名物店主のお買い物日記 no.150
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少ないおかずでも大満足。おいしいご飯と土鍋の話 ―マルクト 井藤万紀子さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、日本人とは切っても切れない関係のお米のお話。改めてそのおいしさに気付くきっかけとなったアイテムの魅力を、マルクト井藤さんが語ります。

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2024年01月28日作成
井藤万紀子
マルクト 店主
井藤万紀子
2009年、長野県松本市に移住後、衣食住で好きなものを集めたショップ&カフェ「ラボラトリオ」を、2018年には松本の信毎メディアガーデン内に「MARKT(マルクト)」をオープンする。「食のクラフト」をテーマに、小さな生産者さんの作るおいしいもの、ナチュールワイン、食まわりの道具などを販売しています。おいしいものに出会えることにワクワクして旅先で市場や道の駅に立ち寄るのが大好きです。
少ないおかずでも大満足。おいしいご飯と土鍋の話 ―マルクト 井藤万紀子さん
少ないおかずでも大満足。おいしいご飯と土鍋の話 ―マルクト 井藤万紀子さん
土鍋でご飯を炊く、ということをやりたくなって「かまどさん」を我が家にお迎えしました。炊飯器と違って、スイッチを押せば放って置いてもご飯が炊けるわけではないのですが、意外にらくちんです。お米を研いで20分浸水。火をつけて沸騰するまで10分強。沸騰する瞬間を見極めるために鍋のそばにいなければいけないのですが、その時間がなんだか楽しい。

蓋の空気穴から細く白い蒸気が上がり、しばらくすると縁がぐつぐつ言い始めて、蒸気が盛大に上がります。ここから1分。火を止めて20分蒸らせば出来上がり。耳を傾けてお米と対話しているようなひとときです。

万が一蓋や中蓋を落として割ってしまっても大丈夫。パーツ売りもされているので安心です。
少ないおかずでも大満足。おいしいご飯と土鍋の話 ―マルクト 井藤万紀子さん
お鍋の蓋をあげるときも気分が上がります。
二重になった中蓋を開けると蒸気がホワっと上がっておいしい匂いに包まれます。炊き上がったご飯をさっくり混ぜるときもしゃもじがスッと入って気持ちいい。鍋肌にご飯粒がくっつくこともなく気持ちよく混ぜることができ、くっつかないから洗うのも楽です。少し水につけておくだけでさっと洗い上がり、きちんと乾かしておくことだけ気をつければ、いつでもご飯が炊けます。

そして、一粒一粒が立ったご飯をお茶碗によそえるのがとてもうれしい。宿で出された炊き立ての土鍋ご飯を家でも食べられるというのは感動的です。ご飯が添えものではなく主役になるのです。

ここのところ、晩ご飯はおかずを摘んでビールやワインを飲んでほっこり過ごすというパターンが多く、お米を食べずに済ませていました。糖質制限ダイエットが流行ったり、なんとなくお米を食べない方が体に良いような風潮も、食べる機会を減らしているような気がします。

でもおいしいご飯があればそれだけで幸せなんだということを気づかせてくれました。
少ないおかずでも大満足。おいしいご飯と土鍋の話 ―マルクト 井藤万紀子さん
納豆、焼き魚、お浸し、お味噌汁。旅館の朝食のような献立がしみじみおいしい。おかずはたくさんなくても大丈夫。忙しくておかずを作る余裕がなくても卵かけご飯で大満足。お弁当も楽しみになりました。

最近は、のり弁にしてご飯を味わうのが定番です。「お米っておいしかったんだなあ」と、改めて私たちの先祖がお米を大切にしていた歴史を感じました。今まで知らなかった新しいおいしさに出会えるのもうれしいですが、今まで当たり前のように食べていたもののおいしさを再発見できることっていいなあと、ご飯を噛みしめています。

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