お米は保存容器で保存しよう!
そこで、保存容器の選び方やおすすめの保存容器、お米の保存方法をご紹介します。自分の暮らしに合ったお米の保存方法を見つけてくださいね。
お米の保存容器はどう選ぶ?
保存容器は密閉できるものがベスト
乾燥した室内で、お米を密閉せずに置いておくと表面にヒビが入り、さらに乾燥するとお米が割れてしまう場合もあります。反対に、湿度が高過ぎてもお米の劣化が進み、おいしさが損なわれてしまいます。
そのため、必ず保存容器に移して保存しましょう。密閉できる容器がベストですが、蓋付きのプラスチック容器、ガラス容器、小さいサイズのペットボトルなどでもかまいません。
保存容器の素材ごとの特徴
木製の米びつのうち、使われることが多いのが桐。古くから箪笥にも使われてきたとおり、調湿機能や防虫効果があります。
見た目にも高級感があるのが魅力。
【ホーロー】
鋼をガラス質でコーティングしたホーロー。清潔で丈夫、さらには匂い移りの心配も少ないので、お米だけでなくあらゆる食材の保存に最適です。
【プラスチック】
リーズナブルで、簡単に水洗いできてお手入れも簡単。軽くてスリムなものも多く、冷蔵庫でのお米の保存にも向いています。
【ガラス】
密閉性が高いので、シンクの下のように湿度が高い場所での保存もできます。デザインがおしゃれなものが多いので、見せる収納をしたい場合にもピッタリ。
【おすすめ保存容器①】木製の保存容器
東屋|米櫃(5kg・10kg)
一生大切にしたい逸品
増田桐箱店|米びつ(3kg・5kg・10kg)
老舗の品でありながらモダンなデザイン
KEYUCA|桐米びつ(5kg・10kg)
リーズナブルな桐の米びつ
底に移動に便利なキャスターが付いたタイプ。桐の特徴である、防虫・調湿効果を活かすため無塗装になっています。スリムなデザインなので、狭い場所でも使いやすいですよ。
竹本木箱店|米蔵(5kg・10kg・30kg)
使いやすさに職人技が光る
富山県高岡市の指物師・竹本力雄さんにより一つひとつ手仕事で作られている総桐製。
特許を取った計量機能付きで、つまみを引くだけで一合ずつ取り出せます。また、米びつの内部は底を傾斜にすることで、最後の一粒まで簡単に取れる工夫もされています。
りょうび庵|米びつ(5kg)
美しい伝統工芸品
国の伝統工芸品になっている、秋田県の大館まげわっぱ。木目がきれいに揃った秋田杉が使われています。同じ曲げわっぱの計量カップが付属します。ウレタン塗装がされているので食器用洗剤で洗うことができ、取り扱いも簡単。
【おすすめの保存容器②】ホーロー
野田琺瑯|ラウンドストッカー(3.5Kg・5Kg・8kg・10kg)
シール蓋で密閉できる
内側にポリエチレン製のシール蓋が付属。密閉性が高いので、お米の保存にはピッタリ。
サイズは18㎝・21cm・24cm・27cmの4種類で、それぞれ3.5Kg・5Kg・8kg・10kgのお米が入ります
高木金属|ホーローストックポット 角型(3kg・5kg)
冷蔵庫に入れやすいスクエア型
密閉しやすいシール蓋付の保存容器。長方形なので、丸型よりも冷蔵庫の中で無駄なスペースを作らずにすみます。
4Lのサイズのものには3kg、7Lのサイズのものには5kgのお米が入ります。
ドローイング|白い ホーロー米びつ 5L(3.5kg)
猫のイラストがキュート
ナチュラルな雰囲気の猫のイラストが描かれたストッカー。キッチンに遊び心を加えてくれます。
一人暮らしにちょうどいいサイズ感です。
yutaka.|マルチストックポット(1kg)
玄米やもち米の保存にピッタリの小容量
取っ手が付いて、冷蔵庫の奥に入れても取り出しやすい、コンパクトな保存容器。容量が少なめなので、玄米や雑穀米など少量のお米を保存したい場合に最適。
カラーはネイビーの他、ホワイトとレッドがあります。
【おすすめの保存容器③】プラスチック製
tower|密閉 シンク下米びつ(5kg・10kg)
最後まですくいやすい機能美
OXO|ポップコンテナ ビッグスクエア(1kg・3kg・4kg)
開閉しやすさとスマートさで人気
サイズ違いでもスタッキングしやすく、スッキリしたキッチン収納が叶うことで人気が高い、「OXO(オクソー)」の「ポップコンテナ」。
お米の保存にはその中でも「ビッグスクエア」シリーズがおすすめ。蓋の裏側には別売りのライスカップを付けて収納できます。
密閉性が高い蓋は、片手でワンタッチで開けられて、簡単に分解もできるので、使い心地の良さ・お手入れの手軽さも魅力です。
サイズはショート・ミディアム・トールの3種類で、それぞれ1kg・3kg・4kgのお米が入ります。
無印良品|冷蔵庫用米保存容器(2kg)
スリムで横置きも可能
ニトリ|冷蔵庫米びつ(2kg)
取っ手付きで取り出しやすく持ちやすい
ダイソー|穀物保存容器
冷蔵庫のドアポケットに入れられる100均米びつ
【おすすめの保存容器④】ガラス瓶
Anchor Hocking|ストレートジャー(5kg・10kg)
オシャレな雰囲気でキッチンを彩る
Holmegaard|ストレージジャー(1kg)
デンマーク王室御用達の品質の高さ
ヴィンテージ感のある佇まいのガラスジャー。
1825年創業で、デンマーク王室の御用達にもなっている老舗のガラスブランドです。
レトロかわいい見た目でありながら、密閉するためのシリコンシールも施されていて、機能性も高いのが魅力。
Dulton|クッキージャー (1kg・3kg・5kg)
見せたくなるほどオシャレ
「見せる収納」をしたい人におすすめの、ガラス保存容器。
3サイズ展開で、生活スタイルに合わせて選べます。ガラス製でも蓋にパッキンがあるから密閉性が高いのも、お米の保存には嬉しいポイント。
WECK|キャニスター TULIP SHAPE(2kg)
チューリップの形の保存容器
Cellarmate|ガラス製保存瓶(1.5kg・2kg・3kg)
全パーツがこだわりの日本製
【おすすめの保存容器⑤】ペットボトル
一人暮らしやお米をあまり食べない家庭で活躍
2ℓのペットボトル1本に、約2㎏弱のお米が入ります。しっかり蓋をすることで防虫効果もあり、冷蔵庫の中でも邪魔にならない所が嬉しいポイント。一人暮らしやお米の消費が少ない場合におすすめです。
お米を入れる時は、ペットボトルをきれいに洗い、しっかり乾かしてから詰め替えましょう。
お米の正しい保存方法とは?
保存場所
冷暗所または冷蔵庫の野菜室へ
そのため、お米の保存は湿度が低く直射日光の当たらない冷暗所で行いましょう。最適なのは、冷蔵庫の野菜室での保存です。
また、匂いが出る物の近くに保存すると匂い移りするので、距離を置いて保存しましょう。
防虫剤や調湿アイテムを活用しよう
また、お米を保存する際は、湿度の管理もポイントになります。そのため、珪藻土や備長炭など調湿作用のあるアイテムを使うのもおすすめ。
化学薬品を使わず、天然樹木のニームと天然香料のみを使った防虫剤。
人体にもお米にも優しいのに、虫の発生だけでなく卵の孵化も抑制してくれます。
湿度を調節できる、お米の保存用の珪藻土。脱臭効果もあるので、お米の匂いにつられてやってくる虫からお米を守ることもできますよ。
保存期間
冬は2ヶ月だけど夏は2~3週間
適切な米びつでお米を最後までおいしくキープ
お米の最適な保存期間のうちにどれくらいの量を食べ切れるのか、キッチンのどこにお米を保存するのかを合わせて考えて、自分にぴったりの米びつを見つけてくださいね。
桐箱の産地である埼玉県春日部市にある老舗「松田桐箱」が「東屋」と共同で製作した米びつ。
サイズは5kgと10kgから選べ、計量用の一合升も付属します。