スーパーで見かける「とうがん」。見た目とは裏腹、簡単レシピも◎
そして冬瓜は煮込めばじんわり優しく出汁を吸い込み、生でも食べることができ、炒めても美味しい野菜。やさしいお出汁の料理が好きな、日本人にぴったりと言えるでしょう。
それでは、冬瓜の魅力を再確認していきましょう。
【はじめに】「冬瓜(とうがん)」ってどんな野菜?
・旬は冬じゃない! ウリ科の夏野菜で、キュウリやスイカと仲間です
冬の瓜と書く「冬瓜」。しかし、夏が旬の「夏野菜」です。8月前後が旬のピークになります。
名前のとおり“瓜”科の野菜で、キュウリやスイカ、カボチャ、ズッキーニ、ヒョウタンと同じ仲間。
買う時の選び方は、皮のまわりに粉がふいているものを選ぶと良いでしょう。また、あらかじめカットされて売っている冬瓜は切り口がみずみずしいものを選ぶようにしましょう。
・保存方法はどうする?どれくらい日持ちする?(賞味期限)
固い皮に覆われているので、夏に収穫して、切らずに新聞紙でくるんで冷暗所に置いておけば・・・そのまま中身の水分をキープして「冬まで食べられる」ほど、日持ちします。このことが、「冬瓜」という名前の由来になっていると言われています。
・冬瓜の【栄養成分】は、夏に疲れにもおすすめ
冬瓜は約95%が水分で、“残りの5パーセント”にカリウム(火照った体を冷やし、毒素や老廃物を外に出す利尿作用に効果が期待できる)、美肌効果で知られるビタミンCがなどが含まれています。カリウムは夏バテにも効果があるもで、まさに旬の夏にぴったりな夏野菜。カロリーも100gあたり約16kcalと、かなり低いんです。
たまにスーパーで見かける、ごろんと大きな「冬瓜(とうがん)」。「調理が難しそう!食べ方がわからない。大きくて食べきれるか不安」という方も多いのでは?
そこで今回は、「そもそも冬瓜とは?」という基礎知識&栄養成分、そして、とうがん簡単レシピや、家庭での定番人気レシピをご紹介します。