名物店主のお買い物日記 no.126
第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さのカバー画像

第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、「graf」のオリジナルブランド「SUNAO」からキッチンツールのお話を。あの「名品」とは違った魅力を、服部さんが語ります。

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2023年08月03日作成
服部滋樹
graf代表
服部滋樹
クリエイティブディレクター、デザイナー、京都芸術大学教授を務める。建築、インテリア、プロダクトに関わるデザインや、ブランディングなどを手掛け、リサーチからコンセプトワーク、デザイン、設計、プログラムなど持続可能な形態を生み出す。地域や社会基盤もその領域として捉え、仕組みの再構成と豊かな関係性を生み出すコミュニケーションを物づくりからデザインを行う。
第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さん
第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さん
とうとう10回目!こんにちはー。暑い暑い日々ですねー。毎年この時期は、菜園で取れた夏野菜と冷たい麺類で週末をすごします!そんなわけで、今日ご紹介するのは私たちのブランド「SUNAO」のキッチンツールのシリーズです。SUNAOといえばカトラリーの印象があるかもしれませんが、できれば、こちらのレードルと菜箸もお試し頂きたい。

今まで、レードルは柳(宗理)さん一択。未だに毎日使っているのですが劣化することもなく、20年くらい頑張っていますよ。特にLサイズはどんな時にでも使えちゃいます。冬はお鍋のときにも食卓に登場し、ダイニングにおいていても美しくて、これ以上のものはないな〜と思っていたわけです。

しかしですね……。目的に合わせてレードルを選んでみてもいいんじゃないかと、SUNAOのアイテムを購入してみました。キッチンに並んだ上の写真を見てもらうと、左は柳さんのレードルL、右がSUNAOのレードルになります。丸みのあるシェイプは柳さんの方が用の美を感じる佇まいです。ハンドルとお玉部分の角度は前に開いています。
第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さん
一方SUNAOの場合は機能性追求型といっていいくらいSUNAO(素直)な、目的に合った形状かと思います。まず、お玉の容量です。ひとすくいすると大体55ml位すくい上げてくれます。カトラリーと同様にハンドルの親指がかかる部分はフラットに、人差し指に掛かる部分の裏側は丸みを帯びゆったりと乗っかります。一般的に長時間かき回すシーンはないかも知れないですが長く使っていても疲れません。

柳さんとSUNAOを比べる必要はないのだけど、目的に合った使い方ができると少しお料理上手になった気分になります!今日は、つけ麺用のお出汁をとろうと思っていたので使ってみます。これ、最初に述べた55mlが丁度いいんです……。蕎麦猪口にお出汁を一杯入れるとき、この量が最適なのです。つけ麺にてスルッとね。
第二の名品になる予感!出汁にもちょうどいいお玉の話 ―graf 服部滋樹さん
ついでにSUNAOの三角箸の菜箸をちらっとご紹介です。四角や丸にはない独特の使い心地と、三本の指へのフィット感が特徴で、ストレスなく料理を楽しむことができます!

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