デンマークのデザインカンパニー「Audo Copenhagen（オドー・コペンハーゲン）」のLEDライトキャンドル。光源と一体化したフレームレスなつくりは、まるで陶器のような佇まい。灯りを消した姿も柔和な乳白色が美しく、オブジェのように飾れます。3段階の調光機能付きでニュアンスのある灯りを表現。サイズや形違いでバリエーションがあるので、いくつか組み合わせて多灯使いするのも素敵です。

日本を代表するインテリアデザイナーとして、商業施設や住空間のデザインに限らず、家具デザインから地域開発までさまざまな分野を横断し、国内外で活躍した内田繁氏。国の伝統工芸品でもある「岐阜提灯」をイメージした「paper moon」シリーズは、内田氏の日本文化を想う心が感じられる作品です。「PM15」は幅48cmほどの大きめの球体で存在感たっぷり。美濃和紙としなやかな竹を使い熟練の職人技術で作り上げた和紙照明は、たおやかでありながら、モダンな印象です。

こちらも内田繁氏の「paper moon」シリーズから、すっと伸びた筍のようなルックスが愛嬌ある「PM13」。和室はもちろん、洋室にも溶け込む穏やかな佇まいが魅力。スリムなので場所を取らず、ちょっとしたスペースのアクセントにも使えます。

パーシモンチェアなどで知られる、ジャパニーズモダンを代表する家具デザイナー、長大作氏。巨匠が生涯に渡って取り上げたテーマ、トライアングル（三角形）を骨格に使った、行灯スタイルのLEDランプ。シャープな骨組みに支えられた、すっきりとした立ち姿が美しく、美濃和紙の向こうに、穏やかな灯りがたゆたいます。提灯や行灯のイメージに忠実に、コード類は排除して、LED乾電池式にしたのもスマートです。

コロンとかわいらしいフォルムのランプシェード。アパカという植物の繊維に覆われて、柔らかな光を放ちます。素朴な自然素材のランプは、ひとつひとつ丁寧に手作りされたもの。灯りをつけた時に出現する光の影にも注目です。

「ジェルデ社」のランプは飾り気のないインダストリアルな雰囲気が魅力。直接照明・間接照明、どちらも自在に対応する工業ランプとして、1953年の発売以来、変わらぬ人気を誇っています。特筆すべきは、柔軟な機能性と使い勝手がよいこと。アームのジョイント部分に配線が通っていない構造なので、アームやシェードの角度を自在に動かすことができ、断線の心配もありません。かわいさとクールさが同居した独特の表情も魅力。時間が経つほど愛着が湧いてくるフロアライトです。

大阪を拠点にするクリエイティブユニット「graf（グラフ）」のフロアライト。機能性を重視したミニマルデザインながら、木製ならではの温かみを感じる、特別感あるアイテムです。この商品の最大の特徴は、光を照らす向きや高さ、使い方さえ自在に変えられること。無垢材の支柱にボックス型のシェードを通して好きな高さで固定する設計で、シェードに重ねる棚板の位置も自由。棚板を上につければ下を照らし、下につければ上を照らす、そして間隔をあければ、四方へ光が分散されます。ボックスは支柱から外して単体でも使用可能。つまり、気分次第で何通りものアレンジができるということ。あなたらしい使い方を模索してみませんか？

商業・公共施設や住宅の照明をはじめ、幅広くインテリア製品を手掛けるスペイン発ブランド「SANTA&COLE（サンタアンドコール）」。こちらのフロアライトはナチュラルで素朴、シンプルを極めたルックスが魅力。スタンド部分だけでなく、そのスタンドを支えるベース部分までオーク材を使い、足元まで温もりを感じさせます。ホワイトリネンのシェードから漏れる光は品がよく明るい雰囲気です。

こちらはこれまでご紹介してきたフロアライトとは仕様が異なるポータブル照明。USBのほか、ソーラー充電もできるので、アウトドアでも活躍してくれます。クラシカルでモダンなデザインは、デンマークのライフスタイルブランド「ローゼンダール コペンハーゲン」のもの。家でも外でも指定の場所を決めずに、いつでもヒュッゲな時間を楽しめますよ。

絵本の世界から飛び出してきたかのようなミッフィーのランプ。内側から発光しているような、ふんわりとした明かりが優しい雰囲気。こちらのランプはミッフィーが生まれたオランダにあるデザインブランド Mr Maria（ミスターマリア）のもの。ミッフィーファンに限らず、北欧デザイン好きな人からも注目を集める人気商品。ポータブル＆調光機能付きと、機能性の高さにも注目です。

日本の折り紙をヒントに、プリーツ式のシェードをつくったことが原点だという、デンマークの歴史ある照明ブランド「LE KLINT（レ・クリント）」。こちらの「スノードロップ」というフロアライトは冬の終わりに咲くかれんな花をイメージしてデザインされました。草花が首を傾げているかのような佇まいが優しく、そっと見守られているような温かな気持ちにさせてくれます。

こちらはフィンランドのデザインランプメーカー、「melaja（メラヤ）」のムーミンランプ。気鋭のデザイナーとして世界的に注目を集めるハッリ・コスキネンとのコラボレーションによって誕生。生産はすべて本場フィンランドで行われています。点灯するとムーミンの柔らかなフォルムが印象的に浮かび上がります。しばしムーミン谷の世界へ迷い込んだような気分になれそう。子ども部屋にもおすすめです。