10代の頃から数多くの雑誌でモデルを務めてきた花楓さん。雑誌やInstagramで紹介される自身のファッションやライフスタイルも注目されてきました。
家族との暮らし、コラージュアーティストとしての活動、夫婦で参加するボランティアなど、忙しくも充実した毎日を過ごしている花楓さんの、「おしゃれのルーツ」はどこにあるのでしょうか?
家族との暮らし、コラージュアーティストとしての活動、夫婦で参加するボランティアなど、忙しくも充実した毎日を過ごしている花楓さんの、「おしゃれのルーツ」はどこにあるのでしょうか?
おしゃれのルーツ
「おしゃれを意識し始めたのは保育園のとき。父が服や、家具などあらゆるものにこだわりが強かった影響か、その頃から好きなものがはっきりしていました。」
「父が、ヴィンテージのビートルやポルシェなどの車を販売するお店を経営していました。海外のヴィンテージ家具や古いブリキのおもちゃが置いてあるような内装で、古いもの全般が好きな人。保育園の頃の私の服も父が選んでいて、レザーパンツや、アイビーテイストのチェック柄など、大人のデザインをそのまま子どもサイズにしたようなかっこいい服が多かったです。古着ではなかったのですが、子どもに着せる服にも父のこだわりがありました。」
フリルやピンク色などのいわゆる“女の子らしい”ものに惹かれることはなく、自分で服を選ぶときも大人っぽい白・黒・グレーなどを好んでいたという花楓さん。生活のいたるところに反映されたお父さまのセンスは、カルチャーの側面でも強く影響を与えました。
フリルやピンク色などのいわゆる“女の子らしい”ものに惹かれることはなく、自分で服を選ぶときも大人っぽい白・黒・グレーなどを好んでいたという花楓さん。生活のいたるところに反映されたお父さまのセンスは、カルチャーの側面でも強く影響を与えました。
「家では海外の映画や音楽、ラジオなどがずっと流れていました。映画で観たウィノナ・ライダーが好きで、憧れていましたね。」
おしゃれに目覚めて、自分で洋服を買うようになって出かけたのも古着屋さんだったそう。モデル活動のかたわらダンスに夢中だった10代の頃からずっと、好きな服が変わっても古着が好きな気持ちは変わりませんでした。
おしゃれに目覚めて、自分で洋服を買うようになって出かけたのも古着屋さんだったそう。モデル活動のかたわらダンスに夢中だった10代の頃からずっと、好きな服が変わっても古着が好きな気持ちは変わりませんでした。
古着の定番アイテム
「デニムが好きで、デニム・オン・デニムのセットアップっぽく着ることも多いです。古着屋さんに行ってもデニムは必ずと言っていいほどチェックしています。形、色、デザインなどが理想的なものにはなかなか出合えないので、常に探している感じです。」
コンバースのチャックテイラーも「定番アイテム」。デニムとともに、古着屋さんで必ずチェックしているそうです。
「年代などに詳しくはないですけど、お店の人と仲良くなって価値のあるものを教えてもらったり、“今買っておいたほうがいいよ”と薦められたら買うようにしています。値段もどんどん上がっていますからね。」
古着の買い方
「古着を買うときは、お直しに出すつもりで買うこともあります。」
古着は、デザインはこれ!と思ってもサイズが合わないことが多いもの。小さいものは大きくできないけれど、大きいものは小さくリサイズできるのがお直しの良いところです。
ただ、洋服を買ってすぐには着られません。しかも、洋服の値段にさらにお直しの料金がかかります。
それだけの時間や手間をかけても着たいのでしょうか?
「同じものはないので、時間や手間がかかっても着たいんです。お直しに出そうと思って買って、実家に帰るときにまとめて信頼しているお直し屋さんに持っていっています。」
古着は、デザインはこれ!と思ってもサイズが合わないことが多いもの。小さいものは大きくできないけれど、大きいものは小さくリサイズできるのがお直しの良いところです。
ただ、洋服を買ってすぐには着られません。しかも、洋服の値段にさらにお直しの料金がかかります。
それだけの時間や手間をかけても着たいのでしょうか?
「同じものはないので、時間や手間がかかっても着たいんです。お直しに出そうと思って買って、実家に帰るときにまとめて信頼しているお直し屋さんに持っていっています。」
デニムジャケットの上にロングベストを合わせたレイヤード・コーデ。
中学生の頃から、古着屋さんで買い物をしていた花楓さん。当時はインターネットが今ほど普及していない頃。どのように古着屋さんを見つけていたのでしょうか。
「私が育った駅の近くに雑貨屋さんがあって、そこに“パパが好きそうなものがたくさんありそう”と思って入ってみたら奥に古着が並んでいたんです。そこに水色とピンクのラインが入った昔のプーマのスニーカーがあって、すごくかわいかったので買いました。その頃から、昔のものだから同じものはない、かわいいと思ったら買わなきゃ、という意識がありましたね。」
お父さまの影響がここにもあったそうで、花楓さんも古いものを好きになっていきました。
「ブリキのおもちゃだって、かなりボロボロだけど色も形もかわいいと思います。そこに対して、“汚い”と思ったことはなく、ただ“かわいい”と思いましたね。中学生の頃から、街を歩いて、気になるお店があったら入ってみるということをしていました。そうやって若い頃にリサーチに行っていた古着屋さんも今はなくなってしまっていて…。そういうことにさみしさを感じます。」
「私が育った駅の近くに雑貨屋さんがあって、そこに“パパが好きそうなものがたくさんありそう”と思って入ってみたら奥に古着が並んでいたんです。そこに水色とピンクのラインが入った昔のプーマのスニーカーがあって、すごくかわいかったので買いました。その頃から、昔のものだから同じものはない、かわいいと思ったら買わなきゃ、という意識がありましたね。」
お父さまの影響がここにもあったそうで、花楓さんも古いものを好きになっていきました。
「ブリキのおもちゃだって、かなりボロボロだけど色も形もかわいいと思います。そこに対して、“汚い”と思ったことはなく、ただ“かわいい”と思いましたね。中学生の頃から、街を歩いて、気になるお店があったら入ってみるということをしていました。そうやって若い頃にリサーチに行っていた古着屋さんも今はなくなってしまっていて…。そういうことにさみしさを感じます。」
自分の足で古着屋さんを見つけ、買い続けていた花楓さんの頭の中には、詳細な“古着屋データベース”があるそうです。
「例えば、スウェットが欲しいと思ったらここかここ、アロハシャツならあそこ、80、90年代なら、50年代なら、20年代だったら…という“こういう服はこのお店”というのは全部頭に入っています。オーバーサイズが着たくなったらメンズの古着が得意なお店に行くこともあります。レディース古着のお店で買うよりも安いこともあるので。」
ただ、「○○を買うならここ」と知っていても、なかなかこれ!という物に出合えない、それが古着の面白さだと花楓さんは言います。
そして、探し続けてやっと出合えた服に対して「私を待ってた!?」と思えるそうです。
20代の頃から手をかけることを前提に古着を買い、運命的な出合いを求めるほどに服に向き合っていたら愛着を持って大切にできそうです。
「そうですね。普通に20代の頃に買ったものも持っていたりもして、意外と物持ちは良いです。でも、自分で欲しいと思って買っているのに、しっくりこなくて1度しか着ていないものもあります。そういうことを減らしたいので、いつも“ピン”とくるものを待っています。短い時間でも“ピン”ときたら買うし、こなければ買いません。ほかに着たい人がいるかなとか、着なくなったらどうなってしまうのかを考えるようになりました。古着でもブランド物でも、本気で“ピン”とくるものを厳選して買っています。それでも飽きてしまったら、人にあげるようにしています。誰かが着なくなったものを誰かが着るというサイクルが良いなと思っています。」
「例えば、スウェットが欲しいと思ったらここかここ、アロハシャツならあそこ、80、90年代なら、50年代なら、20年代だったら…という“こういう服はこのお店”というのは全部頭に入っています。オーバーサイズが着たくなったらメンズの古着が得意なお店に行くこともあります。レディース古着のお店で買うよりも安いこともあるので。」
ただ、「○○を買うならここ」と知っていても、なかなかこれ!という物に出合えない、それが古着の面白さだと花楓さんは言います。
そして、探し続けてやっと出合えた服に対して「私を待ってた!?」と思えるそうです。
20代の頃から手をかけることを前提に古着を買い、運命的な出合いを求めるほどに服に向き合っていたら愛着を持って大切にできそうです。
「そうですね。普通に20代の頃に買ったものも持っていたりもして、意外と物持ちは良いです。でも、自分で欲しいと思って買っているのに、しっくりこなくて1度しか着ていないものもあります。そういうことを減らしたいので、いつも“ピン”とくるものを待っています。短い時間でも“ピン”ときたら買うし、こなければ買いません。ほかに着たい人がいるかなとか、着なくなったらどうなってしまうのかを考えるようになりました。古着でもブランド物でも、本気で“ピン”とくるものを厳選して買っています。それでも飽きてしまったら、人にあげるようにしています。誰かが着なくなったものを誰かが着るというサイクルが良いなと思っています。」
洋服の選び方
古着はダメージ具合なども様々ですが、どのように選んでいるのでしょうか?
「状態や穴の具合などはかなり見ますね。本当のアンティークで、ボロボロのままで着てもかわいいものも昔は買っていたのですが、30歳を超えてからは少しでもきれいなものを、と思うようになりました。だからあまりにも大きな穴やシミがあるものは買わないですけど、白いアンティークのブラウスは賭けで買って、漂白してみます。お直しと同じように、いつも出しているクリーニング屋さんに“破けてもいいから”と言って頼むと、結構真っ白になります。」
「状態や穴の具合などはかなり見ますね。本当のアンティークで、ボロボロのままで着てもかわいいものも昔は買っていたのですが、30歳を超えてからは少しでもきれいなものを、と思うようになりました。だからあまりにも大きな穴やシミがあるものは買わないですけど、白いアンティークのブラウスは賭けで買って、漂白してみます。お直しと同じように、いつも出しているクリーニング屋さんに“破けてもいいから”と言って頼むと、結構真っ白になります。」
ボーダーカットソーとシャツジャケットの組み合わせも、デニムジャケットを間に挟むことで馴染んでいます。大人の柄on柄コーディネート。
「選ぶものや好きなものの基本は変わっていないと思います。ずっと持ち続けて着ているものもいっぱいありますし、昔買った服が今売られていたとしても絶対に買うだろうという確信があります。」
好きなものは変わっていないから、買い物は迷いがない。早く決断できる“好きなものの基準”は何なのでしょう?
「それは、出合ったときにしかわからないです。生地がこういうので…というような基準は全然なくて、自分のツボに入るデザインがあるとずっと持っていて、捨てていないんです。2年着ないものは捨てたほうがいい、みたいなことも聞きますけど、2年経って袖を通すこともありますよね。たまたま出合って、すごくフェイバリットになる、ということが結構あります。」
長く持っていて、着ていない。それはどんな服なのでしょう?
「すごくたくさんあるんですけど、ぱっと思いつくのは赤いベルベット素材のトップスです。半袖で、ラインストーンで星があしらわれているお人形が着るような服。1950年代よりも古いものだと思います。すごくかわいくて気に入っているのですが、ここ2年くらい着ていません。でも、いつか着ることはわかっているから手放せないんです。」
好きなものは変わっていないから、買い物は迷いがない。早く決断できる“好きなものの基準”は何なのでしょう?
「それは、出合ったときにしかわからないです。生地がこういうので…というような基準は全然なくて、自分のツボに入るデザインがあるとずっと持っていて、捨てていないんです。2年着ないものは捨てたほうがいい、みたいなことも聞きますけど、2年経って袖を通すこともありますよね。たまたま出合って、すごくフェイバリットになる、ということが結構あります。」
長く持っていて、着ていない。それはどんな服なのでしょう?
「すごくたくさんあるんですけど、ぱっと思いつくのは赤いベルベット素材のトップスです。半袖で、ラインストーンで星があしらわれているお人形が着るような服。1950年代よりも古いものだと思います。すごくかわいくて気に入っているのですが、ここ2年くらい着ていません。でも、いつか着ることはわかっているから手放せないんです。」
ジャンルレスに好きな服
古着以外にも、好きなブランドやショップはありますか?
「好きなものはいろいろあるけれど、本当にいろいろですね。洋服だったらイザベルマラン、ハイク、バッカなどです。マルティニアーノの靴も好きで集めています。見に行って好きだったら買うスタイルなので、メゾンマルジェラやコムデギャルソンなどのデザイナーズブランドを見に行くこともあります。古着は自分のベースとしてあって、そこにブランドを交ぜて着るのが好きです。」
これ!と思える好きなものに出合えれば、古着と新品、値段やブランドに関わらず買うという花楓さん。そもそもおしゃれに目覚めたきっかけである古着も、ブランドなどは様々でジャンルレスなもの。そんなルーツもあって、選ぶものは幅広いそうです。
「音楽でもジャンルレスだけど好き嫌いははっきりしています。これは好き、これは嫌いって選ぶスピードが早いです。それは特にファッションに出ているのかもしれないですね。1つのジャンルのファッションをしたいのではなくて、かっこいい感じも好きだし、全身古着にするのも好きだし、古着をきれいめに着るのも好き、リネンのナチュラルっぽいのも好きだし…。トータルでいうと全部、ですね。(笑)よくばりなんです。」
“好き”の決断が早いという花楓さんのお買い物は、とても早そうです。
「ほとんど迷わないですね。試着もあまりしなくて、見ればだいたいわかります。あまりに小さいもので、これはどんな感じで体のラインが出るんだろう?と思うものを着てみるくらいです。」
「好きなものはいろいろあるけれど、本当にいろいろですね。洋服だったらイザベルマラン、ハイク、バッカなどです。マルティニアーノの靴も好きで集めています。見に行って好きだったら買うスタイルなので、メゾンマルジェラやコムデギャルソンなどのデザイナーズブランドを見に行くこともあります。古着は自分のベースとしてあって、そこにブランドを交ぜて着るのが好きです。」
これ!と思える好きなものに出合えれば、古着と新品、値段やブランドに関わらず買うという花楓さん。そもそもおしゃれに目覚めたきっかけである古着も、ブランドなどは様々でジャンルレスなもの。そんなルーツもあって、選ぶものは幅広いそうです。
「音楽でもジャンルレスだけど好き嫌いははっきりしています。これは好き、これは嫌いって選ぶスピードが早いです。それは特にファッションに出ているのかもしれないですね。1つのジャンルのファッションをしたいのではなくて、かっこいい感じも好きだし、全身古着にするのも好きだし、古着をきれいめに着るのも好き、リネンのナチュラルっぽいのも好きだし…。トータルでいうと全部、ですね。(笑)よくばりなんです。」
“好き”の決断が早いという花楓さんのお買い物は、とても早そうです。
「ほとんど迷わないですね。試着もあまりしなくて、見ればだいたいわかります。あまりに小さいもので、これはどんな感じで体のラインが出るんだろう?と思うものを着てみるくらいです。」
とっておきアイテム
とっておきアイテムとして持ってきていただいたのは、ゴールドやシルバーの様々なアクセサリーがぎっしり詰まった2つのボックス。
全てがお気に入りで特別、というアクセサリーも元は家族の影響で好きになったものでした。
全てがお気に入りで特別、というアクセサリーも元は家族の影響で好きになったものでした。
おばあさまにもらったジュエリーは、今でも着けるそう。「私の誕生石がオパールで、祖母もオパールが好きだったのでもらいました。」
「アクセサリーも子どもの頃から好きです。おばあちゃんがアクセサリーや宝石全般を好きな人で、その影響で好きになりました。」
おばあさまの影響で好きになったジュエリーたち。古着と同様、10代の頃には自分で買いに出かけていたそうです。
アクセサリーを探して通っていたのは、意外な場所でした。
「昔から、質屋さんにジュエリーを見に行くのが好きです。地元には質屋さんが多くて、意外といい宝石もあります。このルビーの指輪も質屋で買いました。地元のお祭りで、先輩たちがゴールドのアクセサリーを着けているのがかっこよくて。私も着けたいと思って、ずっとショーウィンドウ越しに気になっていました。それで、お祭りの前に買ったこの指輪をして行きました。」
今でも大切に持っている指輪やペンダントは、普遍的な美しさを持つデザイン。好きなものが変わらない花楓さんにとっても、もちろん変わらず好きなもの。
「絵本に出てくるようなかわいいデザインや、ルビーが好きなんだと思います。ペンダントはトップだけ買いました。おばあちゃんにもらったものも自分で買ったものも今も変わらず好きで、センスが変わってないんです。」
おばあさまの影響で好きになったジュエリーたち。古着と同様、10代の頃には自分で買いに出かけていたそうです。
アクセサリーを探して通っていたのは、意外な場所でした。
「昔から、質屋さんにジュエリーを見に行くのが好きです。地元には質屋さんが多くて、意外といい宝石もあります。このルビーの指輪も質屋で買いました。地元のお祭りで、先輩たちがゴールドのアクセサリーを着けているのがかっこよくて。私も着けたいと思って、ずっとショーウィンドウ越しに気になっていました。それで、お祭りの前に買ったこの指輪をして行きました。」
今でも大切に持っている指輪やペンダントは、普遍的な美しさを持つデザイン。好きなものが変わらない花楓さんにとっても、もちろん変わらず好きなもの。
「絵本に出てくるようなかわいいデザインや、ルビーが好きなんだと思います。ペンダントはトップだけ買いました。おばあちゃんにもらったものも自分で買ったものも今も変わらず好きで、センスが変わってないんです。」
「気に入ったら2ヶ月くらい同じものを着けていることもあるし、箱から出して手入れしているうちにかわいいと思いだして着けたりしています。」
古着と同じく、ジュエリーも出合い。リングも、服と同様にお直しすることを前提に買うこともあるそうです。
身に着けるものすべて、運命を感じるものとの出合いを求めて集めているのですね。
身に着けるものすべて、運命を感じるものとの出合いを求めて集めているのですね。
花楓さんにとっての“女性らしさ”
洋服はデニム、Tシャツ、古着などをよく着ている花楓さんは、どんなにカジュアルでボーイッシュな服装でも女性らしい魅力があります。
その女性らしさの秘訣は、アクセサリーにあるのかもしれません。
「ピアスやリングなどのジュエリーを身に着けると女性としての意識が高まります。香水を付けることと同じような感覚です。だから、休みの日でメイクを軽めに済ませてもアクセサリーは欠かせません。時間がなくても、絶対に着けて出かけます。」
その女性らしさの秘訣は、アクセサリーにあるのかもしれません。
「ピアスやリングなどのジュエリーを身に着けると女性としての意識が高まります。香水を付けることと同じような感覚です。だから、休みの日でメイクを軽めに済ませてもアクセサリーは欠かせません。時間がなくても、絶対に着けて出かけます。」
気分が上がる赤いリップ
花楓さんといえば、鮮やかな赤などのリップをしているイメージがあります。
「赤いリップも昔からですね。こちらは着物を着ているときのような、気分が締まる感覚です。着物や浴衣って、着ると普段はガニ股で歩いている人もきれいに歩くようになるじゃないですか。着物マジックだと私は思っていて、すごく女性らしくする力がある。赤いリップも少し緊張感がある、気が引き締まって女性らしくいられるアイテムだと思っています。赤に限らず、色もののリップはノーメイクに近い状態のときでも出かけるときは付けています。」
「気分が締まる」というリップは、自分のスイッチを入れるような感覚でしょうか?
「そうですね、やる気スイッチというか。誰か見てもらうためにとか、かわいいから見てもらいたいとかでは全然ないです。自分の意識が高まる、モチベーションが上がる、気分がいいなどのハッピーな気持ちにさせてくれるのが、赤いリップや本当にすべてが気に入っているアクセサリーたちなんだと思います。」
「赤いリップも昔からですね。こちらは着物を着ているときのような、気分が締まる感覚です。着物や浴衣って、着ると普段はガニ股で歩いている人もきれいに歩くようになるじゃないですか。着物マジックだと私は思っていて、すごく女性らしくする力がある。赤いリップも少し緊張感がある、気が引き締まって女性らしくいられるアイテムだと思っています。赤に限らず、色もののリップはノーメイクに近い状態のときでも出かけるときは付けています。」
「気分が締まる」というリップは、自分のスイッチを入れるような感覚でしょうか?
「そうですね、やる気スイッチというか。誰か見てもらうためにとか、かわいいから見てもらいたいとかでは全然ないです。自分の意識が高まる、モチベーションが上がる、気分がいいなどのハッピーな気持ちにさせてくれるのが、赤いリップや本当にすべてが気に入っているアクセサリーたちなんだと思います。」
今まで好きなものは変わらなかったそうですが、これから歳を重ねていっても今好きなものは変わらなそうですね。
「変わらないですね。この先ずっとおばあちゃんになっても変わらないと思います。」
(取材・文/金美里)
「変わらないですね。この先ずっとおばあちゃんになっても変わらないと思います。」
(取材・文/金美里)
花楓(モデル)
東京出身。13歳でモデルデビュー後、数多くの雑誌や広告、CMで活躍。独自のセンスで着こなす私服のセンスも注目を集める。
ブランドとのコラボ商品のデザイン、「Wall Speak」でコラージュ・アート制作などモデル以外の活動も積極的に行っている。
ブランドとのコラボ商品のデザイン、「Wall Speak」でコラージュ・アート制作などモデル以外の活動も積極的に行っている。
今回の3つの私服コーディネート、すべてでこちらのデニムジャケットを着ています。