出典: 口に入れたときのひんやりした気持よさ、そしてするりとのどを通るなめらかさ…。夏の料理は、栄養はもちろん、口当たりや食感も重要ですね。とろとろ・ねばねば・さらさら・つるん…そんな食材をうまく使った料理は、暑さに負けない元気をもたらしてくれそうです。
「とろとろ」食感の料理レシピ のどごし なめらか♪
山芋・長芋などをすりおろした「とろろ」は、そのなめらかな食感と同時に、ビタミンB1やC、カルシウムなど豊富な栄養が特徴。とろろ汁などで食べるのが一般的です。
出典: まぐろを叩いたものにとろろを合わせ、うずらの卵をトッピング。豪快に楽しめるとろとろ食感の丼です。あとは、副菜が一品あれば、栄養バランスも整いますね。
出典: 彩り美しい野菜を牛しゃぶしゃぶ肉で巻き、とろろをつけて食べるアイデア。食欲が落ちやすい季節も、冷たいとろろだれで食が進みそうですね。栄養バランスも満点です。
山芋をすりおろして作る「とろろ」。滋養強壮や老化防止にも効果が期待大。なにより、ツルッと食べやすい粘り気がやみつきになり、子供から大人まで愛されている食材です。
そんな「とろろ」ですが、普段なんとなく醤油で味付けして食べていませんか?黄金比の味付けにしたり、とろろ蕎麦・とろろうどん、とろろの揚げ物などのアレンジレシピも格別な美味しさ。とろろの新たな魅力を発見しますよ!今回は、とろろの基礎知識(栄養・冷凍保存)からオススメの食べ方&レシピなどを、徹底的にご紹介します。
とろろ昆布は、昆布を重ねて削った加工品。ミネラルや食物繊維がたっぷりです。汁物や麺などにトッピングすることが多いですが、和え物などにも使えます。
出典: 昆布を削ったとろろ昆布は、とろとろ食感と昆布ならではのうまみが特徴。和え物・酢の物に加えても、風味が増します。冷蔵庫で冷やしていただきましょう。
出典: なすを煮て、とろろ昆布を加えて冷やします。梅の香りも爽やかで、とろりとのどを通るさっぱり副菜は、暑い季節のうれしい一品です。
ちょっとかけたり、混ぜ込んだり、普段の食卓に変化をくれる「とろろ昆布」。お家に常備はしていないけれど「好き」という方も多いのではないでしょうか?今回は、そんなとろろ昆布の栄養や健康効果をはじめ、色んな使い方をご紹介。ご飯ものや汁物、麺類はもちろん、さまざまな料理に使えるアイデアを集めています。意外な使い方も、この機会にぜひ試してみてくださいね。また、おすすめのとろろ昆布もご紹介していますので、ぜひどうぞ。
さまざまな栄養が総合的に含まれた卵は、理想的な食材。その卵を最も簡単な方法で食べられるのが、卵かけご飯ですね。火を使わないので、とくに夏はうれしいですね。
出典: 白だしに漬け込んだアボカドは、色もきれいで、味わいも豊か。ご飯の上にアボカドを並べて、卵黄をのせます。ねっとりとろとろの美味しさを満喫しましょう。
出典: 卵かけご飯というと、朝食の定番ですが、こちらのように鯛の刺身を使えば、夕食に出せる豪華版になりますね。卵黄だけ使えば、より濃厚な味わいが楽しめます。
黄身のコクと醤油の風味、炊きたてのご飯の甘味が口の中で渾然一体となる「卵かけご飯」。おかずが少ない朝の食卓もこれさえあればと思う人は多いでしょう。登場回数の多い卵かけご飯だからこそ、工夫を加えて味の変化を楽しむのもいいですね。今回は、卵かけご飯の豆知識とともに、家にある調味料やちょっとした具材をプラスしたさまざまなアレンジレシピをご紹介。卵かけご飯を美味しくする専用醤油やユニークな便利アイテムなどもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
「ねばねば」食材のおすすめレシピ 栄養たっぷり、元気の源!
モロヘイヤは、β-カロテンやカルシウムなどが豊富で、緑黄色野菜の王様といわれます。ねばねば食感でするりと食べられ、食が進まないときにもおすすめです。
出典: 夏に美味しいモロヘイヤとトマトを使い、ツナでうまみとコクを出した副菜。モロヘイヤのねばねば感でとても食べやすく、栄養も豊富です。
出典: 冷製茶わん蒸しにモロヘイヤをプラスした、のどごしアップのレシピ。茹でたモロヘイヤをだし汁に浸し、食べる直前に加えるのがポイントです。
旬の時期を迎えた「モロヘイヤ」。栄養価の高さで知られる優秀な野菜で、夏バテ対策にもいい働きをしてくれそうです。今回は、モロヘイヤの原産地や栄養などの豆知識をはじめ、ゆで方や上手な下処理や保存方法、そしてモロヘイヤのさまざまなアイデアメニューをご紹介します。定番のおひたし・酢の物・サラダといった副菜から、炒め物・揚げ物などのメイン料理、丼物や麺類、さらにはスープ・汁物・スムージーなどのドリンクに至るまで、幅広いレシピを集めました。
ねばねば野菜の代表格、オクラ。ねばねな成分は、ガラクタンやペクチンなどの食物繊維。β-カロテンも多く含み、健康効果の高い野菜です。
出典: オクラと先ほどとろろで登場した長芋のねばねばサラダ。長芋はすりおろさずカットすることで、とろシャキ食感に。わかめを加えてミネラルもたっぷりです!
出典: オクラのほか、なす・きゅうり・ズッキーニなど夏野菜を合わせたねばねば丼。オクラは、新鮮なものなら、生でOK。たっぷりかけて召し上がれ。
ネバネバの野菜として人気があり、栄養もたっぷり含まれているオクラ。スーパーでは一年を通じて手に入りますが、オクラの旬は夏なんです。そこで、夏バテしがちな夏に食べたい「オクラ」の、下処理(ゆで時間)からアレンジレシピを紹介したいと思います♪スープやサラダ、お弁当にぴったりなレシピまで。是非参考にしてみてくださいね。
納豆は、たんぱく質、食物繊維などの栄養素をはじめ、優れた健康効果が期待できるナットウキナーゼを含む日本伝統の発酵食品。酵素は熱に弱いので、非加熱レシピがおすすめです。
ねばねば&発酵パワー!納豆キムチオクラのサラダ巻き
出典: 納豆に、先ほど登場したオクラとキムチを組み合わせた、ねばねば&発酵のダブルパワーがうれしいサラダ。ピリ辛なので、おつまみとしてもぴったりです。
出典: 納豆は洋風レシピも人気です。暑い季節は、パスタも冷たいカッペリーニを使って。納豆に、トマトと塩、ニンニクなどを加えて作る調味料で和えて彩りよく仕上げています。たっぷり大葉をトッピングして爽やかに召し上がれ♪
いつも食べている納豆をちょっとひと工夫して、新たな美味しさを発見してみませんか?改めて納豆の可能性を知れば、毎日の食事がさらに健康的に充実していくでしょう!レシピを参考に、あなただけのオリジナルの食べ方も見つけてみてくださいね。
お茶漬け好きな日本人は多いですが、冷たいお茶をかける冷茶漬けの美味しさは、また格別。夏の醍醐味ですね。さらさらと食べられ、おかわりをしたくなるほどです。
出典: コクのある塩サバに、さっぱりした梅が好相性。冷たい麦茶をかけて、夏らしい味を楽しみます。氷も加えると、より涼やかですね。
出典: 日本の夏に欠かせないうなぎを、お茶漬けに。食べやすくスタミナもつくので、夏バテにうれしいですね。冷たい緑茶をかけていただきましょう。
暑い季節になると食欲も落ちてしまいがち。そんな時は自分でも簡単に作ることができる「冷たいお出汁」を作って夏の食卓を楽しんでみてはいかがでしょうか。冷たいお出汁のとりかたと、冷たいお出汁で頂く美味しいレシピをご紹介します。
お茶だけでなく、「冷たいお出汁」もおすすめです。
アミラーゼなど消化酵素が含まれる大根ですが、その効果が最も期待できるのが「大根おろし」。トッピングなどによく使われますが、冷たいまま和え物などにするのもさっぱりしています。
出典: 材料は、なめこと大根のみ。大根の葉も使います。なにげない一品ですが、具材の美味しさが引き立つ絶品副菜。おつまみにもよさそうですね。
出典: 夏の定番の冷やしうどんも、たれにこだわると新鮮。さっぱりみぞれレモンだれなど、いかがでしょう。大根おろしとレモンの爽やかさが麺にさらっとからみます。
栄養豊富で冷たいおそばなどに合う大根おろし。大根の辛味成分は、炎症を鎮める効果があると言われ、冬にせき止めとしていただく方も多いそう。ほかにも、大根おろしは疲れた胃腸の働きを助けたり、食欲不振の改善効果も期待できるので、食欲がない夏にもおすすめです。そこで、大根おろしの基本と活用レシピ、そしてあると便利な調理道具をご紹介します!
「つるん」と食感のひんやりレシピ ひんやりのどを癒す
夏の豆腐は、冷奴やサラダなどが王道ですが、ちょっとアイデアを凝らして、ユニークな使い方をするのもおすすめです。絹ごし豆腐を使うと、よりつるんつるん食感が感じられますね。
出典: 絹ごし豆腐で作った塩豆腐で、イタリアンなカプレーゼ風に。塩に漬け込む時間を短めにすると、水が抜けすぎず、つるつる感が楽しめそうですね。
出典: 絹ごし豆腐を、ごま、刻み生姜などとともに泡立て器で混ぜてなめらかにした特製だれ。そうめんが、いつもとは違う、ごちそう感覚で食べられます。
絹ごし豆腐は、木綿豆腐より水分が多いため、なめらかな口当たりを楽しめるのが魅力。淡泊な味わいなので、いろんな食材や調味料と相性がよくアレンジしやすいのも嬉しいポイントです。カロリーが低いため、食べ過ぎた翌日にご飯と置き換えたり、1回分の食事内でのカロリーの調整役にしたりと、使い勝手がいいのもメリット。今回は、人気のステーキなど、絹ごし豆腐のアレンジレシピを厳選!簡単にできる水切りの仕方も紹介しますので、絹ごし豆腐を毎日のレシピにもっと活用してくださいね♪
天草を煮て、その煮汁で作るところてんは、酢醤油などでおやつのように食べるのが一般的。でも、そのほかにもサラダなどに入れたり、麺代わりにするのも涼感があっておすすめ。磯の香りも独特です。
出典: カロリーや糖質が気になる麺類ですが、ところてんなら安心ですね。つるんとした涼やかなのどごしも、夏の疲れた体を癒してくれそう。具材は、できるだけバランスよく多品目を使いましょう。
出典: ところてんは、和風味だけでなく、エスニック味などにアレンジすることもできます。食物繊維豊富な夏の食材としていろいろと使えそうですね。
夏になると何故か無性に食べたくなる「ところてん」。冷たくてつるんとしたのど越しのよさは、食欲がないときにもぴったり。またカロリーが低く、整腸作用が高いことからダイエットメニューとしても魅力的な食べ物ですよね。飽きずに毎日でも食べたいところてん、麺を食べるように楽しめる一品からサラダ、和スイーツまで、美味しいレシピを集めました♪
ところてんには、海のミネラル分が含まれていますが、寒天には含まれていません。そのため、寒天は味にくせがなく、より料理の幅が広いのが特徴です。
口当たりのよさがたまらない♪魚介と夏野菜の白だし寒天寄せ
出典: 海老やホタテの魚介類を、夏野菜とともに寒天で固めた、つるつる感満点の一品。上品で美しく、夏の和食膳の主役のひとつになりそうです。
出典: こんにゃくのような食感を持つ糸寒天を使って、作り置きできるごま酢和えはいかがでしょう?つるんとシャキシャキ、食感も楽しく、お弁当のおかずにもおすすめです。
テングサやオゴノリなどの海藻類から作られているヘルシー食材の寒天は、食物繊維がとっても豊富で女性にとってありがたい食材です。寒天というとデザートを作るときに使うものという印象が強いと思いますが、デザートだけではなくおかず系のお料理にも色々使うことができるんですよ。そこで今回は、覚えておきたい美味しいスイーツレシピと目からウロコの寒天を使ったおかず系レシピをご紹介したいと思います。
出典: 食感がいいうえに、栄養もたっぷりの料理は、夏の健康に欠かせませんね。疲れた体を優しく癒すような「とろとろ・ねばねば・さらさら・つるん」料理で、暑い季節を乗り切りましょう。
まぐろを叩いたものにとろろを合わせ、うずらの卵をトッピング。豪快に楽しめるとろとろ食感の丼です。あとは、副菜が一品あれば、栄養バランスも整いますね。