park
町田紀美子
かねてよりの道具好きが高じて東京都調布市深大寺に生活道具とカフェの店「park」を始める。作り手のスピリットや背景に心動かされ、実感を持ってお勧めできるもののみ店内に並ぶ。道具なら使い勝手、身につけるものなら肌触りや着心地、潔いシンプルさと遊び心が共存するメンズライクなものが好み。音楽、映画、アート、読書、山登りが好物。好きな居場所は自宅、陽だまりのpark、平日朝イチの映画館。冬が始まる前の早朝登山路は、空気もまるごと天国だと思っている。
最近、「ある靴」にハマっています。友人がparkで足袋ソックスを購入してくれた際に知ったのですが、毎回履くのが楽しみで仕方ないのです。
それが「Vivobarefoot (ビボベアフット) 」のシューズ。友人家族はこの靴に合わせて、靴下は足袋の形に切り替えているのだとか。「元気なおばあちゃんになりたくて」と柔らかく笑う彼女。環境への配慮や健やかな体を保つための日々の選択も含め、センス抜群な彼女の一言で私は”その靴”が気になって仕方なくなりました。
ベアフットシューズといえば、スラックラインやトレーニングなどで使用されるようなイメージ。カラフルでアウトドアな靴なのでは……?
調べてみると、「足の機能を取り戻す靴」とか「地球にも足にも快適な未来の靴」と表現されていました。指先が広がった丸みのある形状ですが、「可愛いだけじゃないし!」といわんばかりのシャープさも併せ持っている。バイオ・リサイクル・ナチュラルといった素材にも魅力を感じました。
さっそく週末に、家族と取扱店へ。実際に手にすると、潔いデザインとシンプルなカラーリングがタウンユースにも向いていてすごく好み。試着させてもらうと……大袈裟にいってもお釣りがくるくらい、驚くほどのフィット感。
長年、革靴で凝り固まっていたらしい指先が、蕾が開くように解放されていくのが分かりました。薄く設計された底面は、その場で地を掴んでいるような履き心地。今すぐ走り出したい衝動に駆られましたが、もちろんぐっと抑えました。
アウトドアの達人であろう博識な店員さんからは、「Vivo」使用者にぜひおすすめと「トーガ体操」なるものを教えていただきました。足指の一本一本を離して広げる体操なのですが、その場ではまったくできませんでした。この靴を履き続けて練習を重ねるとできるようになるのか……乞うご期待といったところです。
なんでもこのシューズを半年履くと、足の強度が60%も向上するというのだから驚きです。足指は体幹強化にも繋がるらしいし、まさに体全体の機能を正常に保つための靴なのですね。
山に履いていけそうなブーツタイプや、日常で更に気軽に脱ぎ履きできそうなスリッポンタイプのデザインも素敵で、とても気になっています……。
それが「Vivobarefoot (ビボベアフット) 」のシューズ。友人家族はこの靴に合わせて、靴下は足袋の形に切り替えているのだとか。「元気なおばあちゃんになりたくて」と柔らかく笑う彼女。環境への配慮や健やかな体を保つための日々の選択も含め、センス抜群な彼女の一言で私は”その靴”が気になって仕方なくなりました。
ベアフットシューズといえば、スラックラインやトレーニングなどで使用されるようなイメージ。カラフルでアウトドアな靴なのでは……?
調べてみると、「足の機能を取り戻す靴」とか「地球にも足にも快適な未来の靴」と表現されていました。指先が広がった丸みのある形状ですが、「可愛いだけじゃないし!」といわんばかりのシャープさも併せ持っている。バイオ・リサイクル・ナチュラルといった素材にも魅力を感じました。
さっそく週末に、家族と取扱店へ。実際に手にすると、潔いデザインとシンプルなカラーリングがタウンユースにも向いていてすごく好み。試着させてもらうと……大袈裟にいってもお釣りがくるくらい、驚くほどのフィット感。
長年、革靴で凝り固まっていたらしい指先が、蕾が開くように解放されていくのが分かりました。薄く設計された底面は、その場で地を掴んでいるような履き心地。今すぐ走り出したい衝動に駆られましたが、もちろんぐっと抑えました。
アウトドアの達人であろう博識な店員さんからは、「Vivo」使用者にぜひおすすめと「トーガ体操」なるものを教えていただきました。足指の一本一本を離して広げる体操なのですが、その場ではまったくできませんでした。この靴を履き続けて練習を重ねるとできるようになるのか……乞うご期待といったところです。
なんでもこのシューズを半年履くと、足の強度が60%も向上するというのだから驚きです。足指は体幹強化にも繋がるらしいし、まさに体全体の機能を正常に保つための靴なのですね。
山に履いていけそうなブーツタイプや、日常で更に気軽に脱ぎ履きできそうなスリッポンタイプのデザインも素敵で、とても気になっています……。
さて、冒頭で書いた、友人が買ってくれた靴下というのは「holk」の足袋ソックス。
猛暑でもまとわりつかずにサラリと履けるところや、落ち着きのある渋めのカラーバリエーションも最高に気に入っています。さすがholkの作り出すものは細かいところまで計算済みのフォルムで、もっさりした印象もゼロ。窮屈に凝り固まった足指をリラックスさせてくれる、とても心地よい靴下ですよ。
猛暑でもまとわりつかずにサラリと履けるところや、落ち着きのある渋めのカラーバリエーションも最高に気に入っています。さすがholkの作り出すものは細かいところまで計算済みのフォルムで、もっさりした印象もゼロ。窮屈に凝り固まった足指をリラックスさせてくれる、とても心地よい靴下ですよ。
今回紹介したアイテム
次回の“名物店主”は8/29更新予定。お楽しみに!