テーマは「ちょっとそこまで小旅行」。少しでもおでかけ気分を味わいたいという気持ちから思いついたコーデです。たくさん歩きたいので足元はスニーカーで疲れにくさを重視。カンカン帽で季節感を加えて、何でも入れられる大きいバッグを持って、ピクニックなんかもいいですね。

今回着まわしたデニムワンピは、首元がオープンカラーになっている大人っぽいデザイン。フルオープンにすると、襟がテーラーカラーのようになりアウター感が出てくれるので、しっかりと着回しを楽しめるアイテムです。肩から腕周りにゆとりがあるため、重ね着も問題なし。中にはふんわりシルエットとやさしいカラーで春らしさたっぷりの小花柄のワンピースを。切り替えも高すぎないので、甘くなりすぎずに着られます。意外とロングコート×ロングワンピのコーデをしたことがなかったので初挑戦。ふだんならパンツを合わせたりするのですが、リラックス感があるバランスが好きになりました！

服選びに迷ったら、一枚で完成するワンピースが頼りになります！このデニムワンピはゆるやかなAラインで無駄のないシンプルなデザインなので、女性らしさもありつつ幅広いスタイルに対応してくれます。タートルニットとも相性が良く、寒さの残る季節はインナー使いも楽しめる一着。春は草花を思わせるグリーンやイエロー系の明るいカラーが気になるので、小物で取り入れてみました。ワンピースのボタンとベレー帽に合わせて、黒のレザーシューズで引き締めています。

合わせたのはグランマ秋冬のスカラップスカート。春は特にコットンスカートが穿きたくなりますが、オールシーズン使えて、ペチコートとしても活躍してくれるお気に入りのアイテムです。裾のスカラップ刺繍がちらりと覗くように、フロントのボタンはあえて下半分を開けて。以前、デザイナーがボタン付きのワンピースの下半分を開けて着ていたのが印象的だったので、真似してみました。素敵だなと思ったスタイリングは積極的に取り入れていくタイプです！

「ほどよく動きやすさがほしいけど、パンツの気分じゃないな」という日がよくあります。そんなときに選ぶのは、丈夫でやわらかく着心地のいいデニムのスカートやワンピース。襟がしっかりポイントとなり首回りも寂しくならず、簡単にアクセントがつくれます。カジュアルになりすぎないよう、クラシカルな眼鏡とポニーテールでガーリーさをプラス。スウェットでもおしゃれ感が出るように、小物使いはいつもより気を遣うようにしています。

この日は赤ソックス×定番の黒コンバースで元気なイメージに。小柄なので、少しでもスタイルがよく見えるようにと願いを込めてショート丈のトップスを合わせました。アイボリーなら、デニムの深いカラーも明るい印象になります。