隙間時時間にトライ!「椅子に座ったままできるストレッチ」
今回は、座りっぱなしが続くと起こりやすいプチ不調を紹介しつつ、仕事の合間にぜひ取り入れてほしい「椅子に座ったままできるストレッチ」を紹介します!
座りっぱなしが続くと起こりやすい、5つのプチ不調
【1】首や肩がこる・腰が痛い
お尻は座っている間、ずっと上半身の体重を支えている状態です。この負担が日々蓄積されることで、気づかない間にこり固まってしまいます。
お尻は腰回りの筋肉と共に骨盤を支えているということもあり、お尻がこると腰痛を引き起こす可能性が高くなってしまうと言われているのです。
【2】骨盤が歪みやすくなる
お尻のこりや体重のかけ方だけでなく、脚を組んで座るなど座り方に癖があると、骨盤のバランスが不安定になると言われています。
体の要と呼ばれる骨盤ですが、ここの歪みは全身のバランスが崩れる原因のひとつとも考えられるので、とても大切なパーツ。ボディラインの崩れが気になるという人は、骨盤のゆがみが原因になっている可能性も。
【3】脚がむくみやすくなる
朝はスッと履けた靴が、帰る時にはきつくなっている…という話をよく耳にしますが、長時間座っていると脚の筋肉をほとんど使わない状態が続きます。通常は歩いたり走ったりと足を動かすことで、ふくらはぎのポンプ機能が上手く働き、血液を押し上げてくれますが、座りっぱなしだとそれが上手く行われず、脚がむくみやすくなってしまいます。
さらに長時間座っていることで、お尻や太ももが圧迫されてしまい、血流が悪くなる可能性が高くなります。リンパの流れも滞ることが予想されるので、どんどんむくみが強くなるという悪循環に陥ってしまいがちです。
【4】ぽっこりお腹になる
骨盤からの影響を大きく受けているとも言えるパーツが「お腹」。体幹が使われず姿勢が崩れると、お腹がたるみやすいと考えられています。
座りっぱなしで姿勢が崩れると、骨盤が後ろに倒れる「骨盤後傾」の状態になりやすく、それが原因でぽっこりお腹になってしまうと言われています。
またインナーマッスルの衰えから、内臓の位置が下がり、体内活動が上手く働かなくなることで、冷えを招く可能性も。冷えが続くと、体はそれを温めるために脂肪をつけようとするので、ぽっこりお腹だけでなく“腰回り”にまで脂肪を蓄えてしまう原因にもなりかねません。
【5】ヒップラインが崩れやすくなる
座りっぱなしということは。お尻はずっと潰されているような状態になります。それが毎日続くことで、お尻がどんどん平たくなり横に広がってしまうことも。
年齢を重ねるとヒップラインは崩れやすくなるとも言いますが、座りっぱなしが続くと若い人でも起こりえるので油断できません。
椅子に座りながら行う、簡単ストレッチをご紹介!
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オフィスでもお家でも◎「マッサージボール」でセルフケア
全身に転がして凝りをほぐせる「マッサージボール」。イボイボが程良い刺激となり、凝り固まった部分の柔軟性を高める効果が期待できます。座りながら足裏で転がすだけでなく、首や肩・背中など気になる所をピンポイントにセルフケアできるのが嬉しいですね。
ふくらはぎを伸ばして脚スッキリ「ストレッチボード」
上に乗るだけで脚がスッキリする「ストレッチボード」。立位・座位のどちちらにも使えるので、体重の乗せ方に合わせて傾斜を調整すれば、ふくらはぎがストレッチできますよ。また寝転がって使えば背中を伸ばすこともできるので、一台二役の優れものです。
座りながらしっかりマッサージ「ストレッチハーツ」
肩甲骨やお尻周りをしっかりとほぐすことができる「ストレッチハーツ」。この独特な形状のおかげで上手く体にフィットしてくれるので、左右対称に刺激を与えられ効率的にストレッチできます。椅子に座りながら使えるので取入れやすいですね。
ストレッチを取り入れて、気分も仕事の効率もUPしよう!
※ストレッチをする際は、無理をせずケガをしないよう気を付けて行ってくださいね。
休み時間を取ることなく、長時間座椅子に座ってパソコン業務などを続けていると、キーボードを触るような“手を前に出す姿勢”が固定されてしまい、正しい姿勢をキープすることが難しくなっていく傾向にあります。
またお尻のどちらか片方に体重を乗せて座っている人も多いため、これが全身のバランスの崩れに繋がり、首や肩、腰にも負担をかけてしまう原因に。