出典: エビは、ぷりぷりおいしいだけでなく、色も美しくてテーブルが華やかになるのがいいですね。メインディッシュはもちろん、旬の食材と組み合わせればごちそう感もアップ!和風から中華・洋風・エスニックまでエビ料理を極めませんか。
伊勢エビなど国産物から、バナメイエビ・ブラックタイガーなど海外の養殖物まで
エビの種類は、3000種ともいわれますが、食用にされるのは30種程度。車エビやブラックタイガーなど私たちが通常見かけるエビは「遊泳型」、伊勢エビなどは「歩行型」と呼ばれます。車エビ・ボタンエビなど国産の天然物もありますが、多くは海外からの養殖物。一般のスーパーなどでは、バナメイエビやブラックタイガーなどが価格も手頃で人気があります。
身が大きくてエビの風味も濃く、食感もぷりっとしているブラックタイガーは、天ぷらやフライなどにぴったり。また、少し小ぶりで身が柔らかいバナメイエビは、エビチリなどの炒め物やパスタ、ピラフなど幅広い料理に合います。甘エビやボタンエビはやはり生がおすすめ。刺身やお寿司などに一番向いていますが、さっぱりした塩焼きなどもいいでしょう。甘エビやボタンエビの殻は、お味噌汁の出汁にすると絶品です。
エビには、たんぱく質・ビタミンE・カルシウムなどが豊富で、しかも極めて低糖質。甘さが特徴の甘エビですが糖質はほとんどありません。カロリーは料理法によって変わり、揚げ物などを控えめにすれば大丈夫。味付けをさっぱりさせることもヘルシーにつながります。
出典: エビの下処理でまず大切なのは、背わたを取ること。殻付きのままのエビの背の中央に竹串を入れ、背わたを引っ掛けてゆっくりと引き抜いたり、くるくるっと竹串に巻き付けて取ります。また、殻をむく場合は包丁で切れ目を入れて背わたを抜くのもいいでしょう。下ゆでする場合は、殻付きのままゆで、あとから皮をむくと身が縮みにくいようです。
さらに、刺身やフライをはじめ、エビを尾ごと使う料理の場合には、しっぽの一番先のみを切り落とし、包丁で残ったしっぽをこそげて汚れをかき出しておきましょう。
そして、殻をむいて使う場合のもうひとつの重要ポイントは、塩や片栗粉に少量の水を加えて揉み、汚れを取ること。揉み込むうちに次第に黒っぽい汚れが出てきますので、水洗いしてキッチンペーパーでよく水気を取ります。その後は、料理に適した下味を。エビ料理をワンランク上のおいしさにするために、ぜひ省きたくないひと手間です。
ボイルエビや冷凍むきエビは、あらかじめ殻むきや下処理がされているものが多く、忙しいときに便利です。サラダや和え物、炒め物に重宝します。
時間がないときなどにとても重宝する手軽な「むきエビ」。火を通すと色も鮮やかで食感もぷりっとするので、いろいろな料理に幅広く活用できます。今回は、冷凍むきエビをおいしく食べるための解凍方法や背わたの取り方、臭みの取り方など下処理をはじめ、サラダからおつまみ、お弁当おかず、主食まで人気レシピを集めました。使いやすいむきエビを使った料理のレパートリーを増やしましょう。
むきエビを使った簡単・時短な料理レシピが紹介されています。
出典: 現在知られているエビチリは、日本における四川料理の父といわれる陳建民市が本場の料理を日本人向けにアレンジしたものだとか。エビを使う中華の代表格として親しまれています。チリソースやケチャップを使って、意外と簡単に作れますよ。
出典: エビマヨも人気の中華ですね。広東料理人の周富徳氏が考案したものだといわれ、日本のテレビ番組で紹介されたことから広まりました。カラッと揚げて、マヨネーズベースの甘めのソースをからませます。まろやかなコクはお弁当にもぴったりです。
出典: エビフライをまっすぐ揚げるコツは、腹側に切れ目を数か所入れて、ギュッと押さえて筋繊維を断ち切ること。きれいにカラっと揚がったエビフライは、メインディッシュの王様といえるかも。
出典: 天丼の主役やおそばなどにもよく合うエビの天ぷら。衣にベーキングパウダーを入れることで、カラッと揚がります。しいたけや絹さやなど、野菜の天ぷらも合わせれば、彩りも栄養バランスもアップ!
バーベキューにも!ハワイ名物の殻付きガーリックシュリンプ
出典: ハワイ名物のガーリックシュリンプは、片手でつまめるビールのおともとして大人気ですね。バターとガーリックの風味が食欲をそそります。簡単にできるので、バーベキューやホームパーティーなどにもおすすめの料理です。
出典: むいたエビをたっぷり使う、うまみたっぷりのエビしゅうまい。豚肉も入れますが、バラ肉を叩いて粗めのみじん切りにするのもポイント。歯応えや肉のうまみも加わって、より本格的なエビしゅうまいが存分に味わえます。
出典: エビのうまみとトマトの酸味がマッチする人気のパスタ。生クリームを使って、贅沢な濃厚さとまろやかさに仕上げています。おもてなしランチなどにもおすすめ。
出典: エビとアボカドの組み合わせは人気ですね。マヨネーズとヨーグルトのソースで和え、おしゃれなデリ風サラダに。エビは弱火でゆで、そのまま冷ますことでぷりぷりの仕上がりになります。副菜としてはもちろん、サンドイッチの具になどにもよさそうです。
出典: 定番洋食のひとつ、エビピラフ。具材を炒めたら、あとは炊飯器におまかせです。エビは、片栗粉を使って下処理をすることで、くさみのないぷりっとおいしく仕上がります。
出典: ビスクは、甲殻類を使ったフランスのスープ。甲殻類を裏ごししたクーリと呼ばれるソースをベースにして作られます。魚介の出汁のうまみが豊かな、なんとも贅沢な味わいです。
出典: とてもシンプルなエビの塩焼き。車エビなど高級なエビが手に入ったら、ぜひ試してみたい贅沢な使い方です。串を打って焼くことで曲がり過ぎず、美しい形に仕上がります。
こちらは、頭だけを落とした殻付きエビをキッチンばさみで背開きにし、焼き蒸しにする一品。背開きにしたエビを海水程度の塩水で洗い、うまみはそのままに臭みだけを取ります。あとは、フライパンで殻を下にして焼き、少量の水を加えて10秒ほど蒸し焼きに。時短でできますし、殻側しか焼かないのでエキスもこぼれません。
出典: しんじょ(しんじょう/真薯)は、エビ・カニ・白身魚のすり身に山芋や卵白などを混ぜて調理した日本料理。こちらは、はんぺんを使って、レンジで仕上げるお手軽レシピです。簡単なのに、料亭風の出来栄え。和食がグレードアップします。
出典: おせちなどでおなじみのエビのうま煮は、どんなお祝い事の席にもよく合う縁起物の料理です。殻付きのまま調理して、見映えよく仕上げます。色も美しく、食卓が華やぎます。
出典: むきエビをさっとゆでたら、アボカドと麺つゆとすし酢ベースの調味料で和えるだけ。仕上げにごまを振りかけて香ばしさをプラス。おつまみにもおすすめです。
出典: むきエビと木綿豆腐、調味料を混ぜ合わせ、丸めて揚げるだけの2ステップで簡単!ふわふわ食感で、エビのぷりっと感と紅しょうががいいアクセントになっています。お好み焼きソースやマヨネーズをトッピングしても◎
出典: ぷりっとしたエビとねっとりした里芋に、濃厚な黒ごま味噌がよくからみます。黒ごまはアントシアニンも豊富で、栄養価の高い充実のおかずになります。
出典: 小田巻蒸しは、うどん入りの茶碗蒸しで、大阪の郷土料理。繊細な味わいを持ちながら食べ応えもあり、年代を問わず喜ばれます。えびは殻付きのままさっと塩ゆでし、尻尾を残して一緒に入れると彩りのアクセントになりますね。
出典: 包丁でたたいたエビに調味料を混ぜて丸くまとめ、だし汁で煮ます。とろみをつけて、青梗菜を彩りに添えたら、美しい和の一品のできあがり。おもてなしのお膳にもよく合います。
甘エビなどをお刺身にしたら、残った頭をこんがり焼き、お水を加えて10分ほど煮ると極上の出汁が取れます。この出汁で作るお味噌汁は、お店のような本格的な深い味わい。最後に出汁を取ったあとのエビの頭を飾るのも特別感があります。
出典: 乾燥の小エビを使って、簡単に作れる佃煮。作り置きできますので、ご飯にかけたり、お弁当に入れたり、いろいろと重宝します。おにぎりにしたり、和え物に使うのもよさそうですね。
出典: 干し桜エビを使った手作りのおせんべい。素朴で自然味あるおいしさに、ついつい手が伸びます。シンプルな材料で作る、安心で体にも優しいおやつやおつまみにもなります。
出典: ぷりぷりエビが入った、ちょっと豪華なニラ玉。豆板醤とオイスターソースが効いた、しっかり味の満足おかずです。卵は、ふんわり半熟にするのがおいしさのポイント。
下処理をして下味をつけたむきエビを炒め、鶏ガラスープの素などの調味料を加えた溶き卵を炒め合わせるだけ。ごま油の香りが食欲をそそります。シンプルで超簡単なので、あと一品ほしいときにもぴったり。お弁当おかずにするときは、しっかりめに火を通しましょう。
出典: やはりエビとアボカドは、中華でもゴールデンコンビ。簡単に巻くだけで、豪華な中華のメイン料理になります。大葉やみょうががさっぱりとしたアクセントになって、後味のいい揚げ物。揚げたてパリパリを楽しみましょう。
エビ・ブロッコリー・蓮根の濃厚オイスターソース炒め
出典: エビ・ホタテのうまみに、蓮根の歯応えをプラスした贅沢な炒め物。オイスターソースやバターが、コクのある味わいにしてくれます。
出典: 餃子をヘルシーにいただくには、水餃子もおすすめ。ぎっしりエビが詰まった水餃子は、ぷりぷり感がより際立ちます。ざく切りのニラがたっぷりの万能だれをつけて召し上がれ。
出典: さまざまな具材に餡がからんで贅沢なおいしさの八宝菜は、中華の定番。エビは、むきえびを使えば手間もなく、具材からうまみが出るのでガラスープなども不要です。
出典: ぷりぷりで、もちもち。ちょっと地味な印象の大根餅にエビを加えることで、味も食感も見た目も華やかにランクアップします。こだわりのおかずとしても楽しめそう。
出典: 酔っ払いエビは、本来は活きエビを紹興酒に漬け込んで調理するものですが、こちらはその簡単アレンジ。甘エビを紹興酒ベースのたれに漬け込んだものです。まさに大人の味わい。ホタテやイカの刺身でもおいしくできます。
出典: ヤンニョムチキンならぬヤンニョムエビ。くせのないエビには、韓国風の甘辛い味もよくなじみます。焼いて和えるだけなので簡単。冷凍エビなどを使ってもおいしくできますよ。
出典: エビや野菜がたっぷり入った韓国チヂミ。生地に片栗粉を入れることで、表面はカリッとしながらも、もちっとした食感です。このレシピでは冷凍エビを使っていますが、もちろん生のバナメイエビなどを使っておいしくできます。
出典: エビとブロッコリーの組み合わせは、韓国風の味付けでも間違いないおいしさ。ちょっとピリ辛なコチュジャンの味も、マヨネーズでマイルドに。レンジなども使用した簡単・時短レシピです。
エビ&アボカドの黄金コンビ。のサンドイッチのメニューにあれば、結局のところ、コレが一番!という方も多いのではないでしょうか?今回は、和え物、サラダ、パスタ、サンドイッチ、さらにおつまみ系まで、バリエーション豊かなレシピをたっぷりご紹介します。ぜひお試しあれ!
人気の組み合わせ、エビとアボカドの料理レシピが紹介されています。
エビと卵とブロッコリーのハニーマスタードマヨサラダ
出典: マヨネーズにハニーマスタードを合わせることで、少し甘めのくせになる味わいに。エビの赤・卵の黄・ブロッコリーの緑、色の組み合わせもきれいですね。
えびとブロッコリーは、一緒に使うともっとおいしい!シンプルな炒め物やサラダの他、パスタやグラタンの具材にもなります。いつもの食卓にもおもてなしにも、お弁当のおかずにも使えるえびとブロッコリーは、常備しておくと便利。食材の良さが引き立つレシピのストックを増やしましょう♪
相性のいいエビとブロッコリーの料理レシピが紹介されています。
絶品おつまみ♪エビと芽キャベツのバターガーリックソテー
出典: ガーリックバター風味で、ワインにもよく合うバル風のおつまみに。ディナーの前菜としても楽しめそうな、おしゃれで贅沢なひと皿になります。
出典: ぷりぷりエビとクリーミーなアボカドの鉄板コンビに、みんなが大好きなオーロラソースをまとわせた一品。まろやかなおいしさはもちろん、色も美しくごちそう感たっぷり。
出典: ホワイトソースをわざわざ作らなくても、炒めた具材に直接粉を振り入れてできる簡単なエビマカロニグラタン。焼くのはオーブンでもトースターでもOK。下処理ずみの冷凍むきエビを使うとより手軽です。
出典: ホームパーティーを華やかに盛り上げてくれるエビのアヒージョ。有頭エビの頭・殻・尾で出汁を取っていますので、うまみ濃厚。そのオイルにバゲットを浸して食べるのも贅沢なおいしさです。
出典: エビチリを、トマトとチーズで洋風アレンジ。エビのうまみとトマトの酸味、チーズのクリーミーなコクが混ざり合って、中華風のエビチリとはまた違う新鮮なおいしさ。ぜひお試しを。
出典: コロッケの中でもおしゃれで上質なイメージのあるクリームコロッケ。少し時間はかかりますが、休日などにレストランのようなエビクリームコロッケを作ってみませんか。きっと自慢の料理になりますよ。
出典: ニンニク・鷹の爪・オリーブオイルを使ったエビと大根のぺペロンチーノ。洋風でありながら、味付けには醤油を使い、和風味も香らせます。炒めるだけの簡単さ。時間がないときや、あと一品にもおすすめ。
出典: 卵白を泡立てた衣をまとわせたエビのフリッターは、ふわふわサクサクで独特な味わい。エビフライなどとは一線を画す、おしゃれな洋風天ぷらです。ビールなどのおともにぴったりで、やめられないおいしさ。
出典: こちらは、背開きにしたエビにオレンジ風味の卵液をつけながら焼いたピカタ。ちょっとユニークでおしゃれな一品ですね。行楽のお弁当やホームパーティーのメニューに取り入れるのもいいかもしれません。
出典: エスニック料理の前菜としておなじみの生春巻きは、ライスペーパーにエビと野菜と春雨をくるりと巻くだけなので簡単!エビが外側に見えるように巻くのがきれいに見せるコツです。こちらは、ポン酢のタレですが、もちろんナンプラーやスイートチリソースの本場風のタレもおすすめ。
出典: こちらは、便利なボイルエビと春雨を使ったアジアンサラダ。作り置きもでき、持ち寄りパーティなどにも重宝する一品です。
出典: エビを使ったグリーンカレーも、エスニック料理の代表格ですね。タイカレーペーストなどを使えば、おうちでも簡単に本場の味が出せます。ココナッツミルクを加えて、スパイシーな中にもまろやかな味わいに。
出典: プーパッポンカリーはタイの名物で、ワタリガニをスパイシーに味付けし、卵でとじたもの。こちらのレシピでは、エビで代用しています。エスニック調味料やココナッツミルクなどが溶け合って、現地の風味が楽しめます。
出典: お米の麺フォーを使った、出店風のタイラーメン。桜エビや豚ひき肉からいい出汁が出ます。シャキシャキのもやしもいいアクセントになります。お好みでパクチーを加えてみてください。
出典: インドネシアの名物焼き飯料理、ナシゴレン。ぷりぷりエビやナンプラー、パクチーなどが南国らしい風味を満喫できます。仕上げに目玉焼きをのせれば、おしゃれなカフェ風ワンプレートに♪休日のランチなどにもおすすめです。
出典: タイ名物料理のひとつ、エビトースト。粗めに叩いたエビのペーストをパンにたっぷり塗って、カラッと揚げます。おつまみにぴったり。パクチーを添えると、より本格的ですね。
出典: シュリンプペーストは、オキアミやエビに塩を加えて発酵させた、東南アジアの調味料。炒め物やスープなどによく使われます。こちらは、このシュリンプペーストをワンタン皮に塗ってくるりと丸め、さっと揚げたおつまみ。なんともいえない味わい深さでくせになります。
出典: エビとじゃがいもを使った、シンプルなエスニック風炒め物。スイートチリソースと甘酢を使用した、少し甘酸っぱい味付けです。おかずとしてもいいですが、丼ものにするのもおすすめ。
出典: レモン風味をきかせたトムヤムクン風のスープ。殻付きエビのうまみとコクが深い味わいを引き出します。玉ねぎをペースト状になるまでしっかり炒めるのがポイント。
出典: ライスペーパーを使ったエスニック風の蒸し餃子。です。蒸し器ではなくフライパンで蒸せば簡単ですし、油を使わないのでとてもヘルシーです。からし醤油だけでなく、ナンプラー×レモン汁、スイートチリソースを付けるのもおすすめ。
出典: 手軽なむきエビや、あえて殻のまま調理してそのうまみを最大限に生かしたり…。いろんな調理法や味付けで自在に楽しめるエビ。レパートリーを増やして、和・洋・中・韓・エスニック、新しい魅力をどんどん発見してみましょう♪