この冬は、ネパールの女性たちが手編みしてくれたセーターに、一目惚れしてしまいました。さまざまな“旅の景色”が表現された一枚なんです。年齢だったり、流行りのデザインだったり……そんなしがらみをすべて飛び越えた、一生モノのセーターだと思っています。

波が揺れる海を表現したネイビーは、日常使いできるアイテム。ちょっと個性のあるデザインで、今日の自分をひと押ししてくれる感じがしますね。

小柄な私が着るとざっくりとした印象に。合わせるボトムスを選ばないところも、うれしいポイントです。この日はスカートの気分だったので、落ち着いた色味のベージュを合わせて大人のカジュアルを楽しみました。

首元には、作家さんの一点物のネックレスでミクロな可愛さもアクセントとして添えて。友人に会いに行く足どりも弾む、お気に入りのスタイリングに仕上がりました。

晴れた朝に、お散歩をしながら近所のお店をぶらり。“今日の晩ご飯は何にしようかなぁ”と脳内のレシピ帳を必死でめくる毎日です（苦笑）。

この日着たホワイトは花模様で、STYLE1と印象ががらりと変わります！手編みならではの素朴さのなかに、お花たちが踊るように散りばめられたセーター。冬に花柄をまとえるなんて、なんだか特別なうれしさがあります。

ナチュラルな風合いのシャツワンピースに重ね着して、柔らかな印象のなかにも個性の光るスタイリングに。バッグとブーツはレザーで揃えて、全体を引き締めました。

おろしたての「masaco.」のパンツと合わせて、柄on柄にチャレンジ。それをマイルドにしてくれるのが、ベージュのコートです。あえてオーバーサイズでゆったりと楽しむのが好きなんです。

この日は、木立を表現したレッドのセーター。一枚でも素敵な存在感を放ってくれますが、コートの間からちらりと見せると、また違った印象に。

底冷えの京都では、いかに暖かくおしゃれを楽しめるかが大事！セーターとアウターとの相性も大切ですね。重ねて着たときに初めて気づく魅力があるのも、冬アイテムの面白さだと思います。

いよいよ冬本番！主役としてもインナーとしても、とことん楽しみ尽くせるセーターに出合えるといいですよね。きっと、冬の空気を何倍も好きになれるはずです。