リラックスウェアとしても日常着としてもアレンジ自在な、Ｔシャツやスウェットパンツが昔から大好きです。今回着まわしたのは、ヴィンテージのタフなカットソーからインスピレーションを得てできた「ichi」オリジナルのヘビーウェイト天竺。洗うほどに雰囲気ある風合いに変わっていくのも楽しみなカットソーコレクションです。今回はあえて同色のパンツを合わせてセットアップとして着ましたが、とても新鮮でした。

夏が近づくと、ターコイズとペディキュアの赤をポイントにしたモノトーンコーデが定番になります。インディアンジュエリーは昔から好き。国内やニューヨークやパリの古着屋さんで良いものとの出会いがあると買い足して、少しずつ集めています。ターコイズのアクセサリーを合わせると、洋服がパッと明るい発色になるから不思議。

今回のようなオールブラックコーデには、オーバーサイズのスノーパーカーで凛としたメリハリと軽やかさを。撥水効果もあるので梅雨や季節の変わり目にも重宝する一枚です。10年以上前に購入したビルケンのサンダルは、ソールもすべてブラックレザーなのでペディキュアが映えます。どんな色でも合う黒は、合わせる色でまとまり方や印象も変わってきますね。

こちらは、ヴィンテージ感のあるベージュ。色あせたような淡いトーンでまとめたスタイルも好きで、素材を変えてコーデを楽しんでいます。Gジャンは、ずっと着続けている「Levi's 2nd」。破れたりほつれている箇所もたくさんですが、色落ち具合とクタッとくたびれたフィット感が大好きでシーズンを通して活躍。長く着るほどに褪せたブルーになっていくデニム、身体のラインに沿った色落ちに気付いたときはうれしくなります。れからもリペアしながら大切に着続けたい一枚です。

パリのヴィンテージショップで購入したスカーフはエルメスのカレ。生成ベージュを基調とした花柄ですが、ブルーが効いているのでデニムに合わせたり、首元に巻いてトレンチコートに合わせることも。いつものスタイルにスカーフがプラスされるだけで印象も変わってきますね。日ごろから、その日の気分やイメージに合わせて様々なトーンの色を着ることで全く違う印象のスタイルを楽しんでいます。