出典: 節約のため、健康のため、人それぞれお弁当作りの理由は異なります。おかずがお肉や煮物だけだと、お弁当がの色合いが茶色くなって栄養も偏りがち…。野菜を使ったカラフルな副菜や隙間おかずで彩りプラスして、蓋を開けるのが楽しみになるお弁当を作りましょう。
まずは、お弁当の副菜のポイントと、詰めやすい&食べやすいひと工夫をご提案します。
お弁当の副菜を何にしよう…?と悩んだときは、カラフルな食材を複数取り入れてみましょう。栄養素もそれぞれ異なり、自然と健康バランスが整いますよ。
出典: お弁当の副菜には、緑・赤・黄・白・紫・黒がおすすめ。カラー別に主な野菜と栄養素は以下の通りです。
【緑】
ほうれん草・ピーマン・ブロッコリー:βカロテン、ビタミン、ミネラル
【赤】
トマト・にんじん:βカロテン、ビタミン
赤パプリカ:βカロテン、カプサイシン
【黄】
とうもろこし:炭水化物・ビタミン、リノール酸、食物繊維
かぼちゃ・黄パプリカ:ビタミン、βカロテン
【白】
大豆:イソフラボン/きのこ類…ビタミン、カリウム、ミネラル
じゃがいも:ビタミン、食物繊維、カリウム
【紫】
ナス:カリウム・ポリフェノール
紫キャベツ・紫玉ねぎなど:アントシアニン
【黒】
のり・黒ごま・ひじきなど:食物繊維、ミネラル
通年で出回っている定番野菜はもちろん、旬のものはより栄養価が高く美味しいので、ぜひ積極的に取り入れたいですね。
また、梅雨や気温が高い夏場はお弁当が傷みやすくなるため、水分を切ったり、炒め物などはしっかりと加熱するのもポイント。梅干しやお酢を使ったおかずは、菌の繁殖を抑えてくれる効果があるといわれています。
お弁当女子にとって、気温が上がってくると心配なのが、ご飯やおかずの傷みです。ランチタイム、ちょっとでも色や味が変わっていると、まさかの食中毒まで頭をかすめます('_')。夏でも、栄養バランスよく見目うるわしいお弁当を作り続けるためのテクニックをご紹介します。
夏場のお弁当の工夫について、詳しくはこちらをご覧ください。
出典: 野菜が苦手な人は、野菜のイメージや存在感で口にしないことも多いので、切り方や調理法を工夫してみましょう。例えば、根菜系は1㎝ほどの角切りにしてコンソメやカレー風味にしたり、マヨネーズで和えたり、ピーマンは塩昆布やおかか、粉チーズなどで苦みを和らげるのがおすすめです。
毎日のお弁当作り、けっこう大変ですよね。特に家族が多いと、通園・通学する子どもの分、通勤するパパや自分の分…と、何個もお弁当を作らなくてはいけない場合もあったりします。そんな場合、子どもも大人もどちらも喜ぶおかずをまとめて作って、お弁当のメニューを同じにしてしまえばグッとラクになりますよ。家族みんなが喜ぶお弁当レシピをご紹介します。
子供も食べやすいおかずについては、こちらもご覧ください。
幼稚園や保育園に通うお子さんの場合は、星形やハート形に型抜きしたり、野菜をピックに刺すと見た目にも楽しいお弁当に。苦手な野菜をベーコン巻きにしたり、コーンやさつまいもなどの甘い野菜と組み合わせると食べやすくなりますよ。
お子さんの入園・入学で、お弁当作りが始まる方も多いと思います。どんなおかずを詰めたらいいの?ちゃんと残さず食べてくれるかな?そして何より、毎日ちゃんと時間までに準備できるか心配ですよね。今回は、園児弁当を少しでも簡単に楽しく作れるコツをはじめ、子供が喜ぶおかずやおにぎりなどの人気レシピをご紹介。後半には、おすすめの便利グッズや詰め方の実例もピックアップしますので、ぜひ参考にしてみてください。
子供のお弁当について、詳しくはこちらもご覧ください。
出典: 時間があるときに前もって、作り置きおかずや自家製のカップ入り冷凍食品を作っておくことで、忙しい朝も楽にお弁当の準備ができますよ。冷めても美味しい&痛みにくくするには、味付けをやや濃いめにするのがポイント。冷蔵の作り置きは2-3日、冷凍の作り置きなら2-3週間ほどが日持ちの目安です。
春は、お弁当作りを始める人も多い季節。忙しい朝に助かるのが、作り置き料理です。そこで今回は、作り置きをするときの注意点やコツをはじめ、時間のある時にさっと作ってストックしておけるレシピをいろいろとご紹介。さらに、下味をつけておいて当日は仕上げをするだけのおかずや、電子レンジのみでできる簡単なお惣菜レシピなども集めています。お弁当ビギナーさんだけでなく、毎日お弁当作りを頑張っている方にも役立つ情報が満載です!
作り置き&冷凍おかずについて、詳しくはこちらをご覧ください。
ここからは、緑・赤・黄・白・紫・黒の色別にカラフルな副菜レシピをご紹介。色違いの副菜を2品、もしくは、何色かミックスしたおかず1品を入れるだけで、お弁当の彩りがぐんとアップします。
お弁当にあると穏やかな気分になれる緑色の野菜。ピーマン・ほうれん草・きゅうりなどの副菜レシピをピックアップします。
出典: ほうれん草の定番といえば和え物ですが、ごま、白だし、醤油、砂糖の他に、味噌を加えるとコクがアップします。さっとゆでて、しっかり水気を絞るのが美味しさのポイント!
#作り置き
出典: ピーマンを塩昆布と同じくらい細くカットしてナムルに。この工夫で苦みが和らぎますが、気になる場合は千切りしたあと30秒ほどレンチンしてもよいでしょう。
出典: 包丁やまな板いらずの、レンジで作れる簡単レシピ。ちぎって加熱したキャベツに、鶏がらスープの素やごま油などの調味料が馴染んで、やみつきの美味しさです。
#電子レンジ
出典: きゅうりの即席漬けは、和えるだけなのであと一品欲しいときに便利です。塩麹の旨みがたっぷりと絡んで、ほっとひお息つける箸休めに。
#時短 #スピードレシピ
出典: ブロッコリーにカリカリに焼いたベーコンがアクセントになったおかずサラダ。ブロッコリーは水洗いせず粗熱を取ることで、手作りのシーザードレッシングとよく絡みます。
#おしゃれ #デリ風
出典: アスパラガスとスナップえんどうの副菜レシピ。すりごま、マヨネーズ、醤油と和えた子供も好きな味付けです。
#子供向け #マヨネーズ
出典: 豆苗は生でも加熱しても美味しく食べられるので、常備しておくと便利。あと一品足りないというときに、ポン酢とごま油でさっと和えて作れます。ボリュームも調整しやすいので覚えておくといいですね。
#和風 #節約食材
出典: 鮮やかな枝豆はお弁当に大活躍。こちらのレシピは、ゆでたものやレンジ加熱のもの、冷凍枝豆を解凍したもの問わず、塩昆布と調味酢を混ぜるだけで簡単に作れます。子供のお弁当にはピックに刺すと食べやすいですよ。
#冷凍食品OK #隙間おかず
出典: ブロッコリーは、電子レンジで加熱することで栄養を逃さず色鮮やかに仕上がります。ごまマヨの分量を覚えておけば、他のお野菜でもアレンジ可能です。
#デリ風 #おしゃれ
レンジ加熱でさっと作れる、ほうれん草の副菜レシピ動画。定番のごまおかか和えやナムル、子供が好きなカニカマ和えやバターコーンなどバラエティに富んでいます。栄養たっぷりなので、ぜひ覚えておきたいですね。
切り方を工夫して様々な見せ方ができるピーマンの副菜レシピ動画。うずらピーマンやツナマヨ風はトースターで簡単に作れます。
エネルギーを感じる赤色の副菜は、お弁当の鮮やかなワンポイントに♪赤パプリカ・トマトなど、おすすめレシピをご紹介します。
出典: パプリカのツナ和えは、めんつゆとすりおろし生姜のさっぱり味。市販のチューブや調味料で簡単に作れます。
#和風 #隙間おかず
出典: ベーコンとトマトを炒めて、バジルで香りづけした洋風炒め。火を通したトマトはぐんと甘さが増しますよ♪
#おしゃれ #イタリアン風
出典: ミニトマトをはちみつ漬けは、フリーザーバッグに材料を全て入れ冷蔵庫で馴染ませたら完成です。すっきりとした甘さなので、お弁当に詰める場合はヘタを取ってから漬けましょう。
#作り置き #夏バテ予防
出典: 半分にカットしたミニトマトをベーコンで巻き串差しにしたら、オーブントースターで焼きます。片手で持ってそのまま食やすい野菜おかずです。
#かわいい #子供向け
出典: ラディッシュの酢漬けは、傷みやすいお弁当にもぜひ入れたい一品。四等分にカットすることで食べやすく、調味料も染みやすくなります。ローズマリーが入っているので、ちょっぴり大人の味わいです。
#作り置き #野菜だけ
出典: お弁当がかわいくなる型抜きおかず。にんじんの甘み+はちみつとバターで味付けした優しい甘さで、ハンバーグなどと好相性です。レンジ調理で簡単に作れますよ。
#付け合わせ #野菜だけ
型抜きがないときは、こちらの飾り切り動画をご覧ください。にんじんの他に、大根などにも応用可能です。
出典: にんじんとツナの生姜きんぴらは、やや太めの千切りにすると食感もよく、食べ応えがあります。爽やかなな生姜の風味がアクセントに。
#常備菜 #隙間おかず
にんじんを使った副菜レシピ動画。花形のグラッセやキャロットラぺ、にんじんしりしりなど、レンジやスライサーなどのお助けアイテムを使って手早く作れるレシピばかりです。
お弁当をパッと明るい印象にしてくれる黄色い副菜。コーンやさつまいもなどを使ったレシピをピックアップします。
出典: コーンとツナの炒め物は、子供が大好きな組み合わせ。カップに詰めて冷凍保存すれば、使いたいときに解凍してお弁当に入れられるのでとっても便利です。
#冷凍保存OK #冷凍食品
出典: 甘めのお口直しとして、お弁当にあると嬉しいさつまいもの甘煮。デザートのようで子供も喜びます。あく抜きしていたさつまいもを調味料とともにレンジ加熱すればでき上がり。
#子供向け #お弁当の飾り
出典: 焼くと甘みが増すパプリカをエリンギをアルミホイルにのせて、オーブントースターで焼く簡単レシピ。香ばしくコクも深まる粉チーズは、お好みの量を振ってください。
#野菜だけ #オーブントースター
出典: マヨネーズと塩こしょうでざっくり和えたかぼちゃのサラダ。カリカリに焼いたベーコンとアーモンドのスライスがアクセントになっています。
#時短レシピ
出典: コンソメとバターのくせになる味わいのさつまいものおかず。レンチンしてからフライパンで焼くので短時間で調理できるのも嬉しいポイント。
#野菜だけ #隙間おかず
レンチンしたとうもろこしを醤油バターで炒める、お祭り屋台風の味付け。とうもろこしが旬の時期は、写真のように大きめにカットしてお弁当の中心に詰めれば存在感抜群ですね。
出典: かぼちゃをガーリック風味で味付けして食べ応えのあるおかずに。ベーコンを巻くことで、程よい塩気と旨みがかぼちゃに染み渡ります。
#ボリュームおかず #おつまみ
茶色くなりがちなお弁当や他のカラフルな野菜おかずを引き立ててくれる白色の副菜。れんこんや大根などを使ったらレシピをご紹介します。
出典: みりんとめんつゆのみで味付けするれんこんのきんぴら。ごま油で炒めることで風味豊かで、鷹の爪が彩りのアクセントになっています。
#常備菜 #和惣菜
出典: バター風味ののり塩味のポテト。小さめの角切りにしたじゃがいもをレンチンしてから炒めるので時短で火が通ります。小さなお子さん用のお弁当には、ピックに刺すと食べやすいですね。
出典: 塩もみした大根をたらこや酢、醤油などの手作りドレッシングで和えた副菜。お酢を使っているのでお弁当も傷みにくくなり、さっぱりとしているので揚げ物おかずの箸休めにもぴったりです。
#隙間おかず
出典: 生でも冷凍カリフラワーでも作れる、簡単なチーズ焼きレシピ。シリコンカップや紙カップなどに入れて焼けば、そのままお弁当箱に入れられて便利です。
#電子レンジ #カップおかず
出典: さっとゆでたえのきを調味料と潰した梅干しやおかかと和えた簡単副菜レシピ。梅の酸味がさっぱりとした味わいで、暑い季節の食欲も増進させてくれますよ。
#作り置き
出典: 一年を通して安定した価格のもやし。お弁当や常備菜として知っておくと便利なひと品です。酢が入ることで、暑い季節も食べたくなるさっぱりとした味わいに。
#節約レシピ
出典: 白菜は葉の部分を使うと緑のおかずに、根元の方を使うと白いおかずになります。たっぷりの白菜で即席漬けを作っておいて、足りない色味を見ながら、お弁当に使う部分を決めるのもいいですね。
アントシアニンなどの栄養素を含む紫色の副菜。ヘルシーでお弁当にあるだけで一気に華やぐ野菜レシピをピックアップします。
出典: 紫キャベツのマリネは、千切りして塩もみし、白ワインビネガーなどの調味料と馴染ませます。お酢を入れることで、より鮮やかになりますよ。
#デリ風 #おしゃれ
出典: たれが染み込んでご飯がどんどん進むナスの南蛮漬け。お酢のおかげで皮の色が抜けずにきれいに保たれます。調味料がすべて同じ割合なのでぜひ覚えたい基本レシピです。
出典: 紫玉ねぎ酢漬けは、塩でもOKですが、こちらは塩こうじを使って旨みのある優しい味わいに。繊維を絶つように薄切りするのが、味が染み込むポイントです。
出典: 紫キャベツのナムルは、塩と砂糖でもんで鶏がらスープや酢などの調味料で和えれば完成。ポリ袋を使うと後片付けも簡単です。
出典: 塩もみしたナスを大葉やみょうがなどお好みの薬味を和えた爽やか風味の副菜。ごま油を加えることで、味がはっきりしてより美味しく仕上がりますよ。
出典: ボルシチでお馴染みのビーツを使ったポテトサラダ。あらかじめ1㎝角にカットし茹でたビーツをじゃがいもと調味料と混ぜることで、酸味がクセになる紫色のポテトサラダに。ビーツは缶詰を使うとお手軽です。
お弁当がぐっと引き締まる黒色の副菜。ひじきやのりなど海藻類を使ったレシピをご紹介します。
出典: ほっとする味わいのひじきの炒め煮は、ちくわと一緒に炒めることで、食べ応えもアップ!お弁当に入れるときは、汁気をしっかりと飛ばしましょう。
#和惣菜 #常備菜
出典: お味噌汁や酢の物の印象が強いわかめも、調味料で炒めることで水気が飛びお弁当の隙間おかずとして活躍します。水で戻した乾燥わかめで作れるので、あと一品欲しいときにもおすすめです。
出典: 切り昆布と油揚げを使った、健康的で旨みたっぷりな炒め煮。カットした切り昆布と油抜きした油揚げを順にごま油で炒め、砂糖や麺つゆで調味し煮汁がある程度染み込んだら炒りごまを振ってください。
出典: 和えるだけで作れる、すりごまの風味香る大葉の黒ごま和え。さっぱりとした爽やかな味わいなので、夏のお弁当にうってつけの一品です。
#火を使わない
出典: 生または、水に戻した乾燥きくらげを、ラー油とにんにく、しょうゆ、みりんで炒める佃煮レシピ。歯ごたえがよく、ピリ辛味でご飯が進みます。
出典: 出汁を取ったあとの昆布を活用した副菜。鍋に入れた調味料が沸騰したら、細長くカットした昆布を入れて極々弱火で煮詰め梅干しで和えましょう。程よい酸味がアクセントでさっぱりと食べられます。
#節約レシピ
色とりどりの野菜を組み合わせた副菜なら、主菜+これ一品でOK。カラフルなMIXおかずのおすすめレシピをご紹介します。
出典: パステルカラーのスパイス炒め。コーンと枝豆、ベーコンを使っていますが、カニカマなど他の食材で応用もできます。
出典: 小松菜、にんじん、えのき、カニカマを使ったカラフルな和え物。レンチンで簡単に作れ、ポン酢とごま油でさっぱりとコクのある味わいです。
#電子レンジ #冷凍保存OK
出典: ナスとパプリカの彩り副菜は、お酢と醤油のみのシンプルな味わい。冷凍も可能なので、カップに入れて保存すればお弁当にそのまま詰められて便利です。
出典: 細切りにしたじゃがいも、にんじん、ピーマンをごま油で炒めたレシピ。地味なイメージのきんぴらも、カラフルな野菜を使うことで華やかに。時間がないときは予めレンチンしてみてください。
出典: ブロッコリーやにんじん、枝豆のコントラストが美しいレシピ。シンプルで優しい味わいのごまだれの味付けと、枝豆でたんぱく質もしっかり摂れるので、ダイエット中の方にもぴったりです。
#作り置き #ダイエット
出典: パプリカの鮮やかな赤と黄色が元気になれる副菜。野菜はさっとゆでて水気を切り、ごま油、塩、黒すりごまで和えましょう。シャキシャキ食感が楽しい一品です。
出典: 緑黄色野菜がたっぷりの野菜おかず。カラフルなのでお弁当が明るくなり、食べやすい中華味は子供受けも上々♪調理時間5分であっという間に作れますよ。
出典: 電子レンジを活用したひじきとミックスビーンズの和えサラダ。黒・緑・白の食材を使い、メリハリある色合いが、お弁当の印象をきゅっと引き締めてくれます。すりごまを入れて香りよく仕上げましょう。
#電子レンジ
お弁当を詰めてみて、なんだか色が足りないなと思ったら、ぜひ今回ご紹介したカラフルな副菜をプラスしてみましょう。いつものお弁当の真ん中にちょっとアクセントで入れるだけで印象が変わります。冷凍や作り置きできるものもあるので、ぜひ活用してみてくださいね。
こちらの記事で素敵な画像をお貸しいただきました。ありがとうございました。