名物店主のお買い物日記 no.105
自分を労わる、とっておきのパジャマの話 ―マルクト 井藤万紀子さのカバー画像

自分を労わる、とっておきのパジャマの話 ―マルクト 井藤万紀子さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、一日の疲れも癒える極上パジャマのお話。井藤さんが求める条件をすべてクリアした、とっておきの一枚とは……!?衣替えシーズンを機に、眠りのアイテムにも目を向けてみませんか。

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2023年03月09日作成
井藤万紀子
ラボラトリオ 店主
井藤万紀子
2009年、長野県松本市に移住後、衣食住で好きなものを集めたショップ&カフェ「ラボラトリオ」を、2018年には松本の信毎メディアガーデン内に「MARKT(マルクト)」をオープンする。「食のクラフト」をテーマに、小さな生産者さんの作るおいしいもの、ナチュールワイン、食まわりの道具などを販売しています。おいしいものに出会えることにワクワクして旅先で市場や道の駅に立ち寄るのが大好きです。
自分を労わる、とっておきのパジャマの話 ―マルクト 井藤万紀子さん
自分を労わる、とっておきのパジャマの話 ―マルクト 井藤万紀子さん
寒い冬がようやく終わりに近づいて、春の気配が感じられる季節。
「春が来た!」といううれしさは四季の移り変わりの中でも特別なものです。ウキウキした気分でまず欲しくなるのは、春の気分を味わう洋服。春色の綺麗な色のトップス、シャリっとしたリネンのコート、軽やかなパンツなど。

外に来ていく服にはあれこれ考えを巡らせますが、眠るときに着るお気に入りのパジャマを選ぶ、ということは意外にやっていないなと思います。まあ、家の中だし、眠るだけだしあるものでいいかあ、という感じ。洋服だったら絶対に選ばないような柄のものをなんとなく着ていたり、スウェットの上下で済ませたり。

でも、お風呂に入ってパジャマに着替えて眠るまでの時間というのは実は1日で一番リラックスするひととき。その大切な時間を、どうでもいい格好で過ごすのは気持ちにも影響するな、とどこか引っかかる思いがありました。

ところが、いざ探すとなると「パジャマ」というジャンルは洋服とは別物の世界のようで苦戦します。えりがついていて前開き、ボタンで留める、というのがベーシック。ボトムスも裾が閉じていなくて寒い思いをすることが多い。無地のものも少なくてファンシーな柄物が多かったりします。素材も合繊が多くて天然素材100%のものを探すのが難しかったり。

そんなこんなでスウェットに逃げ込むことが多かったのです。
自分を労わる、とっておきのパジャマの話 ―マルクト 井藤万紀子さん
今回、このプルオーバーとパンツの組み合わせに出会って、「これこれ!」とうれしくなりました。

肌に直接触れて眠りを支えてくれるものなので、天然素材というのが大切なポイント。洗いざらしの良さを感じるガーゼ服を作り続けている「ao」のプルオーバーとパンツはコットン100%。凹凸のある柔らかなワッフル生地を使って作られているので肌触りがやさしく、空気を含んで暖かく過ごせます。スタンドカラーと前立て、パンツのウエストの見返しとポケットの袋には細番手の二重ガーゼを使っているのもうれしい心づかい。

ヘンリーネックでボタンも少なく、パンツも足元にリブがあるので寝ている間も裾が上がらず寒くない。シンプルでクラシックなデザインなので眠る前にお部屋で過ごすときに羽織れば部屋着として心地よく過ごせます。

上に合わせた「pot and tea」のペチパンツもお気に入り。ふんわりとやさしいダブルガーゼのフリル付き、は気分が上がります。ワンピースに合わせて外にも来て行けるのですが、家の中で着るとなんとも上品な気分に浸れます。

ちょっと肌寒い時はペチパンツを重ねて、ストールを羽織って……というふうにお気に入りのものと組み合わせて過ごすと心が和みます。「自分を労ってあげている」という実感は豊かな眠りに結びつきそう。

気候が変わりやすい春先は、ストレスなくからだを包んでくれるパジャマでとっておきの自分時間が過ごしたいです。

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