体を動かすと、自由になれる
出典:unsplash.com
体を動かすことが好きになると、暮らし全体が楽しくなります。体を動かすこと自体を楽しめるうえに、そこでついた体力が普段の暮らしでも役に立つからです。仕事や家事でグッタリすることが減ったり、ショッピングや遠出をしても最後まで楽しむことができたり―。
疲れを気にせずやりたいことができるのは、行動の自由度が上がるということ。つまり、体を動かすことが好きになると、「今よりも自由な暮らしができるようになる」ということなんです。
疲れを気にせずやりたいことができるのは、行動の自由度が上がるということ。つまり、体を動かすことが好きになると、「今よりも自由な暮らしができるようになる」ということなんです。
「段階を踏んでいくこと」が大切
今回ご紹介する“体を動かすことが好きになる3STEP”は、STEP1→STEP2→STEP3と、ひとつずつクリアしながら次に進むことが大切です。そのうえで、体の状態を観察しつつ、無理のないように取り組んでください。「体を動かすことが気持ちいい!」と感じられる瞬間に出合えるように、焦らずじっくりいきましょう。
- 寒さに負けない体を目指す!ゆらぎがちな冬のご自愛ケアキナリノ編集部
STEP1「日常の動作でストレッチ」
まずは、体をほぐすことから始めましょう。日常の動作のなかで、ストレッチになりそうなものを見つけてください。そしてその動作をゆっくり行い、気持ちいいと感じることができたらOKです。できるだけ毎日やるのがおすすめ。繰り返していくうちに、体を動かすための準備が整っていきます。
《肩回り》テーブルを拭く動作
最初にテーブルの上のものを全部どけて、拭きやすい状態をつくりましょう。背筋を伸ばして立ち、腕を大きく動かしてテーブルを拭きます。離れたところでも立ち位置を変えず、腕を伸ばして拭いてみましょう。それでも届かない箇所があれば、立ち位置をずらして拭きます。利き手じゃないほうも使うことで、バランス良くストレッチすることができますよ。
《上半身》洗濯物を干す・たたむ動作
洗濯物を干す動作には、ストレッチ要素がつまっています。「洗濯物を振りさばくとき」や「物干し竿にかけるとき」の“腕を上げる瞬間”がストレッチのタイミング。さっと動かすのではなく、脇の下が伸びるのを感じながら少しゆっくり動かしてみましょう。
また、洗濯物をたたむ動作もストレッチのチャンスです。おすすめは、床に座ってたたむこと。座り方は、背筋を伸ばしやすいあぐらや正座がベター。少し遠くに洗濯物を置いて、上半身全体を使って1枚取り、たたんだあとはまた上半身全体を使って少し遠くに置く。この動作を繰り返すことで、自然とストレッチができますよ。
また、洗濯物をたたむ動作もストレッチのチャンスです。おすすめは、床に座ってたたむこと。座り方は、背筋を伸ばしやすいあぐらや正座がベター。少し遠くに洗濯物を置いて、上半身全体を使って1枚取り、たたんだあとはまた上半身全体を使って少し遠くに置く。この動作を繰り返すことで、自然とストレッチができますよ。
《下半身》ゴロゴロくつろぐ動作
リラックスタイムでもできる、ストレッチの動作があります。たとえば足首のストレッチ。寝転がってスマホなどを見ているとき、まっすぐに伸ばした足のつま先をゆっくりと下ろしてみてください。このとき、足首の前側が伸びているのを感じられるはず。そのあとはまたゆっくりとつま先を天井に向けます。すると今度は、足首の後ろ側が伸びているのがわかるでしょう。
また、寝転がった状態から、片方の足を手で抱えるようにして胸のほうに寄せるだけで、腰回りのストレッチになります。寝転がっているときはストレッチのチャンス。伸ばして気持ちいいと感じられる部分を探して、自分なりのストレッチ方法を見つけていくのも楽しいでしょう。
また、寝転がった状態から、片方の足を手で抱えるようにして胸のほうに寄せるだけで、腰回りのストレッチになります。寝転がっているときはストレッチのチャンス。伸ばして気持ちいいと感じられる部分を探して、自分なりのストレッチ方法を見つけていくのも楽しいでしょう。
▽気軽にできるストレッチは、他にもたくさん▽
STEP2「たくさん歩く」
日常の動作を利用して、充分に体がほぐれたなと感じてきたら、次は「たくさん歩く」ことを意識していきます。だからといって、いきなりウォーキングを始めなくても大丈夫。ストレッチと同様に、今の暮らしを“大きく変えずに”できることからやっていきましょう。
正しい歩き方をおぼえる
せっかく歩くのだから、効率よく体を動かせる「正しい歩き方」をおぼえましょう。むずかしく考えず、以下のポイントをおさえておけばOKです。
《正しい歩き方のポイント》
・背筋を伸ばして胸を張る
・あごを少し引いて遠くを見る
・膝を伸ばしながら、かかとから着地する
・手は自然に大きく振る
・背筋を伸ばして胸を張る
・あごを少し引いて遠くを見る
・膝を伸ばしながら、かかとから着地する
・手は自然に大きく振る
正しい歩き方が身につくまでは、速度はゆっくりで構いません。無理をしない程度に練習し、徐々に速度を上げていきましょう。
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歩いて行ける場所を増やす
買い物や出勤など、普段の暮らしのなかで「歩いて行けそうな場所」がないか探してみましょう。今まであたりまえのように乗り物を使っていた区間でも、見直してみると“歩けないことはない”という距離だったりすることも。歩いて行ける場所が増えることで、意識しなくてもたくさん歩くことができ、体を動かす機会を増やすこともできますよ。
▽歩くのがもっと楽しくなるアプリも▽
歩きやすい靴を選ぶ
長い距離を手持ちの靴で歩いていると、足に違和感をおぼえることも。そんなときは迷わず「歩きやすい靴」の購入を検討しましょう。最初のうちは小さかった違和感も、歩く機会が増えるほど大きくなっていき、足への負担も増えてしまいます。歩行時の違和感は足からのSOS。決して見逃さないようにしてください。
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STEP3「アクティブなことを試す」
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体がほぐれて、たくさん歩くことにも慣れてきたら、次はアクティブなことを試してみませんか?ここで重要なのは、「試す」という感覚です。お試し感覚でやってみて、嫌だったらやめればいいし、楽しかったらまたやればいいのです。
運動してみる
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運動は、シンプルに体を動かすことが楽しめるもの。道具がなくても始められるウォーキングやランニングから、ジムで行うトレーニングや水泳など、「やってみたいな」「できそうだな」と思えるものから試してみましょう。やっていくうちに、体の変化やスキルアップが感じられ、運動することがますます楽しくなっていくはずです。
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習い事を始めてみる
運動のなかには、ヨガやピラティスなど、人に習ったほうが効率的に習得できるものも。習い事のメリットはそれだけでなく、コミュニティに入ることによって、モチベーションが維持しやすくなるという点もあります。多少のコストはかかるものの、学びやすさと続けやすさが手に入ると考えれば、良き選択肢のひとつになるのでは?
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キャンプに行ってみる
レジャーを利用して体を動かすのもいいでしょう。とくにおすすめなのが、体を動かす機会が多いキャンプ。テントの組み立てや食事の準備をとおして、たくさん体を動かすことができますよ。「体力があるからこそ楽しめること」を体験すると、ますます体を動かしたくなるかも♪
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体を動かすと、心も動く
体を動かすことが習慣になってくると、クヨクヨと落ち込む時間が減っていくかもしれません。クヨクヨしてもモヤモヤしても、体を動かせば不思議とスッキリしてしまうからです。まるで、体につられて心も一緒に動いているかのように。
「体を動かしていれば、何があっても大丈夫」。そう思えるようになれば、日々の暮らしがもっと楽しいものになりそう。さぁ、今から初めの一歩を踏み出してみませんか?
「体を動かしていれば、何があっても大丈夫」。そう思えるようになれば、日々の暮らしがもっと楽しいものになりそう。さぁ、今から初めの一歩を踏み出してみませんか?
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