年齢が味方になる。「大人になった私」が成長するための12のヒント

年齢が味方になる。「大人になった私」が成長するための12のヒント

社会人になりたての頃は、経験することすべてが成長につながったもの。しかし仕事をこなしていくうちに、「成長」という概念が薄れ、ルーティンをこなすことで満足してしまいがちになってはいませんか?もしも、今の状況にどこか満足できない部分があるのなら、成長するべきタイミングが来ているのかもしれません。今回の記事では、“大人だからこそできる”成長のヒントをご紹介していきます。行きづまったときなどに、参考にしていただけたら幸いです。2022年01月14日作成

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これまでの経験が成長の糧になる

年齢を重ねたからと言って、成長できないということはありません。むしろ、経験値が高いからこそできる成長があるはずです。若いときとは違う「0からじゃない成長」は、意識しないとむずかしいかもしれません。しかし、その気になれば流れはすぐに変わり始めます。成長を望むか、今のままで満足するか。この選択は、これからのあなたに大きく影響してくるでしょう。

目次

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ロングセラーから学ぶ

見慣れているせいか、気に留める機会があまりないロングセラー商品。しかし、長いあいだ人に愛されるモノ・コトには、それなりの理由があるもの。

名著が読まれ続ける理由を見つける

自分の考えが定まらないときや、何か基準となるものが欲しいと感じたときは、名著と呼ばれているような本を読んでみてください。書店で平積みされているものや、名著と検索して出てきたもの。さまざまな名著があるなかで、読んでみたいと純粋に思った一冊を選びましょう。時代を越えた真理を学ぶことで、抱えていたモヤモヤを解消する糸口が見つかるかも。

昔からある日用品の魅力を探る

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ロボット掃除機が売り出されてもホウキが残っているように、昔からある道具にはそれなりの理由と魅力があるものです。食洗器があるのにスポンジがあるのは、まだ手洗いに需要があるから。スポンジがあるのにタワシがあるのは、タワシでしか落とせない汚れがあるから。という具合に、最新のものからさかのぼっていくと、その理由と魅力がわかってくるはずです。

そこから“食器の汚れを落とすことの本質”にまで辿り着こうとすることが、ものの本質を見る練習になります。身近な日用品を教材にして、繰り返しトライしてみましょう。

歴史物の作品に触れる

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出典:unsplash.com
数ある歴史物の作品から、興味が持てそうなものを探してみましょう。きっかけは、本の表紙でも映画のタイトルでもかまいません。その作品を読むなり観るなりして、もっと深掘りしたいと思えたら、同じエピソードが題材になった別の作品にも触れてみます。

歴史への理解だけでなく、「たくさんの人が共感する真理」や「時代を越えて人を惹きつける魅力」など、そのエピソードの持つ普遍的なエッセンスを学ぶことができるはず。

年下の人に教えてもらう

大切にしてきた自分の価値観は、安心できるし、ベストだと思いたいもの。しかし、そこにこだわり過ぎると、柔軟さを失ってしまうのも事実です。

職場の後輩に流行を教えてもらう

SNSなどで目につく最新の流行。そういった新しいものに触れてみようという姿勢は、年々持ちづらくなっていくもの。しかし、知らないままでいることは、時代の空気感を把握できなくなり、成長どころか後退していくおそれすらあります。

無理についていく必要はありませんが、最低限どういうものかは把握しておきたいところです。おすすめは、職場の後輩など、身近にいる年下の人に教えてもらうこと。文字で読むのとはまったく違う、ダイレクトな生の情報を得ることができるでしょう。

自分より若いアーティストの作品に触れる

感受性が強くなる思春期に「観たもの・聴いたもの・体験したこと」は、その人の価値観に大きな影響をあたえるもの。だからこそ、世代が違えば自然とその価値観にもズレが生じます。

そのため、自分より若いアーティストの作品を楽しむには、そのズレにある背景を想像し、理解しようとすることが大切です。そのうえで、若い=未熟と決めつけず、フラットな気持ちで作品と向き合ってみてください。新しい視点や気づきを得られるかもしれません。

子どもの好きなことを解説してもらう

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自分の好きなことを夢中でやり続ける子ども。ときには、「どうしてそれが好きなの?」「どういう部分が一番おもしろいの?」などの質問をしてみてください。持っている言葉のすべてを使って、情熱的に解説してくれることでしょう。

「そういうものの見方があるのか」「そんな世界観のつくり方があるのか」など、思ってもみなかった角度からの学びを得られるかもしれません。子どもの新たな一面を知るきっかけにもなりそう。

初心にかえる

頑張り過ぎたせいで、望んでいなかった方向に進んでしまっていることがあります。初心にかえることは、自分のことを冷静に見つめ直すきっかけにも。

仕事の基本スキルを学び直す

長く続けているやり慣れた仕事は、なんとなくやっても“それなりに”できてしまうもの。しかし、ただそれを繰り返すだけでは、それ以上の成長は期待できないかもしれません。そこでおすすめなのが、基本スキルを学び直すこと。新人に戻ったつもりで丁寧に取り組んでみると、忘れていたことや、雑になっていた部分に気づくことができ、スキルを深めることにつながるでしょう。

働く意義や目的を再確認する

スキル面だけでなく、意識の面での振り返りも効果的。当時の日記を読み返したり、同僚と昔話をしたりして、今の仕事に就いたときに抱いていた“思いや目標”を、一度思い出してみてください。

今の自分がそこからどれだけズレているのか、もしくはどれだけまっすぐ進めているのかが明確になるはずです。一概にズレているのが悪いとは言えません。しかし、ズレてしまった理由を分析してみることは、ここからの成長に不可欠な作業ではないでしょうか?

昔の日記や卒業文集を見返す

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「自分の進んでいる道に、いまひとつ自信が持てない」「好きで始めたことだけど、なんとなく違和感がある」。そんなモヤモヤした気持ちの原因を探るには、学生時代の日記や卒業文集を見返してみるのがおすすめです。

当時の自分は何をやりたいと思っていたのか、少しずつ思い出すことができるはず。今の自分を、そのときに思い描いていた姿とくらべてみるのもいいでしょう。そこに、今感じているモヤモヤの正体が隠れているかもしれません。

人に何かを教える

人と関わることで、自分だけでは得られなかった学びのチャンスに恵まれることが。教えるというアクションを通して、知らなかった自分に出会えるかもしれません。

自分ならどんな講座が開けるかを考える

世の中には、ありとあらゆる講座が存在しています。もし自分が講座を開くとするなら、どんな内容の講座が開けそうかを考えてみてください。その過程のなかで、自分の専門性をあらためて認識することができるでしょう。

また、講座を開くためには、付け焼刃的なものではなく、体系的な知識や効率的なカリキュラムが必要に。現段階ではむずかしそうでも、「これとこれを身につければできそうだ」という具合に、自分に足りないものを見つけるきっかけにもなるでしょう。

人のいいところを見つけて伝える

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自分のことはよくわからなくても、人のことは客観的に見やすいもの。身近な人のいいところを見つけて、それを相手に伝えてみてください。人間関係が良くなるだけでなく、「どうしてそこがいいと思うのか」を深掘りするプロセスが、人を見る目を養います。

また、「どう伝えればまっすぐ相手に届くのか」を考えることも大切。相手の受け取り方のクセをふまえ、お世辞ではなく本心で言っていると伝わるような言葉を選びましょう。

勉強したばかりのことを人に教える

いくつになっても、勉強は成長に欠かせないものです。そこからさらに成長するためには、“勉強したばかりのこと”を誰かに教えてみましょう。知識が浅い段階で人に教えるのは、気が引けるかもしれません。

しかし、学びたてだからこそ、相手と目線の高さを合わせることができ、伝わりやすくなるという側面も。何より、人に教えることで情報を整理することができ、自分の理解度を深めることにもなりますよ。うまく教えられたら、相手とwin-winの関係になれるはず♪

成長を“加速させる”3つのアクション

成長するためには、その土台である自分のコンディションを整えておくことが大切。自分をベストな状態に保つことで、成長速度は加速していくでしょう。

体を動かす習慣をつくる

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体を動かすことは、頭の働きを良くする効果も期待できます。「頭がスッキリする」「気持ちの切り替えがスムーズになる」など、ご機嫌な状態をキープすることにも一役買ってくれるでしょう。体を動かすことを習慣にすれば、成長速度も上がっていくはず♪
今すぐにでも始められる。「体を動かすこと」が好きになる3STEP
今すぐにでも始められる。「体を動かすこと」が好きになる3STEP

体を動かすことは、面倒なことでしょうか?辛いことでしょうか?そう感じている方にぜひ知ってほしい、体を動かすことのメリットがあります。今回は、そんな「体を動かすことが好きなるための方法」を、3段階にわけてご紹介します。無理のないペースで、少しずつ体を動かしていくことが大切。次第に楽しさを感じて、体を動かすことが好きになっていくはずです。

体を動かすことについては、こちらの記事もチェック!

睡眠を大切にする

充分な睡眠を確保することは、学んだことを整理したり、記憶したりするためには欠かせないことです。また、睡眠不足は頭の働きを鈍くしてしまう原因にも…。「成長のカギは睡眠にある」と言っても過言ではないほど、睡眠は大切なものです。今までより30分でも早く、ベッドに入ることをおすすめします。
たっぷり寝よう*睡眠時間を“長くする”ためにできること
たっぷり寝よう*睡眠時間を“長くする”ためにできること

毎晩たっぷり寝ていますか?「なんとなく、いつも寝不足だ」そういう人がほとんどかもしれません。睡眠時間が短くなるのはなぜでしょうか?「忙しいから」「帰りが遅いから」「好きなことに時間を使いたいから」など、その理由はさまざま。しかし、睡眠は本当に大切な時間です。だからといって、はじめから「睡眠の質を上げなきゃ!」と頑張らなくても大丈夫。まずは「たっぷり寝る習慣」をつくることから手をつけてもいいのでは?できそうなことからはじめて、少しずつ理想の睡眠に近づけていきましょう。

しっかり睡眠をとることについては、こちらの記事もご参考に。

頭の中を記録していく

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日記でもいいのですが、日々思ったこと・感じたことを記録する習慣を持ちましょう。どんなことに興味が湧いたのか、何に引っかかっているのかなどを、事細かく書き出します。あとで見返したときに自分の成長を感じることができ、成長へのモチベーションを維持しやすくなるはずです。
気付いたら、書きとめる。日常をいろどり豊かにする「3つのノート術」
気付いたら、書きとめる。日常をいろどり豊かにする「3つのノート術」

何かと制限が多く、楽しいことがなくて我慢ばかり。代わり映えのない毎日がつまらない――。そんな日常でも、なんとなくいいなと感じることや、達成している何かがあるはず。それに気付けるかどうかなのです。人生に行き詰まったとしても、自分が望む選択肢をきっと見つけられます。その助けとなるのが、書くという行動です。心がかすかに動いたら、すぐに書きとめる。大切なことを忘れてしまわないように、ノートに記録する。「3つのノート術」を実践すると、味気なく感じていた日常が、本当はいろどり豊かであることに気付けるのです。

ノート術については、こちらの記事が参考になりますよ。

成長は自分自身を楽しむためのカギ

自分の可能性に期待できるからこそ、成長したいと思えるもの。成長するためには、自分に興味を持ち続けることが何より大切なのです。そのために必要なのは、自分自身を楽しむこと。失敗も成功も、長所も短所も、自分のすべてを受け入れて楽しんでいく。そんな“しなやかな姿勢”でいられたら、これからさきもずっと、自分を成長させていくことができるはずです。

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