
ama 店主
大田愛
赤ちゃんが使うものの可愛さと、それを選ぶ大人たちのとびきり幸せそうな表情に魅せられて、2015年ベビーギフトと贈る喜びを届けるオンラインストアamaをオープン。「心の奥に残るものを」をコンセプトに、作り手の心を感じられるとっておきを世界中からセレクトしています。2022年より一部取扱ブランドの輸入代理店も開始し、ますますたくさんの贈る喜びを実感中。好きなものは、大谷石とピクニック。


昨年春にANCHOVYのジュエリーを発売してから、「アクセサリートレイはありますか?」とのお声をちらほらといただくようになりました。そうこうしていたら、なんだか自分でも、今お気に入りのジュエリーたちにぴったりのアクセサリートレイを見つけてみたくなりました。
理想はジュエリーボックスほど大層なものではなく気軽に置けて、ジュエリーが安心しておさまる居場所のような、佇まいもすてきなトレイ……。魅力的なものに出会っては、じっくり眺める日々を送っているうち、ユニークな木製のアクセサリートレイと出会いました。
理想はジュエリーボックスほど大層なものではなく気軽に置けて、ジュエリーが安心しておさまる居場所のような、佇まいもすてきなトレイ……。魅力的なものに出会っては、じっくり眺める日々を送っているうち、ユニークな木製のアクセサリートレイと出会いました。

その名も「tower」。オブジェとしての佇まいと実用性を兼ね備えた、コンパクトなアクセサリートレイ。ひとつ、ふたつ、と積み重ねていくと、ストライプ模様の美しいタワーができあがります。印刷でも、線が描かれているのでもなく、なんと木材の断面そのままが模様になっているんです!

「tower」を展開するPLYWOOD laboratory(プライウッドラボラトリー)は、北海道旭川の老舗合板メーカー・滝澤ベニヤが、ふたつのデザインスタジオとともにスタートした合板プロダクトのファクトリーブランドです。カラフルな再生紙を北海道産木材のあいだに挟んだ独自開発の素材「Paper-Wood」を使用し、おもちゃから家具、オブジェなど、ほかのどこにもないとびきり魅力的なコレクションを提案されています。
2010年のGood Design Awardをはじめとしたさまざまな賞を獲得しているPaper-Wood。現在までに数多くのデザイナーや建築家が採用している素材で、MoMAやイギリスのV&A博物館、シンガポールのレッドドットデザインミュージアムなどにも納入実績があり、世界中にたくさんのファンがいるんです。
断面のストライプ模様は塗装などの後加工とは一味違う趣があって、触り心地はすべすべ。これが木工断面だと言われても信じがたいほどに、つるんと滑らかな触り心地は、まさに丁寧な手仕事のかたまりです。
2010年のGood Design Awardをはじめとしたさまざまな賞を獲得しているPaper-Wood。現在までに数多くのデザイナーや建築家が採用している素材で、MoMAやイギリスのV&A博物館、シンガポールのレッドドットデザインミュージアムなどにも納入実績があり、世界中にたくさんのファンがいるんです。
断面のストライプ模様は塗装などの後加工とは一味違う趣があって、触り心地はすべすべ。これが木工断面だと言われても信じがたいほどに、つるんと滑らかな触り心地は、まさに丁寧な手仕事のかたまりです。

「tower」のデザインは、佐藤界さんと大野雄二さんによる家具の製作を中心としたデザインスタジオ・FULLSWINGによるものです。
断面のカラーはトレイのシルエットによって異なっていて、今回選んだオーバルはシックなボルドー。ブルーグリーンのスクエア型と迷いに迷って、おうちの家具と同系色のボルドーが良いかなぁと思いオーバルを選びました。
断面のカラーはトレイのシルエットによって異なっていて、今回選んだオーバルはシックなボルドー。ブルーグリーンのスクエア型と迷いに迷って、おうちの家具と同系色のボルドーが良いかなぁと思いオーバルを選びました。

リズミカルな形状で断面の美しさを堪能できるtowerは、横、真上、斜め、どこから見てもただただ美しい……!朝日があたっても、夕日に沈む姿も、これまたすてき!と完全に虜に。
中は布張りになっていて、ちょこんとおさまるジュエリーたちは、心なしかうれしそう!たくさんは入りませんが、お気に入りが数点おさまれば充分な今の自分にはぴったりでとても満足しています。今後お気に入りが増えたら段を買い足せるのもうれしいポイント。手のひらサイズのコンパクトなサイズ感で、旅先に連れて行けるところも気に入っています。
中は布張りになっていて、ちょこんとおさまるジュエリーたちは、心なしかうれしそう!たくさんは入りませんが、お気に入りが数点おさまれば充分な今の自分にはぴったりでとても満足しています。今後お気に入りが増えたら段を買い足せるのもうれしいポイント。手のひらサイズのコンパクトなサイズ感で、旅先に連れて行けるところも気に入っています。

そして、重ねたときの「かぽっ」という音がとても心地よくて、なんともいえない充足感に包まれています。お重を重ねたときに似た胸踊る感覚が、この音を聞くと蘇るからでしょうか(笑)。
お気に入りのジュエリーを大切にしまう。ほんの些細なことなのですが、1日の始まりと終わりが、ちょっとだけ良いものになる気がしています。
お気に入りのジュエリーを大切にしまう。ほんの些細なことなのですが、1日の始まりと終わりが、ちょっとだけ良いものになる気がしています。

クリップなどを入れてもちょうどよく、男性も使いやすいデザインなので、バレンタインギフトにも喜ばれるかと思います。
そして発売したばかりのペーパーウエイト「koishi」(写真右)も同じ素材でできています。石好きにはたまらないこのプロダクトのお話は、また別の機会に。
そして発売したばかりのペーパーウエイト「koishi」(写真右)も同じ素材でできています。石好きにはたまらないこのプロダクトのお話は、また別の機会に。