大人に似合う『トラッドスタイル』のすすめ。クラシカルなコーデ集

大人に似合う『トラッドスタイル』のすすめ。クラシカルなコーデ集

メンズの装いがルーツのトラッドスタイルは、品が良く上質な雰囲気が魅力。ヴィンテージのような味わい深さが叶い、簡単にこなれ感を出せるところも、おすすめしたい理由です。今回は、ベーシック好きの大人も取り入れやすいトラッドなアイテムと、コーディネートのコツを紹介します。2023年10月03日更新

カテゴリ:
ファッション
キーワード
コーディネートスタイル・テイストトラッドメンズライク
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トラッドスタイルとは?

大人に似合う『トラッドスタイル』のすすめ。クラシカルなコーデ集
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トラッドとは、”伝統的な”を意味する”Traditional”から生まれたファッション用語です。英国紳士の装いがルーツになったものと、アメリカの名門大学に通う男子学生の着こなしが元になったもの、大きく2つに分けられます。それらの共通点は、質が良く、きちんと感があって機能的であること。ジャケットやシャツ、スラックスにローファーなど、クラシックで上品なアイテム使いがポイントです。

なぜトラッドスタイルがおすすめ?

往年のメンズファッションが元になったトラッドスタイルは、白やブラウン、ネイビーなど、落ち着いた色合いのものが多いため、大人も取り入れやすいのが特徴。カジュアルな中に品の良さと、ベーシックな中に個性を備えているから、簡単におしゃれのレベルアップが図れますよ。レトロ感が素敵な15アイテムの魅力を掘り下げ、着こなしのコツを指南します。

羽織るだけでさまになる「ステンカラーコート」

身体を包み込むオーバーサイズのAラインが、コーディネートにこなれ感を演出。ハリのある生地と、余計な装飾を排除したデザインにハンサムな魅力が香り立ちます。このルーズなシルエットを保ち、全体を重たい印象に仕上げるのがスタイリングのコツ。足元はスニーカーやローファーなど、ヒールなしのアイテムでコートのボリューム感を引き立てましょう。
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身体を包み込むオーバーサイズのAラインが、コーディネートにこなれ感を演出。ハリのある生地と、余計な装飾を排除したデザインにハンサムな魅力が香り立ちます。このルーズなシルエットを保ち、全体を重たい印象に仕上げるのがスタイリングのコツ。足元はスニーカーやローファーなど、ヒールなしのアイテムでコートのボリューム感を引き立てましょう。

上品なイメージの「ツイードコート」

ブリティッシュ・トラディショナルを彷彿とさせる、クラシカルで知的なツイードコートも要チェック。ツイード特有のニュアンスによって、簡単にコーディネートにメリハリをもたらせます。温かみのある生地がほっこりして見えないように、インナーは抜け感のあるものを取り入れるのがおすすめです。クリーンな白シャツを合わせたら、ツイードの品の良さがいっそう際立ちます。
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ブリティッシュ・トラディショナルを彷彿とさせる、クラシカルで知的なツイードコートも要チェック。ツイード特有のニュアンスによって、簡単にコーディネートにメリハリをもたらせます。温かみのある生地がほっこりして見えないように、インナーは抜け感のあるものを取り入れるのがおすすめです。クリーンな白シャツを合わせたら、ツイードの品の良さがいっそう際立ちます。

きちんと見えする「マッキントッシュのウールコート」

英国を代表するアウターウェアブランドのひとつ、「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」。本格的にトラッドスタイルを始めるなら、歴史あるブランドの名品を取り入れるのも手。こちらは同ブランドのベストセラーで、厚みのある生地とドロップショルダーの形により、着用した時のシルエットが美しい。ヒップが隠れる絶妙な短め丈は、ワイドパンツと相性抜群です。写真のように、襟元からタートルネックをちら見せすると、視線が上がってスタイルよく見せられますよ。
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英国を代表するアウターウェアブランドのひとつ、「MACKINTOSH(マッキントッシュ)」。本格的にトラッドスタイルを始めるなら、歴史あるブランドの名品を取り入れるのも手。こちらは同ブランドのベストセラーで、厚みのある生地とドロップショルダーの形により、着用した時のシルエットが美しい。ヒップが隠れる絶妙な短め丈は、ワイドパンツと相性抜群です。写真のように、襟元からタートルネックをちら見せすると、視線が上がってスタイルよく見せられますよ。

ヴィンテージライクな「ウールジャケット」

ハンサムな表情を叶えるなら、ジャケットも一押し。複数の羊毛をブレンドしてつくったヘリンボーンツイード生地を採用し、紳士っぽさとなつかしい雰囲気を表現しています。温かみのある素材だから、端正なイメージになりがちなジャケットもかっちりしすぎず、カジュアルに使いやすい点も長所。黒いニットを中に着ると、印象が引き締まります。
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ハンサムな表情を叶えるなら、ジャケットも一押し。複数の羊毛をブレンドしてつくったヘリンボーンツイード生地を採用し、紳士っぽさとなつかしい雰囲気を表現しています。温かみのある素材だから、端正なイメージになりがちなジャケットもかっちりしすぎず、カジュアルに使いやすい点も長所。黒いニットを中に着ると、印象が引き締まります。

知的な表情の「オックスフォードシャツ」

目が粗く、表情のある生地を使用したオックスフォードシャツも、トラッドスタイルに欠かせません。もともとスポーツ観戦用に考案されたというボタンダウンの襟元が特徴。こちらは、英国の老舗ブランド「Gymphlex(ジムフレックス)」のもので、しなやかな生地感とボックスシルエットがポイント。きちんと感がありながらカジュアルに使いやすいです。トラッドに着こなすなら、ウエストはインして着るとベター。
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目が粗く、表情のある生地を使用したオックスフォードシャツも、トラッドスタイルに欠かせません。もともとスポーツ観戦用に考案されたというボタンダウンの襟元が特徴。こちらは、英国の老舗ブランド「Gymphlex(ジムフレックス)」のもので、しなやかな生地感とボックスシルエットがポイント。きちんと感がありながらカジュアルに使いやすいです。トラッドに着こなすなら、ウエストはインして着るとベター。

1枚で着映えする「アランニット」

その昔、スコットランドの漁師達から広まったとされるアランニットは、縄状の編み模様にインパクトがあります。たっぷりとしたサイズ感も相まって、写真のようにシンプルなパンツと合わせるだけで、トラッドで味わい深い装いが完成するところも嬉しい。ペルー産のウールを用いた「かぐれ」のニットは、見た目のわりに軽量で、さらに暖かい。冬じゅう大活躍すること間違いなしです。
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その昔、スコットランドの漁師達から広まったとされるアランニットは、縄状の編み模様にインパクトがあります。たっぷりとしたサイズ感も相まって、写真のようにシンプルなパンツと合わせるだけで、トラッドで味わい深い装いが完成するところも嬉しい。ペルー産のウールを用いた「かぐれ」のニットは、見た目のわりに軽量で、さらに暖かい。冬じゅう大活躍すること間違いなしです。

今季らしい「ショート丈カーディガン」

きちんと感と今どき感を兼ね備える短丈のカーディガンは、アメリカントラッドな服作りに定評のある「Shinzone(シンゾーン)」のもの。ネイビーや目の詰まった編み地に知的さがありながら、ふっくらとした袖の形にモダンな空気も漂います。写真のように白シャツを仕込めばかっちりとした印象に、カジュアルに装いたい時には白Tを合わせるのもおすすめです。
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きちんと感と今どき感を兼ね備える短丈のカーディガンは、アメリカントラッドな服作りに定評のある「Shinzone(シンゾーン)」のもの。ネイビーや目の詰まった編み地に知的さがありながら、ふっくらとした袖の形にモダンな空気も漂います。写真のように白シャツを仕込めばかっちりとした印象に、カジュアルに装いたい時には白Tを合わせるのもおすすめです。

スポーティーな印象の「ポロニット」

トラッドを語るうえで、欠かせないポロシャツ。一般的な鹿の子素材のポロもいいですが、カジュアルになりすぎず、しなやかな雰囲気を残せるニット地も素敵。古着の一着からインスピレーションを得たという「PENNEYS(ぺニーズ)」のポロニットは、スキッパ―タイプで顔周りに抜け感を出すことができます。スウェットや無地のニットの代わりに取り入れたら、いつものボトムのムードが変わります。
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トラッドを語るうえで、欠かせないポロシャツ。一般的な鹿の子素材のポロもいいですが、カジュアルになりすぎず、しなやかな雰囲気を残せるニット地も素敵。古着の一着からインスピレーションを得たという「PENNEYS(ぺニーズ)」のポロニットは、スキッパ―タイプで顔周りに抜け感を出すことができます。スウェットや無地のニットの代わりに取り入れたら、いつものボトムのムードが変わります。

レトロな「フレッドペリーのスウェット」

英国のテニスプレーヤーによって立ち上げられた「FRED PERRY(フレッドペリー)」。アイコンである月桂樹のマークがさりげないアクセントとなり、手軽にトラッドな雰囲気を纏える人気ブランドのひとつです。こちらのスウェットは、詰まり気味のクルーネックがメンズライク。飾り立てずシンプルに着こなすことで、正統派で伝統的な良さが引き立ちます。
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英国のテニスプレーヤーによって立ち上げられた「FRED PERRY(フレッドペリー)」。アイコンである月桂樹のマークがさりげないアクセントとなり、手軽にトラッドな雰囲気を纏える人気ブランドのひとつです。こちらのスウェットは、詰まり気味のクルーネックがメンズライク。飾り立てずシンプルに着こなすことで、正統派で伝統的な良さが引き立ちます。

オンにも最適な「センタープレスパンツ」

メンズのスタイルを参考にするなら、パンツはセンタープレス入りのスラックスを選んで。きちんと感が叶うだけでなく、縦のラインを強調できるため、自然と脚長効果を期待できますよ。「Gymphlex(ジムフレックス)」のこちらは、チョコレートのような色合いも素敵。ネイビーや赤など、レトロな配色に仕上げるとよりトラッド感が増します。
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メンズのスタイルを参考にするなら、パンツはセンタープレス入りのスラックスを選んで。きちんと感が叶うだけでなく、縦のラインを強調できるため、自然と脚長効果を期待できますよ。「Gymphlex(ジムフレックス)」のこちらは、チョコレートのような色合いも素敵。ネイビーや赤など、レトロな配色に仕上げるとよりトラッド感が増します。

重厚感が叶う「レザーローファー」

トラッドな装いの足元に迷ったら、レザー製のローファーが間違いなし。全体的に重たいシルエットになりがちな秋冬の装いは、足元にも適度なボリュームをもたらすことで、バランスが取りやすくなります。「ARTESANOS(アルテサノス)」の一足のように艶やかなガラスレザーと、細身のシルエットを選択基準にすれば、無骨になりすぎず女性らしさも保てますよ。
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トラッドな装いの足元に迷ったら、レザー製のローファーが間違いなし。全体的に重たいシルエットになりがちな秋冬の装いは、足元にも適度なボリュームをもたらすことで、バランスが取りやすくなります。「ARTESANOS(アルテサノス)」の一足のように艶やかなガラスレザーと、細身のシルエットを選択基準にすれば、無骨になりすぎず女性らしさも保てますよ。

インパクトを放つ「フラップショルダーバッグ」

おしゃれな紳士を思わせる、レトロなショルダーバッグ。一点投入するだけで、トラッドな印象に様変わりさせられます。丈夫なコットン生地をベースに、光沢のあるレザーのパイピングを施したデザイン。カーキとキャメルのまろやかな配色も魅力的。ほっこり見えないように、はっきりとした色を合わせて引き締めるのが一押しです。
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おしゃれな紳士を思わせる、レトロなショルダーバッグ。一点投入するだけで、トラッドな印象に様変わりさせられます。丈夫なコットン生地をベースに、光沢のあるレザーのパイピングを施したデザイン。カーキとキャメルのまろやかな配色も魅力的。ほっこり見えないように、はっきりとした色を合わせて引き締めるのが一押しです。

存在感のあるフラップショルダーバッグは、さらりと着たシャツワンピースのアクセントとして取り入れるのもおすすめ。適度なボリュームが立体感を生み、シンプルなスタイリングの完成度を引き上げてくれます。写真のように、全体を明るい白系でまとめたら、引き締め力のある黒の差し色が必要。足元はローファーで仕上げましょう。
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存在感のあるフラップショルダーバッグは、さらりと着たシャツワンピースのアクセントとして取り入れるのもおすすめ。適度なボリュームが立体感を生み、シンプルなスタイリングの完成度を引き上げてくれます。写真のように、全体を明るい白系でまとめたら、引き締め力のある黒の差し色が必要。足元はローファーで仕上げましょう。

装いを引き締める「上質なレザーベルト」

さりげなくも、コーディネートに差が出るアイテムだからこそ、ベルトにもこだわりを。アメリカ生まれの「TORY LEATHER(トリーレザー)」のベルトは、ワックスコーティングで仕上げたブライドルレザーを使用しているのが特徴。上品な光沢を放つほか、経年変化で表情が変化し、使い込むほどに味わい深くなっていきます。乗馬用ブーツの金具をモチーフにしたバックルのデザインがポイント。
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さりげなくも、コーディネートに差が出るアイテムだからこそ、ベルトにもこだわりを。アメリカ生まれの「TORY LEATHER(トリーレザー)」のベルトは、ワックスコーティングで仕上げたブライドルレザーを使用しているのが特徴。上品な光沢を放つほか、経年変化で表情が変化し、使い込むほどに味わい深くなっていきます。乗馬用ブーツの金具をモチーフにしたバックルのデザインがポイント。

トラッドなアイテムを活用して、カジュアルスタイルを格上げ

大人に似合う『トラッドスタイル』のすすめ。クラシカルなコーデ集
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知的で洒脱なメンズからヒントを得た、トラッドスタイルはいかがでしたか? アイテム自体はどれもベーシックなのに、なつかしい趣がほんのりと香り、適度な個性が叶うところがおすすめしたい理由です。ぜひアイテム選びの基準とコーディネートのアイデアを参考にしてみてくださいね。

この記事の執筆者

名和里穂
ライター
名和里穂
ファッション誌編集部に在籍したのち、2020年よりフリーの編集・ライターとして活動。女性誌を中心に、ファッションのほか、美容やヘルスケアなどの記事を多く担当。国内旅行、アート、器、パンが好き。

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