大切なコーヒー器具、ちゃんとお手入れしていますか。
ただ、せっかくのコーヒー器具たちも使いっぱなし、出しっぱなしだと知らない間に錆びてきたりして、いざ使ってみたらコーヒーの風味に影響してしまった、なんてことにもなりかねません。大好きなコーヒーだからこそ、必要な道具は使った分だけきちんとお手入れしてあげましょう!
愛用者も多い、手動式ミルのお手入れ方法と使い方のポイント
味のバランスを左右するコーヒーミル
手動式のミルは手で挽くので、一定のスピードになりにくいため仕上がりに差が出てしまいがち。でも、機械より低速で豆を挽くので、摩擦熱が出にくくコーヒー豆が酸化しにくいというメリットがあります。
★上手な使い方のポイント
手動式ミルは、「ゆっくりていねいに挽く」のが鉄則。
手動式ミルは、「ゆっくりていねいに挽く」のが鉄則。
ミル用のお掃除ブラシが1本あると便利!
日々のメンテナンスには柔らかいブラシがおすすめ
例えば、銘柄の違うコーヒーを同じミルで挽く場合も、専用のブラシで一度きれいに掃除してから使いましょう。とくに香りの強いコーヒーや、焙煎の加減でオイルが少し出ているような豆のときは、ミルをキレイな状態にしてから使うことでコーヒー豆本来の風味を最大限に引き出すことができます。
定期的に全部分解して中もお掃除!
ハンドドリップに欠かせないコーヒーポットとケトル
一生ものにふさわしい、ステンレスのコーヒーポット・ケトル
ステンレスポットの汚れを最小限に抑えるコツ
ですが、使い続けていくといつのまにか変色していたり、焼け焦げた跡がついていたりすることも...
★上手な使い方のポイント
①コーヒーポットで直接お湯を沸かさず、ケトルで沸かしたお湯をポットに移して使う。
①コーヒーポットで直接お湯を沸かさず、ケトルで沸かしたお湯をポットに移して使う。
②もしも直接お湯を沸かす場合は、炎がポットの底面からはみ出さないようにすること。
うっかりのときのお手入れ方法
生活に馴染むレトロなたたずまいのホーローポット・ケトル
ホーローポットやケトルのお手入れ
ステンレスに比べると、錆や衝撃に弱い琺瑯。洗うときはスポンジで優しく洗います。傷付くとそこから錆が付きやすくなるので、ぶつけたりしないように注意しながら使いましょう。ハンドドリップ専用のコーヒーポットは、ステンレスポット同様、ケトルでいったんお湯を沸かして移してから使うと変色を防ぐことができます。
★万一焦がしてしまったときは..
コーヒーポットやケトルは、お湯を沸かす、淹れる以外の用途が少ないので安心ですが、万一焦がしてしまったときは、ホーロー鍋と同じく重曹があれば簡単にお手入れすることができます。また、お湯を沸かしていて空焚きしてしまったときは、慌てずに水にさらすことは避けてゆっくり冷めるのを待ちましょう。
<野田琺瑯さんが推奨するホーローのお手入れ方法です>
1) 焦がした鍋にぬるま湯を入れます。
2) 大さじ1の重曹を入れ、かき混ぜます。
3) 食用油を少量(2・3滴)加えます。
4) 鍋を火にかけ、沸騰したら火をとめます。
(この時、重曹+食用油が石鹸のような役割をします。)
5)そのまま数時間置き、 冷めたら中のものを捨て、スポンジで洗います。
※焦げがひどい時には、何度か繰り返してください。
出典:野田琺瑯株式会社
毎日の暮らしにコーヒーは欠かせない!という方、とても多いんじゃないでしょうか。今やコーヒーの道具は、おいしいコーヒーを淹れるだけのアイテムに留まらず、キッチンなどに置いて目で楽しむインテリアとしても注目を集めています。コーヒーをていねいに淹れることが身近になり、道具もどんどんおしゃれで機能的に進化していますよね♪