名物店主のお買い物日記 no.234
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さのカバー画像

福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。今回初登場となる福井県のお店「SAVA!STORE」の新山さんが、地元のものづくりについて愛情を込めて語ってくれました。

0
2025年12月07日作成
新山直広
TSUGI代表
新山直広
福井県鯖江市でデザイン事務所「TSUGI」と、福井県の地域産品ショップ「SAVA!STORE」を運営しています。SAVA!STOREでは福井発のデザイン性とストーリー性に富むプロダクトをセレクトし、福井の産業を生かした自社商品の開発も行っています。私生活では、中古マンションをリノベーションし、川沿いの暮らしを楽しんでいます。天気が良い日のベランダご飯が最高。趣味は模様替えと一人娘の観察です。
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
はじめまして、こんにちは、SAVA!STOREの新山です。 この連載では、個人的に愛用しているものや、大切に思っているアイテムについて、僕の目線でお話ししていこうと思います。

さっそくですが、記念すべき第一回目にご紹介したいのが、石ころのような、和紙でできた小さなオブジェ・harukamiのcobble(コブル)です。cobbleは、僕たちが活動する福井県鯖江市の隣町である越前市の和紙漉き工房・やなせ和紙で作られています。

(ちなみに越前市は、1500年以上の歴史がある「越前和紙」の伝統的な紙漉きの技術が受け継がれている産地で、今でも越前和紙の工房がたくさんあるんですよ)
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
cobbleと初めて出会ったとき、和紙とデザインをかけ合わせたプロダクトとして、その存在感に圧倒されました。 紙製品というと文房具のように「大量生産」をイメージしがちですが、これは全くの別物。工房で実際にcobbleを作る型を見せてもらったことがあるのですが、職人さんがその型にひとつつひとつ手で和紙を貼りつけて仕上げていくんです。その佇まいは、工業製品というより、もはや彫刻作品のようでした。
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
ちなみに、cobbleの中は空洞になっていて、収納としても使用できます。 散らばりがちなUSBメモリやコード類、玄関先の小銭などを入れてもいいですね。
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
僕の中にあるcobbleの一番強い印象は、cobbleの作り手である、やなせさんたちのものづくりに対するプロフェッショナルな姿勢と、和紙への深い愛情です。何よりもそこが重要で……僕はそれらを知っているからこそ、cobbleに対する愛情もひとしおなんですよね。
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
cobbleは、僕たちが大切にしたい「伝統工芸の技術を現代にアップデートする」という姿勢を、まさに象徴してくれるアイテムだと思っています。
福井の人気店が初登場!心が和む小物入れの話 ―SAVA!STORE 新山直広さん
手作業で大量には作れないのですが、越前和紙の確かな手仕事の跡を感じられる素敵なプロダクトです。実際に手に取って質感を楽しんでみてくださいね。

今回紹介したアイテム

バックナンバー

アプリ限定!
12星座占い、天気予報と気温に合わせたコーデをお楽しみいただけます

お買いものも
キナリノアプリで◎

キナリノアプリ

「これが好き」「これが心地よい」と感じてもらえるお買いもの体験と情報を。暮らしと私をごきげんにする、お買いものメディア

App Store バナーGoogle Play バナー