「ヒュッゲ」はデンマークの人々に定着する大切な文化であり習慣。居心地良い空間で楽しく団欒したり、ひとりのんびり過ごしたり...心にゆとりをもたらす時間を大切にする彼らは、心地よい明かりも「ヒュッゲ」なひとときを過ごすために、とても大切な要素と捉えています。そんな文化を今日まで支えているデンマークの照明ブランド「レ クリント」。こちらの「スノードロップ」というフロアライトは冬の終わりに咲く可憐な花をイメージしてデザインされました。草花が首を傾げているかのような佇まいが優しく、そっと見守られているような温かな気持ちにさせてくれます。

商業・工業施設から住宅の照明まで、幅広くインテリア製品の製造を手掛けるスペインのブランド「SANTA&COLE（サンタアンドコール）」。こちらのフロアライトはナチュラルで素朴、シンプルを極めたルックスが魅力。スタンド部分だけでなく、そのスタンドを支えるベース部分までオーク材を使い、足元まで温もりを感じさせます。ホワイトリネンのシェードから漏れる光が品がよく明るい雰囲気です。

大阪を拠点にする人気家具ブランド「graf(グラフ）」のフロアライトは機能性を重視したミニマルデザインながら、木製ならでは温かみを感じさせる特別感あるアイテム。この商品の最大の特徴は、光を照らす向きや高さ、使い方さえ自在に変えられること。無垢材の支柱にボックス型のシェードを上から通す設計で、シェードに重ねる板の位置も自由。上につければ下を照らし、下につければ上を照らす、そして間隔をあければ、四方へ光が分散されるという仕組み。ボックスは支柱から外して単体でも使用が可能。つまり、使い手の気分次第で何通りものアレンジができるということ。あなたらしい使い方を模索してみませんか？

ミッドセンチュリーを彷彿とさせるレトロモダンなフロアライト。重なる２層のシェードも当時よく見られたデザインです。支柱の緩やかなフォルム、重厚感あるベースなど洗練と安定感も兼ね備えています。電球の上には小さな反射板が取り付けられていて、支柱やベースを照らしながら足元にも光を届けるつくり。壁の近くに置いて間接照明にするもよし、読書灯として使うもよし、充実したプライベートスペースを演出してみて。

「ジェルデ社」のランプは飾り気のないインダストリアルな雰囲気が魅力。直接照明・間接照明、どちらも自在に対応する工業ランプとして、1953年の発売以来、変わらぬ人気を誇っています。特筆すべきは、柔軟な機能性と使い勝手がよいこと。アームのジョイント部分に配線が通っていない構造なので、アームやシェードの角度を自在に動かすことができ、断線の心配もありません。かわいさとクールさが同居した独特の表情も魅力。時間が経つほど愛着が湧いてくるフロアライトです。

絵本の世界から飛び出してきたかのようなミッフィーのランプ。内側から発光しているようなふんわりとした明かりが美しく、優しい雰囲気。高さ80cmと大きめのサイズなのでオブジェとしての存在感も十分にあります。こちらのランプはミッフィーが生まれたオランダにあるデザインブランド Mr Maria（ミスターマリア）のもの。ミッフィーファンに限らず、北欧デザイン好きな人からも注目を集める人気商品です。

こちらはフィンランドのデザインランプメーカー、「melaja(メラヤ)」のムーミンランプ。気鋭のデザイナーとして世界的に注目を集めるハッリ・コスキネンとのコラボレーションによって誕生。生産も全て本場フィンランドで行われています。点灯するとムーミンの柔らかなフォルムが印象的に浮かび上がります。しばしムーミン谷の世界へ迷い込んだような気分になれそう。子供部屋にもおすすめです。

日本を代表するインテリアデザインナーとして、商業施設や住空間のデザインに限らず、家具デザイン、地域開発など様々な分野を横断し、国内外で活躍した内田繁氏。「paper moon」シリーズは、内田氏の日本文化を想う心が感じられる作品。イメージソースは国の伝統工芸品でもある「岐阜提灯」。上質な美濃和紙としなやかな竹を使い、熟練の職人技術で作り上げた和紙照明はたおやかで、使う人やシチュエーションを限定しない懐の深さを感じさせます。和室はもちろん、洋室にも溶け込む穏やかな佇まいが魅力です。

こちらは一見吊り下げ式のペンダントライトのようにも思えますが、実はスタンドライト。ベニヤ板を特殊な曲げ技術で加工し土台に仕上げました。麻混のシェードは明かりをつけると、素材の織が見えて表情豊か。小ぶりなので、飾り棚に置くのも素敵。オブジェのような感覚で飾ってみませんか？

こちらはこれまでご紹介してきたフロアライトとは仕様が異なるポータブル照明。USBの他、ソーラー充電もできるので、アウトドアでも活躍してくれます。クラシカルでモダンなデザインは、デンマークのライフスタイルブランド「ローゼンダール コペンハーゲン」のもの。ハンドル付きでさっと持ち運べる気安さも嬉しい。家でも外でも指定の場所を決めずに、いつでもヒュッゲな時間を楽しめそうですね。