名物店主のお買い物日記 no.174
雑貨感覚で選びたい。この夏もリピートしたTシャツの話 ―ラボラトリオ 井藤万紀子さのカバー画像

雑貨感覚で選びたい。この夏もリピートしたTシャツの話 ―ラボラトリオ 井藤万紀子さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、夏コーデに欠かせないTシャツのお話。ラボラトリオ井藤さんがリピートするほどのお気に入りとは……?

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2024年07月14日作成
井藤万紀子
ラボラトリオ 店主
井藤万紀子
2009年、長野県松本市に移住後、衣食住で好きなものを集めたショップ&カフェ「ラボラトリオ」を、2018年には松本の信毎メディアガーデン内に「MARKT(マルクト)」をオープンする。「食のクラフト」をテーマに、小さな生産者さんの作るおいしいもの、ナチュールワイン、食まわりの道具などを販売しています。おいしいものに出会えることにワクワクして旅先で市場や道の駅に立ち寄るのが大好きです。
雑貨感覚で選びたい。この夏もリピートしたTシャツの話 ―ラボラトリオ 井藤万紀子さん
雑貨感覚で選びたい。この夏もリピートしたTシャツの話 ―ラボラトリオ 井藤万紀子さん
夏の服は基本的に一枚で過ごすので、上に何を着るか、コーディネートをどうするか、そういうことを考えないで過ごす唯一の季節だなあと思います。夏の暑さは年々厳しくなって、Tシャツでさえ暑く感じられたりもしますが、それでもやっぱりTシャツは基本です。毎日ガシガシ洗って干して、だから今年もまた新しいものが欲しくなる。

プリントTシャツって、似合うか似合わないかというより「この絵が好きだから」という理由で選べる、洋服としては変わったアイテムです。部活や仲間内で揃いのものを作るというと大抵Tシャツですし、まとうことでメッセージを伝える役割を担うこともあるのがおもしろいなあと思います。

プリントTシャツを選ぶのは雑貨を選ぶのと似た楽しさがあります。「この絵がかわいいなあ」「これ、おもしろい」という理由で選ぶ。そのことがとても楽しい。洋服としてのファッション性よりも好きかどうか、楽しいかどうかが優先される。大抵お値段も手頃でそのあたりも雑貨と共通しています。
雑貨感覚で選びたい。この夏もリピートしたTシャツの話 ―ラボラトリオ 井藤万紀子さん
朝、目が覚めてしばらくベッドの中で起きようかどうしようかしばらくグダグダして、えいやっと起き上がる。引き出しの中から気分の上がるプリントのTシャツを引き抜いてパジャマから着替える。朝の喧騒が始まるまでのほんの短い時間を、ストレッチしたり、昨日取り込んだ洗濯物をちょっとだけ丁寧に畳んでしまったり、ゆっくりお茶を飲んだり。このときばかりは時間に追われずにゆったりと過ごす一人の贅沢なひととき。「今の気分」に合ったものをえらべる、というのはプリントTシャツの「絵」の持つ力です。
クスッと笑える絵、きれいな写真、ほっこりする柄。

イチゴTシャツはpot and teaさんがずっと作っているプリントTシャツで、私は線画のイチゴがほのぼのかわいいこのTシャツを愛用しています。通年作られているから、くたびれてきたら新しいものをまたリピートできるのがうれしいです。

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