おいしいのは冬だけじゃない!長ネギを無駄なく使い切ろう
長ネギは一般的に寒い季節が旬とされますが、スーパーでは1年を通して手に入りやすい食材。数本セットで売られていることも多いですが、まるごと使い切るのは難しいと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、簡単な調理で甘さや食感を引き立たせるレシピを厳選してご紹介します。新鮮な状態で保存するテクニックも要チェックです。
出典: 長ネギの白い部分を一口大にカットし、軽く焼き色を付けてから蒸し焼きに。熱いうちにポン酢をかけて味を染み込ませます。ポン酢はゆず風味など、さっぱりしたものもおすすめ。長ネギがもつ素材のおいしさを味わえます。
出典: 長ネギの表面をさっと焼いて塩と青のりをふったシンプルなレシピ。ごま油と青のりの香りがたまりません。スナック感覚でどんどん手がのびてしまう時短おかずです。
大量に作って、おかずのアレンジに使おう。長ネギのマリネ
出典: 焼き目をつけた長ネギを、オリーブオイルや和風出汁を混ぜたマリネ液に漬け込むだけで完成。そのまま食べてもおいしいですが、メイン料理の添え物にしたり、サラダに和えて使うのもおすすめです。
出典: みりんと醤油を絡めることで、長ネギの甘みを引き立たせるシンプルなレシピ。濃いめのあまじょっぱい味付けは常備菜やお弁当のおかずにぴったりです。
洋風な味が食べたいときに。ガーリック風味の長ネギのソテー
出典: オリーブオイルでさっと焼いて、ガーリックパウダーと粗挽き黒こしょうでパンチを効かせておつまみ風に。和食や中華の具材というイメージの強い長ネギですが、味付け次第で洋風なメニューにも活用できます。
出典: 使い道に迷う長ネギの青い部分。細かく刻んでやわらかくなるまで焼き、味噌やみりん、醤油などで汁気がなくなるまで炒めます。濃いめの味付けは白米との相性抜群ですよ。
加熱不要でお手軽。冷奴にかけてもおいしいネギ塩ダレ
出典: 長ネギを細かく刻み、生のまま塩やごま油、鶏ガラスープの素でよく和えれば完成です。火を使わないのがうれしいポイント。ごはんだけでなく、冷奴のトッピングとして、メインおかず用のタレとしても使えます。レモン汁を加えたアレンジもおすすめです。
何にでも合う魔法のタレ「ネギ塩だれ」をご存知ですか? これから、ビールが美味しくなる季節。豆腐や夏野菜にかけたり、カルビや蒸し鶏などのお肉にかけたりするだけで、お店のように本格的なおつまみが出来てしまうんです。簡単な基本のたれの作り方はもちろん、話題のねぎ塩豚丼、塩焼きそば、チャーハンなど……いろんな活用レシピをご紹介します。今夜のご飯の一品にいかがですか?
出典: 中華風味の調味料に細かく刻んだ長ネギを入れて、電子レンジで加熱するだけのお手軽レシピ。ごはんのお供、納豆や卵焼きにさっとかけてもおいしいです。焼いた肉や魚にも相性がよいため、多めに作り置きしておくと役に立ちます。
そのほかの万能ねぎダレ&活用レシピはこちらもチェック!
簡単に作れて、なんでも美味しく仕上げてくれる万能調味料「ねぎダレ」。ねぎの香ばしい風味と辛みが、たまらく食欲をそそる味わいでお箸も進みます。
かけるだけでご馳走になるので、いつもの料理もワンランク上の仕上がりに。わが家のねぎダレを見つけて、常備しませんか。今回は、ねぎダレの作り方とねぎダレを使ったアレンジレシピをご紹介します。
ごはんやうどんにのせて、たっぷり食べたい。さばのそぼろ
出典: みじん切りにした長ネギをさばの半身とともに炒めてフレーク状にするレシピです。写真のようにごはんに乗せるだけでも充分なおいしさですが、うどんにトッピングしたり、野菜と和えたり、炒め物にするのもおすすめです。
出典: 長ネギを余すことなくまるごと使える炊き込みご飯のレシピです。出し汁、醤油、みりんとともに炊き込むだけですが、びっくりするほどおいしくなります。長ネギがたくさん手に入った時はぜひ作ってみてくださいね。
出典: あさりの酒蒸しはあさりだけで作る方も多いかも知れませんが、あさりから出るうま味をより味わえるよう、野菜もいっしょに酒蒸しにするのもおすすめです。ねぎの量はお好みで調整してみてください。
食感が楽しいさっぱり味。タコときゅうりのネギ塩レモンサラダ
出典: タコをメインにきゅうり、新玉ねぎ、セロリを和えたサラダレシピです。長ネギはみじん切りにしてコンソメやレモン汁で和え、タレとして使います。ワインとともに食べたい、さっぱりとした味わいです。
クセになる味わい。ささみとたたききゅうりのネギだく中華和え
出典: 電子レンジで加熱したささみ、めんぼうなどで叩いたきゅうり、刻んだ長ネギを醤油や酢、鶏ガラスープの素で和えるだけ。きゅうりは素早く味が染み込むため、あまり長時間置かなくてもおいしく食べることができます。
出典: レタスなどの葉物野菜にわかめや豆腐、きゅうり、そして長ネギを組み合わせたチョレギサラダ。長ネギがたくさんあるときは、そのほかの具材を減らしてボリュームを調整してみましょう。ヘルシーなのにしっかりお腹に溜まるため、食欲がない日はメインディッシュとしてもおすすめです。
無限に食べられる!ビールが進む、春菊と長ネギのチョレギサラダ
出典: 香りのよい春菊を長ネギと和えて食べるチョレギサラダ。食感の異なる2つの野菜ですが、実は相性がよく思わずビールが進みます。味の濃いおつまみ料理と併せて作ってみましょう。
出典: ふんわりと炒めたスクランブルエッグに、斜め切りの長ネギを足して醤油で香りづけしたレシピ。長ネギはあらかじめカットして冷凍しておけば、まな板いらずで調理できます。おつまみとしてだけでなく、小腹が空いた時や時短で食べたい朝ごはんにもおすすめです。
太い長ネギが大活躍!ネギとベーコンのバターしょうゆ炒め
出典: 長ネギの表面に焼き色がついたらベーコンを加え、コクのあるバター醤油の香りをつけて完成。加熱することで甘みを増した長ネギに、ベーコンの塩味が効いてたまらないおいしさです。太めの長ネギなら歯応えも楽しめますよ。味が濃いため、おつまみのほかお弁当のおかずにもぜひ。
出典: 長ネギの白い部分を豚の薄切り肉と大葉、春巻きの皮で包んできつね色になるまであげて完成です。和えるだけのサラダや炒め物と比べると少し手間はかかりますが、そのぶん満足感があります。上からレモンを絞ったり、甘辛ダレをかけてもおいしいです。
出典: ジューシーな豚バラ肉を長ネギ、木綿豆腐とともに甘辛だれでこんがりと炒めたボリューム感たっぷりのレシピ。煮込みの過程で長ネギがトロトロになります。野菜嫌いなお子様も、きっとたくさん食べられるはず。
出典: そのまま焼くとパサつきがちな鶏の胸肉も、マヨネーズやお酒などの調味料を揉み込んで下味をつけることでしっとり柔らかく仕上がります。10分ほど漬け込んだら一口大にカットした長ネギとともに焼き、シンプルに塩胡椒の味付けで完成です。七味などの薬味をプラスしてもおいしいです。
出典: 使う材料は鶏もも肉と長ネギのみ。調味料もポン酢をメインに砂糖とごま、片栗粉があればOK。身近なものだけで作れるので、レシピを覚えて定番のおうちメニューに取り入れてみませんか?
タレたっぷり、お肉はカリッと揚げ焼きで大満足。豚こま油淋鶏
出典: ていねいに下味をつけた豚肉をカリッとするまで焼いて、長ネギたっぷりの油淋鶏風だれをかけます。たれはポン酢を使ってさっぱりと仕上げた味わいのため、食欲が落ちがちな暑い季節でも思わずお箸が進みます。
食べ盛りのお子様におすすめ。長ネギたっぷりの回鍋肉
出典: おうちで気軽に作れる中華料理のひとつ、回鍋肉(ホイコーロー)。野菜の主役はキャベツとピーマンが定番ですが、そこに長ネギを加えてみませんか?かさ増しも、長ネギの大量消費もできます。とにかくたくさん食べたい日や、食べ盛りのお子様にもおすすめです。
長ネギの甘みが引き立つ。白身魚とネギのバタぽん炒め
出典: 鯛や鱈などの白身魚をバターで焼き目がつくまで焼いたら、斜め切りした長ネギを入れて炒め、味付けにポン酢ダレを回しかけて完成です。長ネギはザクザクと大きめにカットすることで、甘みをより強く感じることができますよ。
長ネギが大切なアクセント。鮭とマッシュポテトのグラタン
出典: グラタンに入れる野菜はじゃがいもをメインに玉ねぎやほうれん草などがメジャーですが、長ネギもよく合います。たまねぎがない時の代用品としてもおすすめ。しんなりするまで炒めたら、そのほかの具材と混ぜてレシピ通りに耐熱容器に重ね焼きにしましょう。
寒い季節は体の内側から温めよう!長ネギや生姜、唐辛子を使った料理も要チェック
猛暑が終わり、いよいよ寒さを感じる季節になりましたね。まだまだこれから寒くなってくるかとは思いますが、皆さん冷えには悩んでいないでしょうか?今回は、身体を内側から温めてくれる「生姜・ネギ・唐辛子」といったあたため食材を使ったレシピをご紹介します。スープや鍋などの熱々料理の他、がっつり系おかずやおつまみも選んでみましたので、ぜひ参考にしてみてください!
長ネギときのこは相性抜群!エリンギのやみつき中華風
出典: 食べやすい大きさにカットしたエリンギをフライパンでごま油と絡めて炒め、熱いうちに保存容器へ。同じフライパンで細かく刻んだネギを炒め、エリンギと和えて完成です。冷蔵で約7日間保存できるため、長ネギがたくさん手に入ったときに作り置きしておくと白米のお供として、そのほかいろいろなおかずの味変に使うことができます。
必要な食材はまとめて炒め煮すればOK!野菜たっぷりの簡単チャプチェ
出典: 水で戻した春雨、食べやすい大きさにカットした野菜や肉を手順通りに炒めていけばあっという間に出来上がります。ひとつのフライパンで15分ほどで完成できるので、余裕があるときにさっと作り置きしておきましょう。使い道に困っているネギや少量の残り野菜の消化にもおすすめ。冷蔵で約5日間保存できます。
出典: 長ネギをたっぷり使った麻婆豆腐のもとになるレシピです。とろとろになるまで煮込み、仕上げます。このままごはんにかけてもおいしいですが、辛いものが得意な方はぜひ唐辛子やラー油を足して食べてみてください。冷蔵で約7日間保存できます。
出典: 薄くスライスした長ネギを2本分たっぷり使ったヘルシーなマヨグラタン。炒める工程までできれば、あとはオーブンで焼くだけ。調理にはトータルで30分ほどかかるので、時間に余裕があるときに作り置きしておくのがおすすめです。再加熱でもおいしく食べられますよ。冷蔵で約4日間保存できます。
ほっこり安心する、素朴な味わい。わかめと長ネギのスープ
出典: スープカップなどに長ネギと乾燥わかめ、顆粒だしを入れてケトルなどで沸かしたお湯を注ぐだけ。長ネギの加熱はレンジでさっと済ませます。冷蔵庫にあるもので手軽に温かいスープが飲みたい時や、忙しい朝にもうれしいレシピです。
包まないから簡単&時短が叶う!ネギとひき肉のワンタンスープ
出典: ワンタンのもちっとした食感がポイントの具沢山スープ。ひき肉はワンタンで包まずそのまま煮込むため、見た目の割に簡単に作れるレシピです。ネギがたくさんある時ならぜひレシピより多めに入れてみてくださいね。
疲れた日はこのスープだけでもOK。豚バラ豆腐のネギ塩スープ
出典: 木綿豆腐と豚バラ肉、長ネギをじっくり塩味に煮込んだスープです。あっさりとした味わいに甘い長ネギがよくあいます。具材のボリュームを調整すれば、これ一皿でも充分にお腹いっぱいになれます。疲れた日やなんとなく食欲がない日のメインディッシュにおすすめです。
パンと合わせたい洋風な味わい。白菜と長ネギの濃厚豆乳スープ
出典: オリーブオイルで長ネギと白菜、ベーコンを炒めて豆乳で煮込んだやさしい味わいのスープ。パンといっしょに食べれば、朝はもちろん昼の軽食にもぴったりです。
ダイエット期間にもおすすめ。崩し豆腐のとろみ焼きネギ塩スープ
出典: たっぷりの刻んだ長ネギと豆腐をシンプルに味わうとろみのあるスープです。ごま油は小さじ2ほどに抑えており、とてもヘルシーな仕上がり。カロリーや脂肪分が気になる方、ダイエット期間の方にもおすすめです。
鍋でたっぷり作りたい。厚揚げときのこの豆乳チゲスープ
出典: 豆乳でキムチの辛さをほどよくマイルドに抑えたチゲスープ。具材は長ネギやきのこ、豆腐などあっさりとしたものばかりですが、クリーミーな味わいで満足感のある一品。お腹が空いている時は、とろけるチーズなどを加えてアレンジするのもおすすめです。
長ネギの保存【冷蔵】カットして密閉袋へ。乾燥を防ぐ
長ネギをそのまま野菜室に入れておいたら、青い部分は硬くなって反り返り、白い部分が乾燥して表の葉がはがれてきた……なんてことはありませんか?そんな長ネギの傷みは乾燥が原因であることが多いため、以下の方法で冷蔵保存するのがおすすめです。
1.先端と根の部分を切り落として、2〜3等分にカット
一人暮らしの方など、小さいサイズの冷蔵庫では長ネギが丸ごと入りきらないことも多いはず。余すことなく鮮度を保つために、2〜3等分にカットしましょう。
2.それぞれ濡らしたキッチンペーパーで包み、保存袋へ入れる
カットしたものをラップで包んでも、少しずつ乾燥は進んでしまいます。できるだけ長持ちさせるためには、濡らしたキッチンペーパーで包み、さらに密閉できるタイプの保存袋へ入れましょう。生のネギ特有の香りが冷蔵庫に充満するのも防ぐことができますよ。
長ネギの保存【冷凍】小口切りや斜め切りにして密閉袋へ
出典: 必要なときに手早く長ネギを使いたい場合は、新鮮なうちに小口切りや斜め切り、千切りなどお好みの状態にカットして冷凍保存するのがおすすめです。冷蔵保存と同様、密閉できる保存袋に入れましょう。小さめにカットされた長ネギは火の通りが早いため、調理の際は凍った状態のまま使ってOKです。
長ネギの青い部分は弱火~中火のサラダ油で焦げないようきつね色の揚げ煮にし、ガラス瓶などに保存しておくと香ばしい「ネギ油」になります。油だけを濾して使ってもよいですが、ぶつ切りにして調理すればネギそのものも捨てずに食べられます。冷奴や自家製ラーメンにかければ、香り高いプロの味に。チャーハンに使ってもおいしいですよ。
出典: ゆで鶏を作る時に長ネギの青い部分をショウガなどと一緒にお湯に入れると、青ネギが肉の臭みをとってくれます。ゆで汁には鶏の出汁が出ているので、捨てずにさまざまなスープにも使うことができます。春雨スープや鶏そば、うどんやフォー、雑炊がおすすめです。
出典: 長ネギを使ったおすすめのレシピをたっぷりとご紹介しました。ほとんどのレシピが簡単な手順で、10分〜20分ほどで作ることができます。旬の季節だけでなく、1年を通して使いやすい長ネギ。これからは、余すことなくおいしく食べ切りましょう♪
長ネギの白い部分を一口大にカットし、軽く焼き色を付けてから蒸し焼きに。熱いうちにポン酢をかけて味を染み込ませます。ポン酢はゆず風味など、さっぱりしたものもおすすめ。長ネギがもつ素材のおいしさを味わえます。