
graf代表
服部滋樹
クリエイティブディレクター、デザイナー、京都芸術大学教授を務める。建築、インテリア、プロダクトに関わるデザインや、ブランディングなどを手掛け、リサーチからコンセプトワーク、デザイン、設計、プログラムなど持続可能な形態を生み出す。地域や社会基盤もその領域として捉え、仕組みの再構成と豊かな関係性を生み出すコミュニケーションを物づくりからデザインを行う。


皆さん、こんにちは。前回ご紹介した「sol」のスタンドライトが、とうとう出来ました!
grafではアイデアをカタチにする過程で検討を繰り返すわけですが「出来るだけアイデアは無駄にしたくない!」といつも奮闘するんです。製品を作るプロセスから派生したり、今回のsol Standのように別のものが組み合わさったり……。できる限りその発想に思い至った経緯を大切に作りたくて、「う〜ん」と唸りながら向き合っています(僕たちが作っている“道具”の概念を話すと、論文ほど長くなってしまうので、今回は割愛して……と)。
grafではアイデアをカタチにする過程で検討を繰り返すわけですが「出来るだけアイデアは無駄にしたくない!」といつも奮闘するんです。製品を作るプロセスから派生したり、今回のsol Standのように別のものが組み合わさったり……。できる限りその発想に思い至った経緯を大切に作りたくて、「う〜ん」と唸りながら向き合っています(僕たちが作っている“道具”の概念を話すと、論文ほど長くなってしまうので、今回は割愛して……と)。

さて、このスタンドライトのシェード部分「sol」はかれこれ30年近く販売している製品なのですが、実は過去にもsolを使ってスタンドライトを作ったことがありました。
graf設計部ではホテルや住宅、商業施設など様々な建築を設計していますが、空間に合わせたプロダクトを開発して納めることもよくあります。これまでに空間設計と共に生まれた製品も数々存在していまして、「sol Stand」もずいぶん前に製作したものの最終形態として今回の形になりました。
graf設計部ではホテルや住宅、商業施設など様々な建築を設計していますが、空間に合わせたプロダクトを開発して納めることもよくあります。これまでに空間設計と共に生まれた製品も数々存在していまして、「sol Stand」もずいぶん前に製作したものの最終形態として今回の形になりました。

天井から吊られた姿も彫刻的で美しいのですが、このフロアースタンドは佇まいそのものが美しいのです。
角に置いたり、柱の前で存在を浮き立たせてくれたりと、お部屋の目線に高さが寂しいなーと思ったときや、夜の雰囲気向上にもお役に立つ製品だと思います。生まれたて!だけど、なぜかもう愛着の湧くスフロアースタンド「sol Stand」のご紹介でした!
角に置いたり、柱の前で存在を浮き立たせてくれたりと、お部屋の目線に高さが寂しいなーと思ったときや、夜の雰囲気向上にもお役に立つ製品だと思います。生まれたて!だけど、なぜかもう愛着の湧くスフロアースタンド「sol Stand」のご紹介でした!