名物店主のお買い物日記 no.227
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さのカバー画像

海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、katakanaでPOPUP開催中の日本発ブランドについて語ってくれました。

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2025年10月19日作成
河野純一
カタカナ 代表
河野純一
「日本のカッコイイを集めたお土産屋さん」をコンセプトに、東京自由が丘でカタカナという雑貨店を開きました。両親はパタンナーと縫製の仕事、兄妹はデザイナーと洋服につつまれて育ち、就職は洋服の世界で20年!海外かぶれの僕が、日本の魅力に気がついてはじめたのがこの店です。オープン以来つづけている”さがしモノの旅”という名の全国をめぐる出張が楽しみでしようがありません。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
僕たちのお店は、つねに店内でポップアップをやっています。
はじめましてのモノもあれば、毎年恒例のおなじみ企画もあります。

そんな中で、「良いモノなのに、しばらく会っていなかったなあ」というものも。今回紹介するボーダーカットソーは、実に6年ぶり、お久しぶりの洋服ブランドです。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
夫婦ともにボーダー好き。アニエスベー、オーシバル、セントジェームス……気づけばクローゼットの中は海外ブランドのボーダーが多めです。

たくさん持っているのに、最近はなぜか出番が少なくなっていました。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
そんな中、秋の風が吹きはじめて「あの気持ちのいいボーダーを、また着たいなあ」とふっと思い出したのが、G.F.G.Sのカットソー。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
G.F.G.Sってなに?という人も多いかも?
Good Feel, Good Style の頭文字をとった名前で、2014年に「1枚から作れるボーダーカットソー」を受注生産でつくることから始まった新潟県加茂市発のブランドです。
「そんなことできるの?」と思うような業界の非常識を、ずっと続けているのが小柳社長。

「加茂から出たことがないんですよね〜」と話す新潟愛あふれる小柳さん。
お父さんは加茂市の地場産業であるニット製造業を営んでいましたが、その厳しい現実に「糸へんの仕事だけはやめろ」と言ったそうです。けれども息子さんはやっぱり糸が好きで、自分の目でお客様が見える商売をしたいと考えました。そうして生まれたのがG.F.G.Sなのです。

工場に入ると、編み機の上には受注したお店やお客様の名前が掲げられています。本当に一枚一枚編まれているんだ!と実感します。糸の選び方にも、編み方にも、染め方にも理由がある。だからこの着心地なのだと知りました。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
今回、ぼくたち夫婦がオーダーしたのは太ピッチのボーダー。
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細ボーダーのあわせやすさもいいけれど、太いピッチボーダーの存在感はオーダーならではの楽しみです。
海外ブランドに並ぶ価値がある、日本製ボーダーシャツの話 ―カタカナ 河野純一さん
「日本でボーダーカットソーといえば、G.F.G.S」。
そう言いたくなる理由は、袖を通した瞬間にきっと伝わると思います。

今回紹介したアイテム

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