肉じゃがが真ん中にあっていろんな副菜が囲むにぎやかな食卓は、心がほっこりと和みますね。しっかり栄養も考えたバランス献立は、健康的な食生活の基本!今回は、肉じゃがに合う副菜と汁物の組み合わせをご紹介します。
肉じゃがは家庭料理の定番ですが、全体的に茶色いイメージなので食卓が地味になりがちで、毎回メニュー構成に悩む方も多いのではないでしょうか。副菜や汁物を決めるときは、彩りを意識したり、肉じゃがには含まれない品目を使った料理と組み合わせると、見た目にも栄養的にもバランスのいい献立になります。
ひと口に「肉じゃがの献立」といっても、家族構成や味付けの好みによっても変わってきますので、4つのパターン別に見ていきましょう。
メインの肉じゃが+副菜2品、ごはんと汁物で構成した一汁三菜の和定食は定番ですね。主菜である肉じゃがは、醤油やみりんを使った和風の煮物なので、あっさり系の炒め物や、野菜や海藻などを使った小鉢など和の副菜がおすすめです。
出典: ツナのオイル缶を丸ごと使い、小松菜ともやしと炒めて作れる簡単レシピ。味付けもシンプルで副菜にぴったりです。
出典: ジューシーなミニトマトとシャキシャキきゅうりの食感の違いを楽しめる副菜。食材をカットしてお酢や砂糖などの調味料で和えるだけと簡単で、彩りもばっちりです。
出典: 火を使わず、まな板も包丁も不要の簡単レシピ。おろしにんにく、ごま油、塩昆布、ごまを混ぜておき、キャベツをちぎって塩昆布と混ぜるだけで完成します。
出典: 管理栄養士さんがすすめる、栄養たっぷりな給食の定番和え物。野菜たっぷりで歯ごたえがよく、しっかりめの味付けでお箸が進みます。
出典: トマトとカニカマをポン酢とごま油で調味した和え物。大葉の爽やかな風味もアクセントになったさっぱりとした副菜です。
彩り、品数、栄養を考えてあと一品ほしい……というときがありますよね。
でも、その一品を作るのが大変だったりするもの。そんなとき、電子レンジで完結する副菜レシピを覚えておくととっても便利。火を使わず、使う道具も少ないので、後片付けも楽ちんです。時短調理にも役立ちますよ。
今回は、電子レンジだけで15分以内で作れる副菜レシピをご紹介します。
野菜の副菜レシピは、こちらも参考にしてみてください。
出典: 肉じゃがの和定食に彩りを添える、レタスとゆで卵の味噌汁。こちらは、粉末出汁と味噌、具材をお椀に入れて熱湯を注ぐだけの即席レシピです。
2.【ガッツリ系】彼氏・育ち盛りの男子はダブルメインで!
出典: 食欲旺盛な彼氏や旦那さん、育ち盛りの男子には、ガッツリ系の献立がおすすめ。肉じゃが以外にもう一品、魚や鶏肉など動物系タンパク質のおかずを追加して「ダブルメイン」にするのもいいですね。肉じゃが自体の味付けも、ちょっと濃いめの甘辛味やプルコギ風にすると喜ばれます。
出典: よだれが出るほど美味しいことから名づけられた「よだれ鶏」。こちらは、花椒やピーナッツの入ったたれの本格レシピですが、鶏肉はレンチンなので意外と簡単です。たっぷり敷いたレタスと一緒にいただきましょう。
出典: 鮭や鱈、ぶりなど、お好みの魚の切り身で作れる和風ムニエル。表面に小麦粉を付けた魚を焼いたあと、同じフライパンで調理したねぎの特製だれをかければ、簡単なのにプロのような味に。皮はパリパリ、身はふんわりで食べ応えも抜群です。
出典: 輪切りしたピーマンに肉だねを詰めて焼く、ピーマンの肉詰めのレシピです。ケチャップやオイスターソースを混ぜたソースをたっぷりと絡めて完成。カラーピーマンを使うとさらに彩りがアップします。
出典: フライパンを使って作る、鮭の南蛮漬け。小麦粉をまぶした切り身をさっと揚げ焼きにし、出汁から取った南蛮酢を絡めます。ピーマンやにんじんなど彩りも鮮やかで、さっぱりとした味わいです。
出典: ナスの紫色が美しく食卓が映えるねぎ塩だれ絡め。ジューシーな鶏もも肉と野菜にたれがよく絡み、白いごはんが進みます。
忙しい毎日の夜ご飯って作るのが大変ですよね。でも、栄養も考えた食べ応えのあるメニューで明日への活力をつけたいところ。そんな時は15分以下で手軽に作れるメイン料理はいかが?パパっと作れる時短料理でも、ちゃんと満足感のある美味しいメインディッシュがたくさんありますよ。今回は、和食からエスニック料理まで、15分以下で作れるメインディッシュレシピをご紹介します。
もう一品のお肉やお魚などのメインのレシピは、こちらも参考にしてみてください。
出典: さばの水煮缶をまるごと使った、栄養たっぷりの味噌汁。キャベツやトマトが彩り豊かで、主菜に負けない満足感のある一杯です。
ダイエットや健康を気遣うなら、野菜たっぷりのヘルシーな献立にしましょう。ノンオイルのサラダや酢の物、発酵食品を組み合わせた副菜もおすすめ。
出典: 肉じゃが自体もあっさり塩味にしたり、しっかり出汁を効かせて、白滝やきのこなどを多めに入れると薄味でも満足感を得られますよ。
出典: カニカマの赤、きゅうりの緑、わかめのミネラルで、彩りと栄養バランスがいい副菜です。さっぱりとした酢の物に、カニカマがうまみをプラスします。
出典: キムチとちりめんじゃこをトッピングした冷ややっこ。じゃこは、ごま油でカリカリに炒めるのがポイントです。しっかり食感の木綿豆腐にすることで、食べ応えアップ!
出典: ほうれん草やしめじ、えのきを使ったお浸しレシピ。味付けはめんつゆだけととっても簡単なうえ、きのこもたっぷりでヘルシーです。
出典: 大根、きゅうり、パプリカなど、カラフルな野菜と調味液を保存袋に入れて味をなじませるだけの簡単ピクルス。ポリポリと食感も楽しく、スティック状に切ると食べやすいですね。
出典: 電子レンジで作れるお手軽な白和えレシピ。ごまの風味が香ばしく、にんじんとほうれん草が肉じゃがの食卓に彩りを添えてくれる副菜です。
栄養、彩り、品数を考えると、あと一品ほしい!でも、材料が多かったり、組み合わせを考えたりするのは面倒かも……。そんなときは、とことんシンプルで気軽に作れるといいですよね。そこで今回は、キャベツ、きゅうり、じゃがいもなど、1種類の野菜で簡単に作れる副菜レシピをご紹介します。
ヘルシーな野菜のみの副菜レシピは、こちらも参考にしてみてください。
出典: 野菜の千切り味噌汁は、大根・にんじん・しいたけを細くカットすることで火が通りやすく、食べやすいのがポイント。かいわれ大根と柚子胡椒のピリ辛風味がいいアクセントです。
出典: 子供向けには、コンソメやバターを加えたり、お肉の代わりにウインナーやベーコンを使ったり、肉じゃが自体を洋風にすると喜ばれます。副菜や汁物も、子供が好きなコーンが入ったおかずやマヨネーズ風味のサラダ、具だくさんオムレツなど洋風で構成しましょう。
出典: ソーセージやミニトマト、ブロッコリーなどが入った具だくさんのオムレツ。細かく切った具材をケチャップで炒めてから卵液を流し込むことで、味がしっかりつき色合いも鮮やかに。残り野菜の処理もできて一石二鳥です。
出典: カレー粉や粉チーズで味付けしたホットサラダ。ウインナーも入っているので食べ応えがあります。すべての材料を耐熱皿に並べてレンジ加熱するだけのお手軽レシピです。
出典: ハムや塩もみきゅうり、マヨネーズをたっぷり絡めた定番のマカロニサラダ。ゆで卵のみじん切りを加えるとマイルドな仕上がりになります。
出典: カニカマやゆで卵が入った、具だくさんのコールスローサラダ。シャキシャキのキャベツに、カニカマとゆで卵で彩りとたんぱく質を補える嬉しい一品です。
出典: フライパンにコーンとピザ用チーズをのせて焼き色が付くまで焼くだけの簡単レシピ。とうもろこしの甘みとチーズのしょっぱさが絶妙。焼き目を付けるとカリッと美味しさがアップします。
絶妙な塩気ととろける食感がたまらない「チーズ」。そのチーズの魅力を活かして、アレンジレシピを楽しんでみてはいかがでしょうか。味付けとしてアクセントをきかせることで奥深く、おしゃれな味わいになります。
今回は、手軽に味わえる『チーズ』をきかせた副菜レシピをご紹介します。
子供が好きな副菜レシピは、こちらも参考にしてみてください。
出典: キャベツの甘みたっぷりのミルクスープ。あらかじめオリーブオイルでキャベツとベーコンを炒めてからスープを入れて煮込んでいるので、旨みをまるごと味わえます。
ここからは、肉じゃがとバランスのいい副菜と汁物を組み合わせた献立の実例を見て行きましょう。
肉じゃが/豆腐とネギの卵炒め/小松菜の和え物/味噌汁
出典: 肉じゃがをメインに、野菜多め、お肉少なめの一汁三菜は、ヘルシーなうえにお財布にも優しいのが嬉しいですね。たんぱく質もしっかり摂れるバランスのいい献立です。
電子レンジの簡単肉じゃが/ピーマンのごま酢和え/味噌汁
出典: 肉じゃがは、根菜をレンジにかけてから肉と一緒に炒めて煮るので、仕上がりがスピーディー。忙しい平日の夕食作りにも助かります。副菜のピーマンのごま酢和えも、ピーマンを軽くレンジ加熱。野菜は、時間のあるときに切って、保存袋に入れておけば、さらに時短でラクチンです。
肉じゃが/大根とホタテのサラダ/なすの味噌汁/抹茶豆乳ドリンク
出典: 肉じゃがをメインに、サラダと汁物を組み合わせた定食です。サラダは、大根にホタテ缶を使って手軽に。なすの味噌汁はとろっと柔らかく、ほっとする味わいです。
肉じゃが/焼き魚/梅おかか切り干しひじき/トマトと油揚げのしょうが和え/白菜の味噌汁
出典: 肉じゃがに、塩サバを付けたダブルメインの献立。ミニトマトやきりぼし大根&ひじきの副菜、お味噌汁の充実した食卓です。
肉じゃが/イカのしょうゆ炒め/大根ときゅうりのゆかり和え/なめこの味噌汁
出典: ほくほく美味しい肉じゃがと、イカを素材ごと堪能できるイカしょうゆ炒めのダブルメイン。大根ときゅうりの副菜を含め食感もさまざまで、どれを食べようか迷ってしまう、バラエティに富んだ献立です。
肉じゃが/塩サバのさっぱり焼き/もやしとカニカマの酢の物/味噌汁
出典: 煮る・焼く・和えると調理法もそれぞれ違って、たくさんのおかずを楽しめる献立。肉じゃが以外はお酢を使ってさっぱりとした味わいで、彩りも工夫しています。
肉じゃが/切り干し大根の梅酢漬け/油揚げの納豆だれ/新ゴボウの味噌汁
出典: 肉じゃがを真ん中に据えて、あとは切り干し大根や梅酢、納豆、油揚げなどヘルシーな材料で作った副菜や、ごぼうのお味噌汁でまとめた献立。野菜たっぷりで品目が多いく、カロリーが気になる方にもおすすめです。
肉じゃが/きんぴらごぼう/くずし豆腐のなめこおろし汁/お月見団子
出典: しめじや舞茸などを加えた具だくさんな肉じゃがに、食べ応えのあるきんぴらと、くずし豆腐のなめこおろし汁を添えた献立です。野菜がメインの副菜や汁物が加わることで、ほっと落ち着きますね。
肉じゃが/小松菜と卵のオイスター炒め/もずくトマト/玉ねぎとしいたけの味噌汁
出典: ほくほくの肉じゃがをメインに、小松菜と卵のオイスター炒めともずくトマトを添えた、野菜で彩りを上手に取り入れた献立。炒め物は、オイスターソースと少しにんにくを効かせることで、お肉無しでも満足感があります。
カレー肉じゃが/スルメの沖漬け/ごぼうの青のりまぶし
出典: カレー風味の肉じゃがは、男性も子供も喜ぶ人気メニュー。ぜひ、定番のひとつにしたいアレンジですね。カレー味といっても、出汁や醤油も入っているので、和風の副菜もぴったり。スルメの沖漬けやごぼうの青のりまぶしなどちょっと個性的な組み合わせもよく合います。
トマト肉じゃが/ねぎ塩セロリ/ガリときゅうりのおろし和え
出典: トマトの甘酸っぱさが、牛肉の美味しさとマッチしたトマト肉じゃがも大人気。副菜は、セロリ1本を使って甘酢しょうが&きゅうりでおろし合えに。味のコントラストがはっきりした、バランスのいい組み合わせですね。
【節約】肉じゃがのリメイク献立|余ったら別料理に!
お鍋にたっぷりと肉じゃがを作ると余ってしまうことも…。翌日そのまま食べるのもいいけれど、別の料理にリメイクすることで新鮮に楽しめ、ごはん作りの時短&節約にもなります。残り物とは思わせない、美味しいメニューに変身させましょう!
出典: リメイクの定番といえば、肉じゃがコロッケ。しょうゆなどの調味料で煮詰め、蒸したじゃがいもを足してたねを作ります。揚げたてのほっくりサクサクの美味しさを楽しんで。
出典: 余った肉じゃがを春巻きの皮に包んで揚げたサモサ風。カリッと香ばしく、カレー味もきかせたエスニックリメイクです。おつまみにもなりそうですね。
出典: こちらは、残った肉じゃがをつぶしてごはんと混ぜて、オリーブオイルを吸わせたパン粉を振りかけて焼くだけのスコップレシピ。一度火を通してあるので、焦げ目が付けばOKです。サラダなどを添えれば、忙しいときに助かるワンプレートごはんに♪
出典: 肉じゃがをフォークでつぶし、牛乳、チーズを加えて、トースターで焼き色が付くまで焼くだけ。朝食にもできそうな簡単メニューですね。
出典: 肉じゃがをマカロニグラタンの具材としてリメイク。ホワイトソースに潰した肉じゃがとマカロニを混ぜ合わせ、チーズをのせて焼いたら完成です。
出典: 根菜をレンチンして炒めたら水を加え、肉じゃがを汁ごと入れます。あとは煮込んでルーを入れるだけなので超簡単。副菜は、さっぱり味のトマトと玉ねぎのサラダです。
出典: 肉じゃがになすとカットトマト缶、麺つゆピザ用チーズを足してできる煮込み料理。和食の肉じゃがが、まったく違った洋風煮込みに変身します。肉じゃがを汁ごと入れて、余すことなく使い切れるのも嬉しいポイント。
出典: 意外な組み合わせの肉じゃが入りのオムレツ。ボリューミーでコクもあり、卵料理を超えた満足感のあるメインになります。オムレツを割ると出てくるとろけるような肉じゃがが食欲をそそるひと皿です。
出典: 肉じゃがを麺つゆと卵でとじた、電子レンジで作れる玉子丼。リメイクをしたとは思えない立派な一品に仕上がっています。肉じゃがの汁が多めにあれば、麺つゆを使わずに作れますよ。
春は新じゃがが美味しい季節。いつでも食べることができるじゃがいもですが、新じゃがを使ったホクホクの『肉じゃが』なんて最高ですよね。美味しい肉じゃがは、実は二度・三度と姿を変えて美味しい料理に大変身!ここでは、何度も楽しめる肉じゃがのリメイク&リレーレシピをご紹介します。
アレンジレシピは、こちらも参考にしてみてください。
出典: 肉じゃがをメインに、足りない味や栄養を副菜で補った献立。ほっこりと心も体も喜びそうな味が並ぶ食卓は、幸せを感じますね。彩りよく、いろんな食材を使って、バラエティに富んだ食卓にしましょう。
こちらの記事で素敵な画像をお貸しいただきました。ありがとうございました。
ツナのオイル缶を丸ごと使い、小松菜ともやしと炒めて作れる簡単レシピ。味付けもシンプルで副菜にぴったりです。