名物店主のお買い物日記 no.125
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さのカバー画像

さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、なかなかピンとくるリュックに出合えていない人に読んでほしいお話。前回大好評だったトートバッグに続き、カタカナ河野さんが熱い思いを語ります。

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2023年07月27日作成
河野純一
カタカナ 代表
河野純一
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」をコンセプトに、東京自由が丘でカタカナという雑貨店を開きました。両親はパタンナーと縫製の仕事、兄妹はデザイナーと洋服につつまれて育ち、就職は洋服の世界で20年!海外かぶれの僕が、日本の魅力に気がついてはじめたのがこの店です。オープン以来つづけている”さがしモノの旅”という名の全国をめぐる出張が楽しみでしようがありません。
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
やはり作ってしまいました。別注リュックのサイズ違いを。

僕の妻はリュックマニアです。「そんなにいるのかな?」ってくらいリュックサックを持っています。でも、数年前あるリュックサックに出会って、「リュックさがしの旅」が終わりました。それ以来ずっとこのリュック。
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
妻曰く、「ほぼ完ぺき」らしいです。どこが良いのかと聞くと、シンプルなのでどんな服にもあわせやすいのだとか。毎日の通勤にはもちろん、遊びに行くときも、出張や旅行にも!妻はいろいろなスタイルの服装を楽しみますが、どんな格好にもしっくりくるリュックはありそうで無いのです。
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
ただ、お店で接客をしていると、サイズで悩む方がとても多い。妻は156cmと小柄なのですが、大きなバッグが好きなので迷わずLサイズを選びました。

でも、お客さまが「Lサイズだと少し大きくて、Mサイズだとちょっと小さいかも?」と悩む気持ちはとても理解できるのです。そして2年前出来たのが、MサイズとLサイズの中間の別注サイズ!このサイズだけ外側に大きなポケットの特別仕様にしました。このポケットが、見た目に良く、機能面でもさらに使いやすいのです。
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
そんな自慢の一品ですが、お店でおもしろいことが起こっています。このリュックを使ってくれたお客さまが、サイズ違いを買いに来るんです。

「本当に良かったので、荷物の少ないとき用にMサイズが欲しくなりました!」

そのとき、かならず言われるのが「ほかのサイズも外側にファスナーがあれば良いのに……」との言葉。ずっと悩んでいたのですが、いろいろな人の協力をいただき、別注リュックのMとLサイズが完成しました。
さがしモノの旅が終わる!?“ほぼ完ぺき”なリュックの話 ―カタカナ 河野純一さん
そして河野は、これまた悩んだ末にMサイズを買って使いはじめました。
うん、完ぺき!サイズ違いで欲しくなる……。

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