おしゃれスタッフのワードローブ no.7
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春色カーディガンをきれいめに着るコツ【STAMP AND DIARY 大平さん】

セレクトショップやアパレルブランドのプレスやスタッフ……おしゃれの名人たちは、ふだんどんな服を着て過ごしているのでしょう?この連載では、センスが光る彼女たちのワードローブから、とっておきのアイテムをチョイス。“今”しっくりくる着こなしをお届けします。今回は、AMBIDEX社のブランド「yuni」のストアで店長を務める澤田真衣さんが登場。洋服への思いや素敵なMYルールを教えてくれました。

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2022年03月04日作成
澤田真衣さん
108 yuni 神楽坂路面店店長
澤田真衣さん
店長として働きながら、店頭に並べるアイテムのバイイングも務めています。前職は保育士。子供たちが大好きだったので、仕事から離れる事はとても大きな決断でした。祖母の影響で、小さいころから大好きだったお洋服に関わるお仕事を諦めきれず、「出来るのは今のうち!」と飛び込むように販売という職業につきました。

STYLE1

“ありがとう”を込めたシンプルコーデ
春色カーディガンをきれいめに着るコツ【STAMP AND DIARY 大平さん】
春の展示会でひと目惚れしたワンピース。この時期は、一足先に春を届けてくれるような温かみのある花柄アイテムに惹きつけられてしまいます。「どこかで見た事があるような……」と並べられたお洋服を手に取りながら考えていたのですが、それはおばあちゃんが集めていたケーキ用のお皿でした。自分にとっては、ただケーキを食べるお皿にしかすぎませんでしたが、相手が大切にしている物を自分が使う(大切にする)という行為は、お洋服を届ける瞬間とどこか似ているように思います。袖を通すたびに、おばあちゃんと過ごした楽しい時間に戻ることができます。1日のスイッチを押してくれるような特別な一着です!

この服を初めて着たときの記憶を残せるように、この日の主役は自分ではなくワンピースです。慣れてくると少しずつ自分流のアレンジをして、重ねたアウターに隠れてしまったり、いつの間にか脇役になってしまうことも。接客中はいつも、お洋服にも「この人の元へこれて良かった!」と思って欲しいと考えながらお包みをしています。自分の服にも「来てくれてありがとう!」という意味を込めて、初めはシンプルになコーディネートを選びます。
帽子/chisaki、ブラウス/universal TISSU、靴/veja

STYLE2

コーデも空間もバランスを大切に
春色カーディガンをきれいめに着るコツ【STAMP AND DIARY 大平さん】
アイテムを組み合わせるときは、まず「統一するもの」を決めます。あとは好きな生地や色を組み合わせるだけ。この日はパンツとコートをデニム生地で統一。茶色×ブルーの組み合わせが好きなのですが、それだけだとまとまりすぎて落ち着いた装いに……。混ぜたら茶色になるオレンジ×緑のスカーフをネクタイ結びでポイントにしました。これはおばあちゃんから譲り受けたもの。

ポイントがひとつあることで、ちょっと目立ちにくいお気に入りの柄や色とバランスがとれる気がします。お店のレイアウトを考える時も同じ。雑誌を見るだけでなく、料理の盛り付け方や、八百屋さんに並べられた季節の野菜や果物の美しさを思い出して、バランスを取るようにしています。お料理の味と一緒で、「可愛い」は私が決める事ではなく、そのときに感じた空気とお客様の気持ちが重なったときに生まれるもの。冒険したい人も、いつもの自分でありたい人にも楽しんで頂けるような店頭作りを心掛けています。
ジャケット/universal seven、パンツ・カットソー/yuni、スカーフ/ヴィンテージ、靴/veja

STYLE3

繊細な花柄をボーダーで引き立てて
春色カーディガンをきれいめに着るコツ【STAMP AND DIARY 大平さん】
体を動かす作業が多い月末のスタイル。あれやこれとドタバタしてしまうことも多く、乱れても気にならないように帽子やスカーフで髪の毛を固定するのが定番です。身動きが取りやすいようにワンピースのボタンも開けて羽織りとして取り入れました。接客を行いつつ、お店のレイアウトや在庫整理、大切に育てている植物の朝のお手入れなど、ひとつのお店を任せて頂いている責任を感じる瞬間でもあります。

ラフ過ぎてもモチベーションが下がってしまうので、お気に入りのアイテムを必ず身につけるようにしています。この日はいくつあっても足りないくらい大好きなボーダー柄を合わせました。細いラインのものも持っていますが、花柄が繊細なのであえて太目をチョイス。目立つのはカットソーかもしれませんが、遠くから見たときのワンピースの空色も魅力的。パキッとしがちなボーダーを柔らかい印象にしてくれるアイテムです。
スカーフ/ヴィンテージ、カットソー/iki、ボトムス/yuni、靴/veja

STYLE4

違う自分を楽しめる休日コーデ
春色カーディガンをきれいめに着るコツ【STAMP AND DIARY 大平さん】
お休みの日は、古着や大事な人から譲り受けたものなど、自分のお気に入りをぎゅっと詰め込んでお出掛けします。一人でもランチや温泉を楽しめてしまう私ですが、決まったルーティーンはなく、だいたい知らないところへ足を運んでいます。2月にショートヘアにしたばかりで、コーデの変化も面白い。

休日コーデの楽しみは、最近どハマりしているモデルさんのスタイルを真似ること!その人と同じアイテムを集めるのではなく、自分ではしない色合いや着丈のバランスを取り入れて幅を広げる様にしています。「変化」や「幅」で思い出すのが、学生時代にバイトをしていたパン屋の奥さんの「引き出しはいっぱい持っていた方がいい!」という言葉。今のご時世、生きにくいと感じている人も多いと思いますが、「人と繋がる」ということの本当の意味を少しずつですがわかってきた気がします。大事なものだけが残る時代。自分にとって大事なものを、ちゃんと守れる女性になれるように日々を大切に重ねていきたいと思います。
ジャケット/AMI ALEXANDREMATTIUSSI、帽子/NEW ERA、靴/MOONSTAR、バッグ/ヴィンテージ

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