」の一生の物語。
ただひたすら自分の思いを貫く姿勢に、「人生を教わった」と語るファンは数えきれず、人生の節目に、何度も何度も見返したくなる名作です。
「少し斜に構えるのが格好いい」と思いがちな思春期の心でさえも動かすほどの主人公の思いは、きっと日々のバイブルにさえなるかもしれません。
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年)
誰もが抱くコンプレックスや秘密。主人公の9歳の少女・オリーブも例にもれず、自分の容姿や体型に複雑な思いを抱く一人。そんなオリーブが、夢だったビューティ・コンテストへの出場の切符を得る。それぞれに問題を抱えた家族と共にミニバスで会場を目指す道中は、波乱だらけで―。
登場人物それぞれに闇がありながらも、暗くならずユーモアを交えながら、観る側の感情を揺さぶりつつ展開されるストーリー。
人目を気にしたり、劣等感を抱きやすい複雑な思春期に、“いつでも味方でいてくれる存在”や、“ちょっと格好悪くても素直でいることの素敵さ”を気づかせてくれるあたたかい一本を、ぜひ。
子供たちに大人気のキャラクター「すみっコぐらし」のすみっコたちが、ある日絵本に吸い込まれた!
そこで出会った一人ぼっちのひよこ。「このコのおうちをさがそう!」―絵本の世界をめぐる旅がはじまります。
おしゃべりしないすみっコたちなので、お話がナレーションのみで進んでいく不思議な作りなのですが、気づけば大人も子供も引き込まれて…すみっコたちの優しさに心温まる、傑作と名高い作品。思わず涙してしまう大人も多いのだとか!