栄養豊富なゴーヤを食べてパワフルに!
今回は、ゴーヤの栄養パワーや苦味を和らげる下処理方法、またおすすめのゴーヤレシピを紹介していきます!ぜひ栄養豊富なおいしいゴーヤ料理を食卓に並べてみてくださいね♪
ますは「ゴーヤ」について知ろう!
ゴーヤはなぜ苦いの?
トマトよりも豊富な「ビタミンC」で美白効果も期待
ゴーヤにはトマトやレモンの2~5倍程度のビタミンCが豊富に含まれているのだとか!ビタミンCはシミの原因となるメラニンの生成や色素沈着を抑制したり、肌のハリや潤いに欠かせないコラーゲンの生成などの役割を担っていると言われています。
夏に降り注ぐ紫外線対策として、ゴーヤはピッタリな美肌食材と言えそうです。
エイジングケアが期待できる「鉄分」
ゴーヤには鉄分も豊富で、ホウレン草の2倍相当の量を含んでいると言われています。
鉄分は血中にあるヘモグロビンを構成するための重要な栄養素で、体を酸化させ老化に繋がると言われる「活性酸素を」分解する働きから、エイジングケアにも効果が期待できます。
さらにビタミンCと一緒に摂ることで、吸収率もアップすると言われているので、両方の栄養素を持つゴーヤは、積極的に摂りたい食材と言えます。
腸内環境が整えばお肌の調子もUP!「食物繊維」
腸内環境が悪いと、体が重くスッキリしなかったり、お肌の状態が優れなかったりと不調を感じることがあります。そんな時に摂りたい栄養素が食物繊維。
ゴーヤには水溶性の食物繊維がたくさん含まれています。水溶性の場合、水分をたくさん含んで粘りがある状態となり、いらないものを吸着させて体外に排出すると言われているので、美肌にとっても嬉しい効果が期待できますね。
「ゴーヤ」を美味しく食べるコツを知ろう!
新鮮なゴーヤの選び方
おいしいゴーヤは色が濃く、表面のイボの大きさが均一でハリとツヤがあるとされています。また傷がついていないもので、手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選ぶと良いでしょう。一般的には緑色が濃いほど苦味が強いと言われていますが、それだけ栄養豊富と言えそうです。
下処理で苦味を和らげる
最後に下茹ですることで苦味を軽減できますが、苦味成分のモモルデシンやビタミンCは水に溶けやすく、栄養も一緒に失われる可能性があります。
出来るだけさっと茹でるだけにすることで、栄養成分の流出は最小限に抑えられるでしょう。もしくはレンジでチンすればその心配もなくなります。
さらに最初に取ったワタと種ですが、こちらも捨てずに置いておきましょう。ワタと種でもう一品作れるだけでなく、ワタを取らずそのまま調理することもできるので、料理によって違った食感を楽しむのもおすすめです。
ゴーヤの保存方法
すぐに使わない場合は、冷蔵保存すれば1週間程度は保存できます。その時ワタと種から傷んでくるので、スプーンで取り除いてから、乾燥や湿気から守るためにキッチンペーパーで包んだあとラップでくるみましょう。また立てて保存しておくと、より新鮮に保てると言われています。
さらに冷凍保存すると、1ヶ月程度保存することが可能。その時はワタと種を取り除いたあとカットし、さっと下茹でしておきましょう。
しっかりと水気を拭き取ってから、冷凍保存用のジッパーなどに入れて冷凍庫で保存しておけば、使いたいときに使う分だけ出せるので便利ですね。
とはいえ、冷蔵も冷凍保存も出来るだけ早く食べきるのがベストです。
ゴーヤの食べ過ぎには要注意
これはゴーヤに限ったことではありませんが、いくら栄養豊富だからと言っても食べ過ぎは禁物です。
苦味成分のモモルデシンは、胃の働きを良くすると言われていますが、摂りすぎると胃酸過多になってしまい胃への刺激が強くなる可能性があります。
その日の体調や元々の体質にもよると思いますが、適量を心掛けて摂るようにしましょう。
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栄養豊富な「ゴーヤ」をおいしくいただこう!
いかがでしたか?ゴーヤは女性に嬉しい栄養素の宝庫であり、おいしく食べることができるレシピもたくさんあります。おいしいゴーヤレシピをたくさん覚えて、暑い夏を乗り切りましょう!
ゴーヤの苦味の正体は「モモルデシン」という成分が含まれているため。この成分は胃液の分泌を促す効果が期待でき、夏に多い食欲不振などの夏バテにも良いと言われています。