名物店主のお買い物日記 no.79
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さのカバー画像

こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、grafの自信作である「脚立」のお話。ものを置いても、座っても絵になる、長い目でみてコスパのいいこの道具、あなたならどう使いますか?

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2022年11月10日作成
服部滋樹
graf代表
服部滋樹
クリエイティブディレクター、デザイナー、京都芸術大学教授を務める。建築、インテリア、プロダクトに関わるデザインや、ブランディングなどを手掛け、リサーチからコンセプトワーク、デザイン、設計、プログラムなど持続可能な形態を生み出す。地域や社会基盤もその領域として捉え、仕組みの再構成と豊かな関係性を生み出すコミュニケーションを物づくりからデザインを行う。
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん
今回は、昨年購入して我ながら「素晴らしいできだな〜」と、あまり早めに揃えることのない、grafの道具のご紹介。

ある程度家具類が揃っていてもあれやこれやと追加してしまう性分で、今回のアイテムはまさしくその「追加してしまった」部類になりますね。台所やダイニング、リビングやベットルーム。クローゼットやパントリーでは脚立がわりに、高いところへの荷物をバサッと置くことができます。

今まではそこにある椅子で代用していたのですが、これは「あると便利やな〜」な脚立というかステップというか、スツールのようなもの。色々活用できる優れものです。
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん
各部屋にも持ち運びやすくて、軽くて収まりよくって、ほぼ90°に立て、もたれ掛けても自立しています。
ウォールナット材を使用しているので、年々味わいが出てきます。脚立って壊れないから、一生ものと考えても良いのですよね。脚立って検索するとあまたのアルミやプラスティック材が出てきますが、見える場所に置いておきたくない、バックヤードが居場所な存在ですよね。

しかーし、この子はですね、見ての通りディテールや留め具の真鍮使いの辺りまで、見える場所に置きたくなるのです。なので、サッと来客用にスツールとして代用して、「わっ格好いい!」と評判になること間違いなしです。
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん
僕のお家ではあえてこんな場所に置いています。子供たちも高い場所のモノを取るときには、走って行ってこれこれーと持ってきてくれます。脚立に悩んだ方ならば、満足させる要素ふんだんです!いや、スツールに悩んだ方にも!と言っても良いかもしれません。
こんなの欲しかった!座れて絵になる「脚立」の話 ―graf 服部滋樹さん
「脚立をウォールナットで作るのか!」と不満に思う方もいらっしゃるかも知れませんが。ウッドショックと言われている現在、日本国内にある木材のストックをしっかり使用して永く使えるモノへと変換したい。一生ものと付き合いたい方々に、こんなチョイスあります!な「Step Stool」でした。

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