park
町田紀美子
かねてよりの道具好きが高じて東京都調布市深大寺に生活道具とカフェの店「park」を始める。作り手のスピリットや背景に心動かされ、実感を持ってお勧めできるもののみ店内に並ぶ。道具なら使い勝手、身につけるものなら肌触りや着心地、潔いシンプルさと遊び心が共存するメンズライクなものが好み。音楽、映画、アート、読書、山登りが好物。好きな居場所は自宅、陽だまりのpark、平日朝イチの映画館。冬が始まる前の早朝登山路は、空気もまるごと天国だと思っている。
軽くて、動きやすさ抜群。かかとを踏み潰してもへたらない羊毛ルームシューズ。冬以外にも、エアコンの効いた室内の足元にも欠かせないアイテムにやっと出会えました。
「標高の高い山にだけ生存する羊の毛のみを使用して作られる、極上のルームシューズ」。
……といわれても、どれだけ特別なものなのか、いまいちピンとこないかもしれませんね。一般的に高級ウールとされるものは、履物にすると使ううちにヘタってきてしまい、温かさを感じられなくなってしまうことが多いようです。それに比べ、このルームシューズのウールは大変太く、元々弾力性も存分に備えているために、柔らかさ、温かさがいつまでも続くのです。何より驚くのが、無漂白・無着色のウール100%素材というところ。黒や白など、羊毛本来の色を混ぜ合わせることで7色のカラーが生まれています。自然の中にいる羊ですので、付着している枯れ草などをひとつひとつ取り除いていくという気が遠くなる作業を経て丁寧に作られています。元靴職人が作っているから、内部の構造も工夫がたくさん。土踏まず部分が盛り上がりつま先までの流れを感じる滑らかな履き心地に、私も即購入を決定したほど。
「標高の高い山にだけ生存する羊の毛のみを使用して作られる、極上のルームシューズ」。
……といわれても、どれだけ特別なものなのか、いまいちピンとこないかもしれませんね。一般的に高級ウールとされるものは、履物にすると使ううちにヘタってきてしまい、温かさを感じられなくなってしまうことが多いようです。それに比べ、このルームシューズのウールは大変太く、元々弾力性も存分に備えているために、柔らかさ、温かさがいつまでも続くのです。何より驚くのが、無漂白・無着色のウール100%素材というところ。黒や白など、羊毛本来の色を混ぜ合わせることで7色のカラーが生まれています。自然の中にいる羊ですので、付着している枯れ草などをひとつひとつ取り除いていくという気が遠くなる作業を経て丁寧に作られています。元靴職人が作っているから、内部の構造も工夫がたくさん。土踏まず部分が盛り上がりつま先までの流れを感じる滑らかな履き心地に、私も即購入を決定したほど。
極め付けは、洗って清潔を保つことができるところ。ルームシューズなのに中々にお高い!というのが第一印象だと思うのですが、履く人の快適さが追求された贅沢な逸品です。大切な方への贈り物にも喜ばれそうですね。
今回紹介したアイテム
次回の“名物店主”は3/17更新予定です。お楽しみに!