こまやかな心遣いができる大人に。相手に伝わる「気の利いたひとこと」

こまやかな心遣いができる大人に。相手に伝わる「気の利いたひとこと」

オンラインで意思疎通がうまくいかない。なかなか会う機会がなく疎遠になりそう。世の中がどことなくピリピリしたムード……。人と人との距離が離れがちな昨今だからこそ、相手への心遣いがより一層求められています。さりげなく発せられた「気の利いたひとこと」に、場が和んだり、緊張がほぐれたり、相手との距離が縮まったりした経験があなたにもあるはず。そんなこまやかな心遣いができる大人になってみたい、そう思いませんか。仕事もプライベートもうまくいく「気の利いたひとこと」を身につける方法をご紹介します。2020年07月27日作成

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「気の利いたひとこと」は相手への心遣いです

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「気の利いたひとこと」は、相手への心遣いです。「うまいこと言う」「場を盛り上げる」のが目的ではありません。ちょっとした気配りや相手を思いやる気持ちが大切です。そんな「気の利いたひとこと」が言えるようになる、修練の方法やテクニック、フレーズなどをご紹介します。

目次

「気の利いたひとこと」が言えるようになる3つの要素

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さらりと「気の利いたひとこと」が言えるようになる、3つの要素を身につけましょう。それは、常識があること、語彙力があること、感性が磨かれていることです。これらは持って生まれたものではなく、日々の心がけやトレーニングで身につけられるものばかりです。

最低限の情報をキャッチしておく

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社会情勢や地域の情報、エンターテインメントやスポーツなど、最低限の情報をキャッチしておくことです。自分の守備範囲ではなくとも、ある程度の“常識”を身につけておくことは、幅広い年代の方との“共通認識”として役立ちます。情報収集のツールは、テレビや新聞、スマホのニュースアプリなど、自分に合ったものでOKです。

語彙力を高めておく

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思っていることがあっても、それを表す語彙が少ないと、相手にうまく伝えられません。語彙力を高めるには、コツコツと“いい言葉”を収集することです。映画やドラマ、小説で印象的だった言葉、セミナーや友人との会話などでピンときた言葉など、ノートに書き留めておくとよいでしょう。
言葉の豊かさは、思考の豊かさ。あなたの「言葉にする力」を高める方法
言葉の豊かさは、思考の豊かさ。あなたの「言葉にする力」を高める方法

モヤモヤとした気持ちをうまく表現できない――。つかみどころのない思いを言語化することは、思考を整理して適切な行動をとるために必要な能力です。では、「言葉にする力」はどのように高めればよいのでしょうか。それは、言葉にするトレーニングを日々実践することです。表現の幅が広がれば、ものごとや自分の考えをより正確に、緻密に、精彩に把握できるようになります。言葉の豊かさは、思考の豊かさでもあるのです。

語彙力を高める方法は、こちらの記事もご参考になさってくださいね。

感じとる力を鍛えておく

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ささいな出来事や小さな変化を感じとる力があると、表現の幅も広がります。そんな感性を磨くには、五感をフルに使って観察をすることです。車窓から見える景色はどうか、食事の盛り付けや色どり、香りや味はどうか、街ゆく人の表情や装いはどうか……というように。

思いが相手に伝わる「気の利いたひとこと」テクニック

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凡庸な言いまわしでは、せっかくの思いも相手に伝わりません。ぐっと相手の心をつかむ、「気の利いたひとこと」のテクニックを身につけましょう。何かに例えたり、具体的な数字で表したり、あなたの思いをありありと表現することが大切です。

例える

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もっとも簡単な表現が、何かに例えることです。「○○のような□□で感動しました」「○○のように素晴らしいですね」というように。相手を褒めたいときや、何かの感想を聞かれたときに役立つテクニックです。

数値化する

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「良くなった」「変わった」といった抽象的な表現では、ぼんやりとしか伝わりません。そんなときは、数値化するとぐんと分かりやすくなります。「2割り増しに良くなった」「以前より120%の出来」というように、点数や倍数で示すことです。

具体的に表す

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「おもしろい」「かわいい」「素敵」なども、ざっくりとしすぎていて、何がどうなのかが明確ではありません。具体的に表すには、5W1H(いつ、誰が、どこで、何を、どのように、どうした)をヒントにするとよいでしょう。ほかにも、五感で感じとったことを表現するのもおすすめです。

メールやメッセージにも使える「気の利いたひとこと」

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メールやメッセージ、チャットなど文字によるコミュニケーションでは、意思疎通が難しいと感じることもありますよね。そんなとき、あたたかく思いやりのある「気の利いたひとこと」が使えると、ぐんと相手との距離が縮まります。

相手を思いやる

相手を思いやり、体調や心境、置かれている状況などを、さりげなく気遣います。会話の内容や、会ったときの印象、身につけているもの、仕事や趣味、家族のことなど。プライベートな領域には、深く踏み入れないことがポイントです。
「お忙しくされているようですが、体調はいかがですか」
「もうすぐ○○ちゃん(子どもやペット)のお誕生日ですね」
「○○さんの元気なお声を聞いて、わたしも元気になりました」

存在を認める

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思いやりのひとことに添えたい、相手の存在を認めるひとこと。あなたに関心がありますよ、またお会いしたいと思っていますよ、という気持ちを伝えます。自分が言われて嬉しい言葉を想像すれば、素敵なひとことが口に出るはずです。
「○○さんの笑顔にいつも癒されています」
「いつも頑張っていらっしゃる○○さんを尊敬します」
「○○さんのセンスを見習いたいです」

ご縁に感謝する

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初対面の人や、仕事関係の人、付き合いが浅い人……。お互いを良く知らずとも、何らかのご縁で出会えたことに感謝します。このひとことがあるのとないのとでは、相手に与える印象が変わるでしょう。
「先日はお目にかかれて光栄でした」
「このたびのご縁に感謝いたします」
「またお会いできるときを楽しみにしています」

相手の幸運を願う

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ともすると無機質になりがちな、文字だけのコミュニケーション。読み手に幸せな気持ちになってもらえる“魔法の言葉”があります。それは、相手の幸運を願うひとこと。そっと添えるだけで、相手も自分も気持ちがあたたかくなるはずです。
「明日もいいことがたくさんありますように」
「心豊かな時間になりますように」
「毎日笑顔で楽しくすごせますように」
「チャンスにたくさん恵まれますように」
「素敵な休日になりますように」

こまやかな心遣いで、感じのいい大人に*

相手への心遣いである、「気の利いたひとこと」についてご紹介しました。大切なのは、うまいこと言うのではなく、ちょっとした気配りや相手を思いやる気持ちです。今回ご紹介した修練の方法やテクニック、フレーズなどを、仕事やプライベートのご参考になさってくださいね。

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