名物店主のお買い物日記 no.131
自分をいたわるバースデーキャンドルの話 ―forslag design 吉金矢子さのカバー画像

自分をいたわるバースデーキャンドルの話 ―forslag design 吉金矢子さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回は、かわいいバースデーキャンドルのお話。ぜひ真似したいユニークな使用法も一緒にご紹介します。

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2023年09月14日作成
吉金矢子
forslag design 店主
吉金矢子
大学時代に福祉を学ぶ中で北欧文化にはまる。忘れられない味はデンマークのRandersという街にあったパン屋の片隅に置かれた飾り気のないパックにはいったクッキー。自分なりの解釈で北欧の魅力を伝えるべく「forslag.(フォスレイデザイン)」をオープン。ずっとそばにおいておきたいもの、そして「フォスレイっぽさ」を大事にセレクトしている。夫と保護猫姉妹との2人と2匹暮らし。最近台湾茶を習い始める。
自分をいたわるバースデーキャンドルの話 ―forslag design 吉金矢子さん
自分をいたわるバースデーキャンドルの話 ―forslag design 吉金矢子さん
バースデーキャンドルという名前がついたリトアニア「OVO Things(オボシングス)」の蜜蝋キャンドル。名前の通りにお誕生日のお祝いに使っていただくことが多いのですが、私は自分をいたわるためのキャンドルとして常備しています。

仕事がひと段落した自分へのおつかれさま、荒れ果てたクローゼットの整理をした自分へのおつかれさま、何をしたわけでもないけれど、それなりに毎日踏ん張って生きている自分へのおつかれさま……。ささいなことだけど、自分への「おつかれさま」をこのキャンドルに込めておやつを食べるのが私の心の疲労回復法。

とっておきのご褒美ケーキにもいいですが、別にケーキに立てなくたっていいんです。誰に見せるわけでもなく、あくまでも自分のためだけのキャンドルを灯す時間。それにこのキャンドルは可愛くしようとしなくても、スーパーで買ってきたドーナツやコンビニで買ってきたプリン、朝食のパンにさすだけでも勝手に可愛くなるので目でも癒されます。
自分をいたわるバースデーキャンドルの話 ―forslag design 吉金矢子さん
なんでもない日常に一本のキャンドルが加わるだけで、その瞬間が少しだけ特別な時間に変わります。「おつかれさま」とぼそっとつぶやいて、キャンドルの灯りを消すとともにまたなんでもない日常へとすっと戻っていく。そのたった数秒の出来事に救われる日があります。

キャンドルの灯りを消したあとは、専用のホルダーにさして余韻を楽しみます。

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