言葉にして書きとめると、解像度が上がります
ぼんやりと感じていること、思っていること。頭の中では、思考が絶え間なく繰り返されています。
一瞬のうちに消えては現れ、また消えていく、つかみどころのないもの。その中には、忘れたくない、覚えておきたいこともきっとあるはず。
そういったイメージを、形あるものにして残す。言葉にして書くことは、あなた自身の解像度を上げる方法でもあるのです。
一瞬のうちに消えては現れ、また消えていく、つかみどころのないもの。その中には、忘れたくない、覚えておきたいこともきっとあるはず。
そういったイメージを、形あるものにして残す。言葉にして書くことは、あなた自身の解像度を上げる方法でもあるのです。
気付きノート
SNSを見ていたり、本を読んでいたりすると、何かしら“いいな”と思うことがありますよね。それを書きとめるのが 「気付きノート」です。
ただ記録するだけでなく、何がどういいと感じたのかを分析する。そこから得られた気付きを、自分の暮らしに活かしていくのです。
ただ記録するだけでなく、何がどういいと感じたのかを分析する。そこから得られた気付きを、自分の暮らしに活かしていくのです。
小さなノートを用意する
出典:unsplash.com
気付きの瞬間を逃さないために、コンパクトなノートを常に携帯します。家にいる時間が長い方は、さっと手に取れる場所に常備しておくといいですね。
気兼ねなく使える、手のひらサイズのノートがよいでしょう。書きやすいペンも用意して。
気兼ねなく使える、手のひらサイズのノートがよいでしょう。書きやすいペンも用意して。
あっ!と思ったらすかさずメモする
出典:unsplash.com
テレビを見ているとき、SNSをチェックしているとき、街を歩いているとき。あっ!と思う瞬間がたくさんあるはずです。
その瞬間を逃さず、メモをとります。それが難しいときは、写真を撮っておいたり、スクショで残しておいたりしてもいいですね。
その瞬間を逃さず、メモをとります。それが難しいときは、写真を撮っておいたり、スクショで残しておいたりしてもいいですね。
気付きノートの書き方
出典:unsplash.com
①元になる情報は何?
②なぜ、どこがどのようにいいと思った?
③それを元に、自分はどうしたい?何をする?
④実際に行動することをリスト化する
②なぜ、どこがどのようにいいと思った?
③それを元に、自分はどうしたい?何をする?
④実際に行動することをリスト化する
できたことノート
欠点ばかり目に付いたり、現状に満足できなかったり。できないことばかり意識していると、気持ちが後ろ向きになってしまいます。
できて当たり前のことも、立派な“できたこと”です。それに気付き、前向きな気持ちを高めていくのが「できたことノート」です。
できて当たり前のことも、立派な“できたこと”です。それに気付き、前向きな気持ちを高めていくのが「できたことノート」です。
1日に1~3個できたことを書く
出典:unsplash.com
「できたことノート」は、1日に1~3個できたことを書きます。手帳のウィークリーページのように、1週間見開きだと振り返りに便利です。
できたことは、どんなにささいなことでも構いません。次の3つのヒントをご参考に、探してみてくださいね。
できたことは、どんなにささいなことでも構いません。次の3つのヒントをご参考に、探してみてくださいね。
①うれしい、清々しいなど、気分がよくなったこと
②時間や回数などの数字で表せる、達成感のあること
③相手のよい反応から、自分のできたことを探す
②時間や回数などの数字で表せる、達成感のあること
③相手のよい反応から、自分のできたことを探す
1週間のできたことを振り返る
1週間の終わりには、振り返りの時間をもちます。1週間分のできたことの中から、“ベストできたこと”を選んで、深く掘り下げるのです。
“ベストできたこと”は、あなたの目標や理想に関わることかもしれません。なぜできたのかを分析すると、自分の価値観や本当の望みが明らかになるのです。
“ベストできたこと”は、あなたの目標や理想に関わることかもしれません。なぜできたのかを分析すると、自分の価値観や本当の望みが明らかになるのです。
なぜできたのかを分析する方法
①いつ、誰と、どこで、どのようにした?
②できたことに対して、今どう感じている? ポジティブな感情に限らず、素直な今の気持ちを表します。
③次はどうする? 明日にでもできそうな、小さな目標を立てます。
②できたことに対して、今どう感じている? ポジティブな感情に限らず、素直な今の気持ちを表します。
③次はどうする? 明日にでもできそうな、小さな目標を立てます。
頭をからっぽにするノート
情報のインプットばかりでは、頭が混乱したり、うまく考えがまとまらなかったりします。「頭をからっぽにするノート」で、アウトプットすることが大切です。
思考を言葉にして外に出すと、凝り固まった考えを解きほぐしたり、アイディアを導き出したりできます。行き詰まったときのブレインストーミングにも最適なのです。
思考を言葉にして外に出すと、凝り固まった考えを解きほぐしたり、アイディアを導き出したりできます。行き詰まったときのブレインストーミングにも最適なのです。
何でも書いていいノート
出典:unsplash.com
いいことを思いついたけれど、どこに書こう? そんなふうに迷っている間に、何を書くか忘れてしまうことがあります。あるいは、メモした紙をなくしてしまうこともあるでしょう。
そうならないために、「何でも書いていいノート」を1冊作っておきます。“ルールは一切なし”が、迷いなくスピーディーに書くコツです。
そうならないために、「何でも書いていいノート」を1冊作っておきます。“ルールは一切なし”が、迷いなくスピーディーに書くコツです。
モヤモヤがすっきり!「ブレインダンプ」
とにかく頭を空っぽにしたい、モヤモヤしているときにおすすめなのが、「ブレインダンプ」です。
テーマも何も関係なく、思いつくことを書き出すだけ。作業後はすっきりすること間違いなしです。
テーマも何も関係なく、思いつくことを書き出すだけ。作業後はすっきりすること間違いなしです。
思考をブラッシュアップ!「ひとり会議」
出典:unsplash.com
頭がぐちゃぐちゃで、考えがまとまらない。そんなときは、「ひとり会議」でブレインストーミングします。
絡まった思考を紙の上にいったん預け、整理整頓する。そうして、思考をブラッシュアップしていくのです。
絡まった思考を紙の上にいったん預け、整理整頓する。そうして、思考をブラッシュアップしていくのです。
自分で自分を癒す「セルフモニタリング」
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ネガティブな感情から抜け出せないときは、「セルフモニタリング」が有効です。
本当は誰かに相談したいけれど、相手や時間の都合がつかないこともあるでしょう。そんなとき、セルフカウンセリングをするように、自分と対話し、癒す方法です。
本当は誰かに相談したいけれど、相手や時間の都合がつかないこともあるでしょう。そんなとき、セルフカウンセリングをするように、自分と対話し、癒す方法です。
気付きを書きとめよう
日常をいろどり豊かにする「3つのノート術」をご紹介しました。
浮かんでは消え、途切れなく現れる思考やイメージ。それを忘れてしまわないようにノートに記録することで、気付きが得られます。
思考のかけらをひとつひとつ拾い集めるように、気付きを書きとめてみてくださいね。
浮かんでは消え、途切れなく現れる思考やイメージ。それを忘れてしまわないようにノートに記録することで、気付きが得られます。
思考のかけらをひとつひとつ拾い集めるように、気付きを書きとめてみてくださいね。