豆料理は、世界中どこの国にもあります。それだけ人々に愛されている食材なのですね。いろいろな豆が手に入るようになりましたので、ぜひ豆料理のバリエーションを広げて、さまざまな楽しみ方をしてみませんか?
豆の種類はいろいろ。日本ではもっともポピュラーな大豆や和菓子に欠かせない小豆、煮豆などでおなじみのいんげん豆などさまざま。これらの豆は味や食感も違いますので、それぞれの個性を生かした料理でそのおいしさを楽しみたいですね。
最近では、レンズ豆やひよこ豆などのエスニック系の豆を使った料理も普及し、一般的に食べられるようになりました。豆だけでも、和食から洋食、エスニック料理まで幅広いジャンルの料理を楽しむことができます。
豆の下ゆでは、まず一晩豆を水に浸すことから。そして、水に浸したまま火にかけ、じっくりゆでます。豆が柔らかくなるまで少し時間がかかりますので、忙しいときには圧力鍋や魔法瓶を使うのもいいでしょう。この水煮した豆を使って、煮豆やスープなどさまざまな豆料理を作ります。
基本の豆のゆで方や、種類ごとのゆで時間の目安についてはこちら。
紙パック・パウチ・缶詰の水煮豆や、水戻し不要のレンズ豆も便利!
圧力鍋よりもさらに時短で豆料理を…という方には、紙パック・パウチ・缶詰など水煮豆の商品がバリエーション豊富に販売されていますので、ちょっとサラダやスープに使いたいというときにも本当に便利。ストックしておくと、手軽に豆の栄養が摂れます。また、水戻し不要でゆで時間も短い「レンズ豆」もおすすめです。
豆料理は、水戻しの手間があるのでどうしてもハードルが高くなりがちですね。でも、レンズ豆なら水戻し不要!茹でたり煮たりする時間も短く、時短料理にも使えます。しかも、豆の中でも栄養価が高いといううれしいおまけつきで、使わない手はありませんね。今回は、レンズ豆の豆知識や食べ方などをはじめ、アレンジレシピをいろいろご紹介します。
レンズ豆についてはこちらの記事を参考に。
出典: チリコンカンは、テクスメクス料理(アメリカ南部のテキサス周辺で好まれるメキシコ料理)の代表格。豆のおいしさが存分に味わえると人気です。豆と具材を入れて煮込むだけで完成する簡単料理なので忙しいときにもぴったり。パンやパスタだけでなく、ご飯にもよく合いますよ!
出典: 豚バラと大豆は相性も抜群。大根おろしをたっぷり入れることで、煮汁が肉や大豆によくからみます。コクがあるのに、さっぱり!市販の水煮大豆や蒸し大豆でも簡単にできます。
出典: トマトの酸味とひよこ豆の甘さのバランスがGoodなチキン煮込み。じゃがいもなどの野菜をプラスしてもいいですね。
出典: ケチャップとソースを使ったポークチャップは、大人も子供も大好きな味。調味料がたった3つなので簡単です。豆を入れることで栄養もアップし、食べ応えも増します。
出典: 肉を一切使わず、大豆をベースにしたヘルシーなハンバーグ。おろしポン酢をかけてよりさっぱりと楽しめます。ダイエット中の方やベジタリアンにもおすすめです。
出典: こちらは、豆をあとから混ぜるのではなく、米と豆を一緒に炊き込むので、豆の風味がご飯によくなじみます。えんどう豆の季節でなければ、乾燥豆を使って。シンプルですが贅沢な味わいです。
植物性と動物性のタンパク質をバランスよく!大豆入りドライカレー
出典: 豆の植物性タンパク質と、肉の動物性タンパク質がバランスよく使われた体にいいドライカレー。スタミナたっぷりのワンプレートランチになりそうですね。
出典: 和食の副菜の定番・ひじきの煮物。大豆をプラスして、食物繊維やミネラルなど栄養も摂れる一品に。お弁当にもいいですね。大豆は乾燥豆でもいいですし、水煮を使えば手軽です。
出典: ひよこ豆やえんどう豆、赤いんげん豆などが入ったミックスビーンズを使ったサラダです。トマトとスパイスを和えるだけで完成する簡単レシピ。日持ちもするので、作り置き副菜にぴったりですよ。
出典: ひよこ豆は、まろやかな豆乳味噌とよく合います。一緒に入れるごぼうは、ひよこ豆と同じ形にカットするのがポイント。こうすることで、食べやすくなりますよ。付け合わせにぴったりのサラダです。
出典: マリネと聞くと、サーモン等の魚や玉ねぎ等の野菜を使うことをイメージしますよね。でも、豆もマリネになるんです!ヴィーガンの方にも、そうでない方にもおすすめ。食卓にもう一品欲しいときにもいいですね。大豆以外の豆でもOKです。
出典: えんどう豆とじゃがいものほくほく食感が楽しめるサラダです。副菜ですが、満足感を得られる一品。ピーナッツペーストでコクをプラスしています。
出典: バターで炒めたひよこ豆をレモンとともに煮た爽やかな一品。ほんのりした甘さもいい味わい。メイン料理の付け合わせにもよさそうですね。
出典: レンズ豆と野菜たっぷりの体にうれしいスープです。レンズ豆は加熱をし、蒸らしてからスープに入れるのがポイント。ほくほく感が増して、おいしく仕上がります。
出典: パエリアで使うサフランで味付けをする、エスニック風スープです。少し甘いのが特徴のひよこ豆との相性は抜群!ほっこり温まりたいときに、作ってみてはいかが?
出典: 煮豆にするとおいしい金時豆は、スープの具材にしても◎。スープの素を入れなくても、野菜と一緒にゆでるとうまみが出て、おいしくなります。体を優しく温めてくれるスープです。
出典: 自然な甘みがある小豆は、和菓子の材料に使われることが多いですよね。そんな小豆の甘さを活かして作れるのが、小豆のポタージュです。砂糖を加えなくても、優しい甘さのポタージュに仕上がりますよ。
出典: 大豆をたっぷり入れたカレースープです。片栗粉を入れて、少しとろみをつけるのがポイント。ボリュームとコクが出ます。このスープ一品でも満足できるので、朝食やブランチとしてもおすすめ。
出典: 豚や大豆、キムチ、そしてニラやもやしなどの野菜、いろんな具材のうまみが混然一体となったチゲスープ。冬はもちろん、夏の冷房で冷えた体にもおすすめです。
出典: ゆでたそら豆に、焦がしねぎの香ばしさや豆板醤の辛みがからむ絶品おつまみ。冷凍そら豆を使えば、いつでも作れますね。ビールのおともにもぴったり。
出典: ミックスビーンズとソーセージをニンニクとともに炒めてスパイスをふるだけで、大人の味わいのおつまみになります。フライドガーリックをプラスするのもいいアイデア。
出典: ニンニクと唐辛子を炒めた中に冷凍枝豆をそのまま入れ、水を加えて蒸し焼きに。お好みで塩をふって完成です。ゆでた枝豆とはまた違う、ちょっとおしゃれな味はワインなどにもよく合います。
出典: ゆでたうすい豆にオリーブオイルと粉チーズをまぶし、オーブンかオーブントースターで焼くだけ。グリーンピースや枝豆などでもOKです。いろんな栄養も摂れて、お酒がすすみます。
バター醤油とザーサイのうまみ!やみつきおつまみ金時豆
出典: 金時豆をバターで炒め、ザーサイを加えて、醤油を少し。香ばしくて塩気がきいた、やみつきおつまみが簡単にできあがります。こちらは、市販の金時豆の煮豆を使っていますが、もちろん乾燥豆をゆでたものでOKです。
出典: じゃがいもをひよこ豆と同じ大きさに切って、レンチン。衣をまとわせてからりと揚げたら岩塩をふります。ほのかな甘みがいい感じ。ちょっと軽めの揚げ物は、いいおつまみになりますね。
【インド】挽き割り豆やレンズ豆などで時短で作る「ダルカレー」
出典: インドでは、皮をむいて挽き割りにした豆を“ダル”といいます。挽き割りのひよこ豆でも、またレンズ豆や緑豆でもOK。どれも煮込みに時間がかかりません。ベジタリアンにもおすすめのカレーです。
【中東】パンにつけて楽しむひよこ豆ペースト「フムス」
出典: フムスは、ひよこ豆のペーストに胡麻ペーストやオリーブオイル、ニンニク、レモン、塩などで味付けしたもの。中東の代表的な味です。現地では前菜の一品で、ピタというパンにつけて食べるのが一般的。いまでは世界中で親しまれています。
出典: ひよこ豆やそら豆などをつぶしたものにスパイスを混ぜて揚げたファラフェル。中東で広く食べられている豆コロッケです。ピタパンに野菜やソースとともにファラフェルを挟むのもポピュラーな食べ方ですね。
【ブラジル・ポルトガル】肉と豆の煮込み料理「フェジョアーダ」
出典: 「フェジョアーダ」は、豚・牛や豆を煮込んだブラジルやポルトガルの料理。とくにブラジルでは国民食といわれるほど愛されています。現地では、フェイジャオン(黒いいんげん豆)を使いますが、日本で作る場合は黒豆や赤いんげん豆などで代用可能。水煮を使えば、短時間で作れます。
出典: カッスーレは、フランスで食べられている伝統的な田舎料理です。白いんげん豆に、肉や野菜などを加えて煮込んだ料理のこと。いろいろな食材を一度にたっぷり摂れるので、栄養満点の一品です。バゲットを添えて、フランス風の食卓を楽しんでみては?
出典: レンズ豆がコインの形に似ていることから縁起のいいとされる、イタリアのお正月の定番料理。ザンポーネやコテキーノと呼ばれる豚足といっしょに煮込むようですが、こちらでは食べやすい豚バラ肉のブロックを使っています。
【スペイン】豚足とひよこ豆、チョリソーの煮込み「カジョス」
出典: スペインの牛の胃袋やひよこ豆、チョリソーなどの煮込み「カジョス」。こちらのレシピでは、豚足を使っています。スペインの家庭料理の味をおうちで体験してみませんか?
【エジプト】米・マカロニ・ひよこ豆のソウルフード「コシャリ」
出典: 米にマカロニという面白い組み合わせに、ひよこ豆をプラス。コシャリは、エジプトで大人気のフードです。こちらのレシピでは、米とマカロニを炊飯器で炊いてひよこ豆の水煮を混ぜ、盛り付けたところにスパイシーなトマトソースをかけています。
出典: 白花豆を圧力鍋で甘さ控えめに煮て、オーブンで乾燥させます。あとは、グラニュー糖をまぶして乾燥させれば完成です。
出典: バターとマシュマロをレンジにかけて混ぜ、煎り豆にからめます。冷めればOK。材料3つで、もちっとサクサクの楽しいおやつになります。
出典: 砂糖・生姜・水を合わせて火にかけ、沸騰したら煎り豆を加えて混ぜ続けます。豆同士がくっついてきたら火を止め、粉をふいたらシナモンシュガーをふりかけてできあがり。
出典: 豆はメイン料理から副菜まで、いろんな料理に使える万能食材です。豆を入れると食べ応えも増しますので、お腹も満足の一品になりそう。ぜひ、さまざまな種類の豆料理に挑戦してみてはいかがでしょうか?
豆料理と聞くと、どんなお料理を思い浮かべますか?大豆や黒豆を煮たものを思い浮かべる方も多いのでは。豆と言っても実は様々な種類があります。よく知られている大豆、黒豆、そら豆、あずきから、うずら豆、白花豆、とら豆、大福豆など、あまり聞きなじみのない豆など。お豆レシピは保存もきくし、おやつにもおつまみにもなり、お弁当の彩りにも◎。そこで、身体も心も喜ぶほっこりお豆のレシピのご紹介です。
寒くなってくると、じっくり煮込む豆料理がおいしくなりますね。そこで今回は、おなじみの大豆や、女性に人気のひよこ豆、世界中で愛されるいんげん豆、下ゆでが不要で便利なレンズ豆…など、いろんな種類の豆を使った和洋の豆料理をご紹介。豆の煮込み料理を中心に、スープなどのレシピも集めます。朝食はもちろん、ディナーにもふさわしい、味も栄養も満点のレシピ集です。
みなさんは普段の食事で『豆』をどのくらい食べますか?自炊をする人は「手間がかかりそう」「水で戻す時間が…」など意外と敬遠している人も多いかと思います。しかし、『豆』はその手間をかけてでも摂りたいほど栄養豊富。できれば、“毎日食べたい食材”なんです。今回は『豆』を使ったレシピを豆の種類ごとにご紹介します。美容と健康が気になる人はすぐにでも取り入れてくださいね。