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ピクルスとは?
ピクルスは英語で“酢漬け”の意味
ピクルスは、野菜やフルーツをスパイス・ハーブなどとともに酢漬けにした西洋の漬物のこと。多くは発酵させない浅漬けタイプですが、なかには塩水で乳酸発酵させるタイプのものもあります。
ピクルスはとてもヘルシーで、料理の付けあわせやオードブル、おつまみにしたり、またピクルスを使ってさまざまな料理に活用したり、万能なストックフードとして活躍します♪
マリネとの違い
ピクルスがおもに野菜の酢漬けであるのに対して、マリネは肉・魚・野菜などを調味液に浸す調理法および料理名を指します。マリネは、日本でいうと南蛮漬けに近いイメージがあります。
栄養やカロリーについて
ピクルスは、クエン酸・アミノ酸などが豊富なお酢と、ビタミン・ミネラルを多く含む野菜の栄養を同時に取り入れることができるのがうれしいところ。優れた栄養成分に富んだ食べ物です。糖質やカロリーは、それほど高めではありませんが、制限されている方は砂糖の量を控めに。
健康効果は?ダイエットにいい?
お酢に含まれる成分には、代謝を促したり、腸内環境を整えるなどさまざまな効果があり、健康やダイエットに役立つといわれます。作り置きして毎日の食事に取り入れることができるので、健康維持にうれしい食品といえそうですね。
ピクルスのおいしい食べ方・使い方
漬物やおつまみとしてそのまま食べる
ピクルスは、そのまま毎日の食事に添える漬物として楽しめます。また、ワインや日本酒などお酒のおともにもなります。
サラダ・ハンバーガー・タルタルソースなどいろんな料理にアレンジ
ピクルスは、スライスしてサラダやサンドイッチ・ハンバーガーなどに入れたり、刻んでタルタルソースに加えるなど、さまざまな料理に使えます。爽やかな酸味がいいアクセントになり、栄養価も高まるのもメリットです。
自家製ピクルスの作り方&コツ
基本の手順は、4ステップ!
ピクルスの基本の作り方は、「野菜を切ったり下ごしらえする」→「野菜を茹でる(茹でてから漬ける場合)か、塩もみする(生で漬ける場合)」→「ピクルス液を作る」→「具材をピクルス液に漬け込む」の4ステップです。
基本工程のなかで押さえておきたいポイントと、簡単&時短テクニックをご紹介します。
基本工程のなかで押さえておきたいポイントと、簡単&時短テクニックをご紹介します。
材料:野菜・酢・砂糖(はちみつ)・ハーブ(ローリエetc)…
ピクルスの材料は、とてもシンプル。使いたい具材のほかに、穀物酢や米酢などスーパーで買える一般的な酢や砂糖などがあればOK。ハーブ・スパイスなどがあると、より本格的な味になります。
ピクルスに向いているおすすめの野菜・具材の種類は?
きゅうり、プチトマト、パプリカなどの果菜や、大根、かぶ、にんじん、レンコンなどの根菜、キャベツなどの葉菜…たいていの野菜はピクルスにすることができます。また、きのこのピクルスもおすすめです。
米酢や穀物酢以外のビネガー(白ワインビネガーやリンゴ酢など)でもOK
ピクルス液のベースには、酢のほかにワインビネガーなども使います。ワインビネガーは、フルーティーでまろやかな酸味が楽しめるのが特徴。リンゴ酢なども酸味がやわらかです。
ピクルス向きの野菜の切り方
ピクルスの切り方はいろいろ。スティック状にして瓶に縦詰めにすると、きっちり詰まって野菜も1本ずつ取りやすいメリットがありますし、トマトやカリフラワーなど野菜の形状によって乱切りが向く場合もあります。
野菜を漬ける方法(生or茹でる)
ピクルスの野菜は、生のままピクルス液に漬ける方法と、さっとゆでてピクルス液に漬けたり、ピクルス液とともにひと煮立ちさせてそのまま漬け込む方法があります。
生食できる野菜は生のままでOK、根菜は湯通しするのがおすすめ
サラダなどで生食できる野菜は生のままでOK。根菜などは茹でてからピクルス液に漬け込みます。また、生のまま漬ける場合は、切ってそのままでもいいのですが、水気の多い野菜は塩もみしてから漬け込むと味がよくなじみます。
生のまま漬ければビタミンCなどが失われなかったり、食感がいいなどのメリットがあります。一方、火を通せば日持ちする長所が。生食できる野菜も、さっと下茹でしておけば、保存期間も少し延びて安心かもしれませんね。
ピクルス液を注ぐタイミングについて
出典:unsplash.com
火を通したピクルス液を、冷ましてから野菜に注ぐ方法と、熱いまま注ぐ方法があります。冷ましてから注ぐと水分が抜けて味がよくしみ込み、野菜の色が落ちないメリットも。また熱いまま注ぐ方法は、野菜の下茹でや塩漬けなどが不要で、味のしみ込みが早いのが特徴です。
なお、ガラスの保存容器の場合は、耐熱のものならば熱いピクルス液を入れても割れにくいですが、耐熱でないものは冷ましてから入れます。たとえ耐熱でも、急熱・急冷で割れる場合もありますので静かに注意しながら注ぎ入れましょう。
ピクルス作りの手順を動画でチェック!
時短&簡単で作るテクニック
電子レンジ使用もおすすめ
さっと茹でる代わりに、電子レンジを使うのもいいでしょう。お湯を沸かす手間や時間を省くことができます。レンチンなら栄養の損失を最小限に抑えられるメリットも。ちょっとしたすき間の時間で自家製ピクルスができるのはうれしいですね。
ピクルスの素・カンタン酢・らっきょう酢・すし酢などを活用
調味料が加えられたピクルスの素などを使えば、切った野菜に注いで漬け込むだけで、簡単においしいピクルスができます。時間のないときなどにおすすめです。らっきょう酢などを使うときは、できるだけ開封して間もないものを使うといいですね。
ミツカン ピクルスの素 300ml×6本
470円〜(税込)
※価格等が異なる場合がございます。最新の情報は各サイトをご参照ください。
ジップロックなどジッパー付き保存袋なら、容器の消毒なしで簡単漬け込み!
保存容器がふさがっているときや消毒する手間を省くなら、ジッパー付きの保存袋もおすすめ。使い捨てで後片付けもなしでラクですね。できるだけ空気を抜いてしっかり口を閉じるとよく漬かります。
ピクルス作りの注意点&保存方法について
瓶詰めするときに守りたいポイント
野菜に水気をよく取り、冷ましてから蓋をする
ピクルスを作るときには、漬け込み野菜の水気をしっかり取ってから瓶に入れることが大切。また、ピクルス液を熱いまま瓶に移す場合は、よく冷ましてからフタをすることが長持ちにつながります。保存は冷蔵庫で。
野菜がピクルス液に浸かるようにする
野菜全体がピクルス液に浸かっていることも大事なポイントです。頭が液から出ていると、傷みやすいのでご注意を。
ピクルス液の使い回し(再利用)はNG!
一度使ったピクルス液に、もう一度漬け込むのはNG。新しくピクルスを作るときには、必ずピクルス液も新たに作りましょう。
保存瓶・保存容器の煮沸消毒
ピクルスを保存する容器は、酸に強いガラス瓶がおすすめ。そして、重要なポイントは、使う前に保存瓶を煮沸消毒すること。必ず守りたい長持ちのコツです。もちろん、ピクルスを取り出すときも清潔なお箸を使いましょう。熱湯消毒できない容器の場合は、アルコール消毒を必ずしてください。
おすすめのガラス保存容器&消毒用スプレー
「The Garden」のエアウォッシュウォーターは、安全なのに、除菌力99.9%。アルコール不使用の優しい成分で、食器(保存容器)にも使えます。熱湯消毒ができない容器などに便利ですね。
AIR WASH WATER 300ml 除菌スプレー 消
「iwaki(イワキ)」の保存容器は、本体は耐熱ガラスで、蓋は耐熱温度140℃の樹脂製。蓋をしたままレンジにかけられるので、消毒に便利。また、レンジ使用のピクルスにもそのまま使えます。
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手作りピクルスの日持ち(賞味期限)について
自家製ピクルスの日持ちは、野菜ならば冷蔵庫で4日ほどで食べ切るのが目安のようです。卵などが入っていれば、より早めに食べましょう。
長期保存や冷凍について
長期保存については、野菜を下茹でしたうえで脱気をするのがおすすめ。脱気は、ピクルスを詰めた状態で瓶ごと煮沸し、キャップを緩ませてを空気を抜きます。なお、保存袋に入れて冷凍もOK。流水解凍でおいしく食べられます。
煮沸消毒や脱気をした瓶は、熱くて引き上げるのが大変。そんなとき便利なのが、グラスリフターです。がっちりつかめる安定感があり、やけどの心配もありません。
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野菜いろいろピクルスの人気レシピ
定番きゅうりのピクルス
大根やパプリカのフレッシュピクルス
赤がきれいなミニトマトとみょうがのピクルス
りんご酢を使ったカリフラワーのピクルス
お弁当にもおつまみにもおすすめ!ブロッコリーピクルス
ローリエの風味がいいキャベツピクルス
オクラの即席ピクルス
レンジで簡単!カリフラワーやレンコンの根菜ピクルス
変わり種のおすすめピクルスレシピ
盛り付けもおしゃれなミニトマトとうずらの卵のピクルス
きのこたっぷりの和風ピクルス
セロリとレモンの爽やかピクルス
おしゃれなおつまみにも!ズッキーニとうずら卵のくるくるピクルス
漬け時間は1時間!焼きナスとにんにくのピクルス
色鮮やか!紫玉ねぎのピクルス
作り置きにもぴったり!新ごぼうのピクルス
さつまいもやごぼうの揚げ根菜ピクルス
ピンクが美しい!ラディッシュのピクルス
苦味がおいしいゴーヤの甘酢ピクルス
ゆかりを使った長芋ピクルス
じゃがいものピリ辛ピクルス
ピンクグレープフルーツ入りミックスピクルス
ぜひ試してみたい!桃のフルーツピクルス
調味液にこだわったピクルスのレシピ
スパイシーな大人の味!レンコンのカレーピクルス
かつお昆布だしの和風ピクルス
バルサミコ酢&リンゴ酢をダブル使いの味わいピクルス
プチトマトの甘酒ピクルス
爽やかな塩レモン味がおいしいピクルス
中華スパイスが香るピクルス
うまみまろやか根菜の塩麹ピクルス
まろやかな味わいポン酢ピクルス
フレッシュなオレンジ風味のピクルス
糖質制限中の方にも!砂糖なしのピクルス
アレンジ料理レシピ&ピクルス液の活用法
自家製ピクルスを作ったら、箸休めやおつまみとしてそのまま食べる以外にも、料理にいろいろアレンジしてみましょう!
シャキシャキ感がいい!ピクルス入りの本格ポテトサラダ
みじん切りピクルス入りの卵サンドイッチ
残ったピクルスもリメイク!彩りビネガーライス
タルタルソースをからめたショートパスタ
ピクルスとオリーブを使ったプロヴァンス風さわらのソテー
簡単、万能!ピクルス入りのサウザンドレッシング
ピクルスのスティックオープンサンド バル風
ピクルス液(残り汁)も活用できる!
具材を食べ終わったあとに残ったピクルス液は、料理に活用できます。南蛮漬けや甘酢あんかけなど使いみちはいろいろ。うまみも栄養もたっぷりですから、ぜひ使い切りましょう。
自家製ピクルスを楽しみましょう!
野菜を生のまま漬けたり、火を通して漬けたり…いろいろな作り方があるピクルス。法則はなく、お好み次第で十人十色のピクルスができあがるところが面白さ♪ピクルスは、ヘルシー生活の強い味方になってくれますよ。
さまざまなピクルスの素が、通販でも購入できます。こちらは、ミツカンの製品です。ストックしておくと便利ですね。