夏というには早いけれどちょっと暑い日もある、もう少しすると梅雨もやってきちゃう……そんなとっても中途半端な時季。この厄介な季節に大活躍するのが、このブラウスです。
筋肉がほどほどにある体型なら、長袖Ｔシャツ1枚でちょうどいいですが、筋肉が落ちて柔らかい脂肪にほどよく覆われた私にとって、それはなかなか高いハードル（苦笑）。そんなときに、リネンブラウスの出番！
5年くらい前に購入した「Vlas Blomme（ヴラスブラム）」のブラウスは、体型を拾わないのはもちろんのこと、袖の裾に使われたデッドストックの刺繍生地、ピコレースのついたハイネック、後ろのボタンなど、デザインも大好物が満載。
ちなみに着丈が長かったので、私サイズにお直ししました。既成服のサイズは自分にベストとは限らないから、頼れるお直し屋さんを見つけておくと便利ですよ。

この日は、リネンのパンツとコーディネート。はかまのようなワイドシルエットが特徴です。パンツとブラウスは別生地ですが、まるでセットアップのようにピッタリ。多少上下の色が違っていても、リネン同士で揃えたように風合いが同じなら、コーディネートに一体感が生まれます。
全身真っ黒なので、靴下やトートバッグなど小物で白を取り入れて、抜け感をつくりました。

昭和のおじさんをイメージして、カンカン帽とグレーのパンツを合わせたコーディネート。
こちらのパンツもリネンです。もちろんコットンやナイロンなどもいいのですが、オールリネンは見た目が涼しそうなので春から夏にかけて着たくなっちゃいます。

ちょっとだけ季節を先取りしたほうが、よりおしゃれに見えますよね。ですが、ここで気をつけることは、インナーで体温調節が必須！ファッショナブルに見せるために、我慢なんてダメですよ。自分の身体がいちばん大事。見えないところで重ね着しましょう。

バックデザインも可愛いのです。ボタンがポイントになるので、ヘアは三つ編みにしてキュッとまとめました。