自然の調味料「梅酢」とは？
栄養と風味がギュッと凝縮していて、体に沁みる酸っぱさ。多様な料理に活用できるだけでなく、健康ドリンクとして飲んで楽しむこともできます。いかに梅酢が万能なのか、そのポテンシャルをご覧ください！
栄養価が高い梅酢の利用法
漬物、ドレッシング、寿司酢、肉料理の下味付けなど、さまざまな料理に使えて健康管理に役立ちます。
殺菌効果のある梅酢は、うがいにも使える！
梅酢の作り方
手作り梅酢の基本材料
梅と塩だけでも作れますが、最初の漬け込み時に焼酎を加えると梅がカビにくくなります。
美味しい梅酢の作り方
押し蓋をして重石を乗せて3〜4日経つと白梅酢となるエキスが出てきます。その白梅酢と塩もみした赤紫蘇を混ぜ合わせれば赤梅酢も完成。
梅酢を取り出したあとの梅の実は梅干しに
梅酢の保存方法
密封容器に入れて3ヶ月〜半年を目処に
梅酢の飲み方・ドリンクレシピ
はちみつ入りの「梅酢水割り」で疲労回復
ソーダでスカッと！「炭酸割り」
暑い夏には炭酸割りですっきりと。ほどよい酸味と喉ごしを楽しめる割合は、梅酢：ソーダ＝1：10。汗をたっぷりかいた日には、梅酢ソーダでリフレッシュしましょう。
牛乳＋フルーツをシェイク「梅酢のスムージー」
牛乳＋氷＋梅酢、そしてキウイやバナナといったフルーツを合わせてミキサーにかければ栄養たっぷりのスムージーに。梅酢を加えることで後味がさっぱり。青菜を足しても美味しそうですね。
疲れを癒す「梅酢チューハイ」。お湯割りも◎
焼酎＋炭酸＋梅酢の組み合わせは、爽やかに一杯飲みたい日の晩酌にぴったり。甘い梅酒に比べて、塩気と酸味のある梅酢は口当たりがすっきりしているのが特徴です。食事とも合わせやすいですよ。
梅酢を料理に活用！おすすめのアレンジレシピ
あっさり簡単漬物「れんこんの浅漬け」
下茹でしたれんこんを梅酢と砂糖で漬けるだけ。縁を花びらのようにカットすれば、桃の花のように可憐に見えますよ。
サラダに活用できる「半熟卵の梅酢味玉」
味玉といえば一般的には砂糖やみりんを使って漬けダレを作りますが、梅酢ダレにすればよりあっさりと仕上がります。サラダに混ぜてもカレーに添えても◎。
ダイエット時に作りたい「きゅうりとみょうがの柴漬け」
本来なら乳酸発酵させる柴漬け。梅酢を使えば、下漬けと本漬けを合わせて3～4日で美味しくできあがり♪きゅうり、なす、みょうがなど野菜をもりもり食べられてヘルシーな一品です。
おにぎりにしても美味しい！「食欲増進☆梅酢ちらし」
梅酢は酢飯としても代用可能。ごはんに混ぜるだけで、寿司作りが簡単。枝豆やトウモロコシを加えれば、子供たちにも喜ばれそう。お弁当にもおすすめです。
人気メニュー「梅酢でしっとり鶏肉の唐揚げ」
鶏もも肉に梅酢をもみ込んで唐揚げの下味に。肉の臭みが消えて、食感はしっとり柔らか。調味料は梅酢だけで作れるので、手間なくすぐに作れます。
甘さ控えめでさっぱり「梅酢のミルクプリン」
「疲れがたまっているかも」と感じている時には、こんなデザートがおすすめです。クエン酸を含む疲労回復スイーツ。暑い真夏は、梅酢と牛乳で作るミルクプリンで夏バテを解消しましょう。
市販の梅酢おすすめ3選
オーガニックの優しい美味しさ「有機赤梅酢」
奈良産の有機梅と紫蘇を使用した赤梅酢。風味が豊かなので煮物の隠し味、和え物、ドレッシングなどに活用して料理の美味しさを引き立てられます。色合いが良く、れんこんや生姜の漬物がキレイに仕上がると口コミで評判です。
安心の無添加・国産「赤うめ酢」
大分県大山町産の完熟梅から溶け出した天然の梅酢。酸味が強く、焼き魚や焼き肉のタレとしても活用できます。薄めてうがい用に使ってもOK。
飲んで健康管理！ミツカンの「うめ黒酢」
国産玄米を醸造した黒酢に梅の果汁を加えた、飲む黒酢。水で薄めて、または牛乳や豆乳と混ぜて飲んで味わえます。夏はアイスやかき氷にかけてみて。
梅酢は梅干しの貴重な副産物
梅干しを作る過程で、こんなに便利な天然の調味料が生まれているのです。梅酢を料理やドリンクに取り入れて、疲れた体にパワーをチャージさせましょう。手作りするにはハードルが高いように思えたら、市販のものを利用してみてくださいね。
クエン酸を含む梅酢の水割りは、夏バテ予防や疲労回復におすすめです。はちみつをプラスすることで飲みやすくなり、さらにレモンを添えれば爽やかさがアップ！