名物店主のお買い物日記 no.56
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ついつい集めてしまうガラス容器の話 ―くらすこと 藤田ゆみさん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。夏はガラスものに目がなく、ついつい買ってしまうという藤田さん。今年のお気に入りは……?

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2022年08月22日作成
藤田ゆみ
くらすこと
藤田ゆみ
「わたし自身のものさしをみつける」をテーマに活動する「くらすこと」主宰、『くらすことの本』編集長。著書に『子どもと一緒にスローに暮らす おかあさんの本』(アノニマ・スタジオ)。オンラインストア、食、体、子育て、暮らしにまつわる教室や本の出版、カフェと雑貨の店など幅広く活動している。11月に養老孟司、日登美さんなどを迎え、本質的視点から子どもの育ちについて考える「子どもの育ちシンポジウム」を開催。
ついつい集めてしまうガラス容器の話 ―くらすこと 藤田ゆみさん
ついつい集めてしまうガラス容器の話 ―くらすこと 藤田ゆみさん
夏は涼しげなガラスのものがほしくなって、気がつくと毎年のように何か買い足しています。

今年買ったのは、福岡のセレクトショップ「LIGHT YEARS」から、蓋のついたガラスの小物入れ。このショップではインドやメキシコ、アフリカなど世界中から集めたテキスタイルやかご、ガラス製品などを取り扱っています。

時代や国境を超えた手仕事の逸品、アンティークがずらりと並べられる店内。わたしも時折、商品のセレクトにお邪魔するんですが、まるで博物館のような佇まいと唯一無二の世界観に、毎回ワクワク。国内外から足しげく通うファンがいるというのも納得のお店なんです。

もともとくらすことでも「LIGHT YEARS」のラグやグラスの取り扱いはあったのですが、この夏、新しくお取り扱いが始まったのが、モロッコのリサイクルガラスで作られたこの小物入れ。フラワーベースや丸いシルエットがかわいいグラスも仲間入りしました。
ついつい集めてしまうガラス容器の話 ―くらすこと 藤田ゆみさん
モロッコのリサイクルガラスは、とても涼しげな青緑がかった色合いが特徴。また、ひとつひとつガラス職人が吹いて作るからこそのゆがみや気泡も魅力です。色味やサイズ感が統一されてなかったり、フォルムもそれぞれに個性があって素敵ですよね。ハンドメイドならではの雰囲気は、アンティーク家具が多い我が家のインテリアにもすぐに馴染んでくれました。

最初は、パロサントなんかを入れようかと考えていました。でも、ふと、バラバラとすぐに散らかりがちな飴やお菓子を、こどもたちが自分で取れるようにどっさり入れておくのもいいなと。やってみたら、意外と好評であっという間に定位置が決まりました(笑)。

蓋つきなので、中身が透けていてもなんとなく目隠し効果があるので、どんなものを入れても可愛くなりそうですよね。

今回紹介したアイテム

次回の“名物店主”は8/25更新予定。お楽しみに!

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