食欲がない時にも。「大根おろし」のすすめ
栄養豊富な大根おろし
おろしたてが美味しい!
部位によっても違い、大根の根の先端に近づくほどイソチオシアネートの量が多く含まれています。ただしイソチオシアネートは揮発性なので、おろしてしばらく経つと辛みは減少してしまい、さらに大根に豊富に含まれているビタミンCも時間が経つと減少してしまうので、食べる直前におろすのがおすすめです。
おろすことで生成される辛味成分
おろすときは皮ごとが◎
他にも大根に含まれているビタミンCは大根の皮付近に集中して含まれているので、大根を皮ごとすりおろすのがベスト。しかも皮ごとおろすと更に辛みが増します。
熱に弱い成分も
消化酵素であるジアスタ-ゼやアミラ-ゼが豊富に含まれており、疲れた胃腸の働きを助けたり、食欲不振の改善効果も期待でき、食欲がない夏に最適です。ただし、熱に弱いアスタ-ゼやアミラ-ゼは、50〜70度でその効果が失われてしまうので、これらの栄養は、おろしでいただくのが◎。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
大根おろしの作り方
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大根おろしの活用レシピ
なめこのおろし和え
豚肉となめこの梅おろし和え
トマトしらすおろし
タコと夏野菜のおろし和え
鶏のさっぱり梅おろし照り焼き
焼きしいたけのおろしネギのせ
丸ごとトマトサラダ
イカのお刺身サラダ
じゃことおろしの薬味ごはん
大根おろしでさっぱり!ブリの漬け丼
しらすおろしパスタ
すだち香る関西風冷やしうどん
焼きねぎと柚子胡椒おろしそば
干物入りおろし素麺
おすすめグッズ
極上おろし金:tsuboe(ツボエ)
セラミックおろし:ポーレックス
木製鬼おろし:松野屋
銅おろし金:大矢製作所
大根おろしで猛暑を元気に乗り切ろう
大根に含まれている栄養をしっかりいただくのなら、大根おろしが最適。冬の食材のイメージが強い大根ですが、夏大根には辛味成分も多く含まれており、疲労回復効果や、食欲増進効果も期待できるので夏のレシピにもピッタリです。猛暑が続き食欲が落ちる夏を、大根おろしレシピでさわやかに過ごしませんか?
昔から「大根おろしに医者いらず」という言葉があるように栄養豊富な大根おろし。大根おろしにした際の辛味成分である、イソチオシアネートには、殺菌作用や抗酸化作用があるので、冬に咳止めとして大根おろしにハチミツを加えていただく方も多いそう。