ラボラトリオ 店主
井藤万紀子
2009年、長野県松本市に移住後、衣食住で好きなものを集めたショップ&カフェ「ラボラトリオ」を、2018年には松本の信毎メディアガーデン内に「MARKT(マルクト)」をオープンする。「食のクラフト」をテーマに、小さな生産者さんの作るおいしいもの、ナチュールワイン、食まわりの道具などを販売しています。おいしいものに出会えることにワクワクして旅先で市場や道の駅に立ち寄るのが大好きです。
今回ご紹介するのは、mitomoの山ぶどう酢(バルサミコ)。能登在住のガラス作家・有永浩太さんのアトリエを訪ねたときに、以前カフェを営まれていた奥様の史歩さんに紹介してもらったものです。
「バルサミコ=日本のお醤油みたい」というくらいの感覚でいたのですが、いただいたときに、そのままでとてもおいしくて癒される味だったのでびっくりしました。
本来、バルサミコはブドウ果汁100%のものを呼ぶのですが、市場に出回っているものはコスト重視でいろいろなものが添加されているものなのだそう。山梨県で山葡萄を育て、輪島でこの製品を作っている見供めぐみさんにいろいろ教えていただきました。イタリアでは、フレンチオークの樽に最低12年(!)も寝かせて作るそうです。
バルサミコ酢を入れているのはiwakiのリップボウル。
「バルサミコ=日本のお醤油みたい」というくらいの感覚でいたのですが、いただいたときに、そのままでとてもおいしくて癒される味だったのでびっくりしました。
本来、バルサミコはブドウ果汁100%のものを呼ぶのですが、市場に出回っているものはコスト重視でいろいろなものが添加されているものなのだそう。山梨県で山葡萄を育て、輪島でこの製品を作っている見供めぐみさんにいろいろ教えていただきました。イタリアでは、フレンチオークの樽に最低12年(!)も寝かせて作るそうです。
バルサミコ酢を入れているのはiwakiのリップボウル。
ポークソテーや野菜のグリルにひと回ししたり、サラダのドレッシングとして……シンプルなお料理ほどその味が引き立つように思います。熟成されることで味が深まり、旨味調味料の役割になっているようです。ヨーグルトやアイスクリーム、チーズケーキなどにひとしずく落として食べるとよくわかります。
でも、一番のおすすめは疲れていて口寂しいときや、夜眠る前に心がざわざわするようなときにバルサミコをひと舐めすること。ほっと心が落ち着いて、おいしいお菓子をいただいたような満足感が広がります。
でも、一番のおすすめは疲れていて口寂しいときや、夜眠る前に心がざわざわするようなときにバルサミコをひと舐めすること。ほっと心が落ち着いて、おいしいお菓子をいただいたような満足感が広がります。
次回の“名物店主”は7/11更新予定。お楽しみに!