名物店主のお買い物日記 no.101
誰かを想う気持ちがつまった、幸福なお菓子の話 ―park 町田紀美子さのカバー画像

誰かを想う気持ちがつまった、幸福なお菓子の話 ―park 町田紀美子さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、靴下で大人気のあのブランドが作った贅沢スイーツのお話。手土産やギフトの候補にもおすすめです。

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2023年02月09日作成
町田紀美子
park
町田紀美子
かねてよりの道具好きが高じて東京都調布市深大寺に生活道具とカフェの店「park」を始める。作り手のスピリットや背景に心動かされ、実感を持ってお勧めできるもののみ店内に並ぶ。道具なら使い勝手、身につけるものなら肌触りや着心地、潔いシンプルさと遊び心が共存するメンズライクなものが好み。音楽、映画、アート、読書、山登りが好物。好きな居場所は自宅、陽だまりのpark、平日朝イチの映画館。冬が始まる前の早朝登山路は、空気もまるごと天国だと思っている。
誰かを想う気持ちがつまった、幸福なお菓子の話 ―park 町田紀美子さん
誰かを想う気持ちがつまった、幸福なお菓子の話 ―park 町田紀美子さん
自然素材の靴下が人気の、グリュックントグーテ。
完成度の高い靴下でありながら、常に現状に満足することなく、少しでも気になるところがあれば改良が重ねられています。商品を生み出すことへの柔軟な姿勢は、使用する方々の声に真摯に耳を傾けているからこそ。

私自身、グリュックントグーテの作家・辺牟木ちさとさんへの信頼は確固たるものです。このブランドの靴下は、まだ小さかった彼女のお子さんの肌が敏感であったことから始まりました。

健やかな体への想いは身に着けるものにとどまりません。2人目のお子さんがお腹の中にいるときのこと。「母乳のために、お砂糖は控えた方が良い」と言われたのをきっかけに誕生したのがこの「ドライフルーツミール」です。妊娠中はコーヒーやお酒など、何かと制限が入るもの。

「おやつくらいはいろんなことを気にせず楽しみたい。さらに栄養も取れたら良いな」と考えられたのだとか。
誰かを想う気持ちがつまった、幸福なお菓子の話 ―park 町田紀美子さん
原材料は、いちじく、サルタナレーズン、白玉粉、米油、くるみ、アーモンド、ケシの実ほか、全13種類。砂糖不使用ですが、自然の甘みと栄養がギュッと詰まっていて実に美味。コーヒーやワインとの相性は抜群で、ミールというだけあって食べ応えがあります。おやつタイム以外にも、忙しいときの朝ごはんにしたり、昼間食べすぎてしまったときの軽めの夜ご飯にしたり。様々な時間に楽しんでいます。

一目で中に入っているものへの期待が溢れてしまう洗練されたパッケージですが、こちらも辺牟木さん自身が描いているんです。ギフトとしてご購入なさる方も多いのですが、もしも私がこんなセンスの良い贈りものをされたら「大切に想われてる」と間違いなく感じてしまうことでしょう。

うれしいポイントがもうひとつ。これまで個包装の7枚入りでしたが、環境への配慮から個包装のゴミを減らすために1本売りとなりました。7枚入りのときと同じ厚みにすると、14枚分も楽しむことができます。なんて贅沢!
私は薄く切って、少しずつ大事に食べるのが好きです。

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