毎年「紅甘夏」の旬が終わると同時に、今年もみかんの時期が無事に終了したなぁ〜と思う私ですが、皆様におかれましてはいかがでしょうか？春（みかん）の終わりを感じさせずにはいられない紅甘夏を、今年もたくさん！本当にた〜くさん食べました。

紅甘夏（通称ベニアマ）は普通甘夏（通称フツアマ）よりも綺麗な橙色であるのがその特徴で、酸味と少し苦味もあるのでツウなみかんなのかなとも思うのですが、両親が一番量を作っているみかんでもあります（お客様はジャムにされる方も多いようです）。

実は個人的には、大将季や清見などの甘味のあるミカンが好き。甘夏はその酸味から、ほかのミカンがあれば「そっちから食べよっかなぁ〜」なんてことが多かったのです。が、ある日夫が蜂蜜につけただけの「紅甘夏の蜂蜜漬け」を作って食べさせてくれてから虜になってしまいました。

今では冷蔵庫を覗いてはどのくらいあるかなぁ〜と探すまでにハマってしまいました。そして、私以上にこの紅甘夏の蜂蜜漬けにハマっている人が我が家の次女。夫が作る→次女が食べる→夫が食べようと思ったらないから作る→それをまた次女が食べる……と魔のループにインしたことにより「作り方教えるよ（だから自分で作って）」と伝授された蜂蜜漬け。

最初に実だけにするのがちょっと手間が要りますが、後は本当に蜂蜜をかけて冷蔵庫でほったらかしにするだけ。伝授された後、娘が何度か自分で試しては私にも振舞ってくれました。美味しい。紅甘夏独特のコクのある酸味と苦味が、蜂蜜の甘さとうまい具合に調和してすごく美味しい！ぜひ皆様にも試していただきたいです。できれば、当店の紅甘夏で！