東北スタンダードマーケット ディレクター
大河内英夫
日々の暮らしは最新ガジェットを活用し便利に、余暇には伝統工芸品を通して心の豊かさを耕す。新古の共存をモットーに商品開発、展示・販売プロデュースなど、幅広い守備範囲で東北のものづくりに携わっています。アイルランド、スコットランドの伝統音楽とギターをこよなく愛する40代。
出張や移動が多く、日ごろからよく使用する小物類はあっちに行ったりこっちに行ったり、と散らかりがち。日々の整理整頓は心の健康にもつながるとわかってはいるものの、なかなかうまくはいきません。
そんな怠惰な私に欠かせない相棒がkofuのポーチです。データを入れたSSD、モバイルバッテリーにティッシュ、リップ、頭痛薬……と、普段使う大事なものはこの袋に入れておけば安心。家に帰ってきたらバッグからポーチを取り出し、机の上においておけば散らかることもなし。
そんな怠惰な私に欠かせない相棒がkofuのポーチです。データを入れたSSD、モバイルバッテリーにティッシュ、リップ、頭痛薬……と、普段使う大事なものはこの袋に入れておけば安心。家に帰ってきたらバッグからポーチを取り出し、机の上においておけば散らかることもなし。
無類の袋物大好き人間としてポケットや仕切りが多いガジェット収納ポーチも多数試してきましたが、そのまま小物を突っ込むことができるシンプルなポーチが一番楽ちんです。
青森県八戸市の伝統工芸品・南部裂織の技法で作られたkofuのポーチ。古い布を裂いて横糸として新しい布に再生する技術を活かしつつ、新しい布を使って作られています。横糸に布を使っているため生地の強度が高く、中に入っているものもしっかりと守ってくれます。
青森県八戸市の伝統工芸品・南部裂織の技法で作られたkofuのポーチ。古い布を裂いて横糸として新しい布に再生する技術を活かしつつ、新しい布を使って作られています。横糸に布を使っているため生地の強度が高く、中に入っているものもしっかりと守ってくれます。
kofuシリーズの共通デザインであるタータンチェックのような柄は、青森県の伝統工芸士・井上澄子さんの家にあったこたつがけをモチーフにしたものです。元来タータンとはスコットランドのハイランド地方の民族文化から生まれたもので、日本における家紋のように家柄を示すものでした。現在におけるタータンはファッションとして親しまれています。南部裂織には家柄を表すデザイン的な歴史は確認されていませんが、時代も場所も全く関係ないところで似たようなデザインが生まれるということは、共通の美的感覚があったのかもしれません。
南部裂織などの工芸品に限らずですが、情報の伝達がそこまで発達していない時代に世界中のさまざまな場所で似たようなデザインや風習、伝説などが生まれてきたということも、とてもロマンを感じます。
話は若干脱線してしまいましたが、一つのアイテムから色々なことを連想するのも日々の楽しみのひとつ。そんなポーチをバッグに入れ忘れないように気を引き締めて今日も出かけます。
話は若干脱線してしまいましたが、一つのアイテムから色々なことを連想するのも日々の楽しみのひとつ。そんなポーチをバッグに入れ忘れないように気を引き締めて今日も出かけます。