くらすこと
藤田ゆみ
「わたし自身のものさしをみつける」をテーマに活動する「くらすこと」主宰、『くらすことの本』編集長。著書に『子どもと一緒にスローに暮らす おかあさんの本』(アノニマ・スタジオ)。オンラインストア、食、体、子育て、暮らしにまつわる教室や本の出版、カフェと雑貨の店など幅広く活動している。11月に養老孟司、日登美さんなどを迎え、本質的視点から子どもの育ちについて考える「子どもの育ちシンポジウム」を開催。
大人になればなるほど、少しかしこまった装いをするシーンも増えてきますよね。
今年の春、我が家では長男・長女・次男の卒業と入学が重なり「さて何を着ていこうか?」とその都度悩んだものでした。
くらすことでも、もともとコンサバなスタイルに馴染みがなく「着ていくものに困っていた」というスタッフが多く、みんなの声をもとに昨年から商品企画をスタートしたのが”わたしたちらしい、オケージョンのかたち”シリーズ。昨年はセットアップ、ワンピース、それにコサージュ。あとは、コーディネイトに役立ちそうなブラウスやバッグ、タイツなどもあわせてご紹介したところ、同じ悩みを持っていた方が多かったのか(!?)大変ご好評をいただきました。
七五三にも使っていただけるよう、今年は少し早めに新色のセットアップを揃えて販売をスタートしています。前置きが長くなりましたが、今回はそんなオケージョン・シリーズの新作コサージュをご紹介します。
このコサージュが生まれたきっかけは、昨年のオケージョンアイテムの撮影現場。いつもお世話になっているお花屋さんで、撮影用の小道具として幾つかの花を買って行きました。その中のひとつ、”スモークブッシュ”というミモザのようなふわふわの粒が愛らしい白い花を、たまたま、モデルさんの羽織っているオケージョン・ジャケットの胸もとに飾りました。
今年の春、我が家では長男・長女・次男の卒業と入学が重なり「さて何を着ていこうか?」とその都度悩んだものでした。
くらすことでも、もともとコンサバなスタイルに馴染みがなく「着ていくものに困っていた」というスタッフが多く、みんなの声をもとに昨年から商品企画をスタートしたのが”わたしたちらしい、オケージョンのかたち”シリーズ。昨年はセットアップ、ワンピース、それにコサージュ。あとは、コーディネイトに役立ちそうなブラウスやバッグ、タイツなどもあわせてご紹介したところ、同じ悩みを持っていた方が多かったのか(!?)大変ご好評をいただきました。
七五三にも使っていただけるよう、今年は少し早めに新色のセットアップを揃えて販売をスタートしています。前置きが長くなりましたが、今回はそんなオケージョン・シリーズの新作コサージュをご紹介します。
このコサージュが生まれたきっかけは、昨年のオケージョンアイテムの撮影現場。いつもお世話になっているお花屋さんで、撮影用の小道具として幾つかの花を買って行きました。その中のひとつ、”スモークブッシュ”というミモザのようなふわふわの粒が愛らしい白い花を、たまたま、モデルさんの羽織っているオケージョン・ジャケットの胸もとに飾りました。
現場にいたみんなが「こんなコサージュがあったら素敵ですね!」と声を揃え、すぐにこれを形にしてくれそうな工房探しがはじまりました。
そうして、自由が丘にアトリエを構える「アトリエ染花」さんと出会い、サンプル修正のやり取りを重ね、あのとき私たちが思い描いた自然な植物そのもののコサージュを形にしていただきました!わたしは白を購入しましたが、少しくすんだ上品な色みで、ハレの日にそっと華を添えてくれます。
このコサージュの名前「jubilee(ジュビリー)」は、祝祭や記念という意味。ふと目にするたび、これを着けて出かけた大切な日のことを思い出せるのもうれしいなと思います。華美なデザインではないので、オケージョンシーンだけでなく、日常的にバッグやストールなどにつけても素敵です。
そうして、自由が丘にアトリエを構える「アトリエ染花」さんと出会い、サンプル修正のやり取りを重ね、あのとき私たちが思い描いた自然な植物そのもののコサージュを形にしていただきました!わたしは白を購入しましたが、少しくすんだ上品な色みで、ハレの日にそっと華を添えてくれます。
このコサージュの名前「jubilee(ジュビリー)」は、祝祭や記念という意味。ふと目にするたび、これを着けて出かけた大切な日のことを思い出せるのもうれしいなと思います。華美なデザインではないので、オケージョンシーンだけでなく、日常的にバッグやストールなどにつけても素敵です。